わあ!
取り上げられてる!
ありがとうございます!!
うーん……自分で「タカナシさんにはこんなのがいいんじゃないか!?」と挙げときながらこんな事を言うのはアレなんですが……
ここで挙げた4つって、ぶっちゃけ私はあくまで「作品のギミック」でしかないと思っていて。
勿論ギミックは大事ですよ? ギミック自体が大切な、例えば探偵推理モノとかね。あれはギミック大事。
でも。
そもそもタカナシさんは、コレらの作品を使って、何を表現したいのかな? って。
ちょっと長くなりそうだな。お時間のある時にでも。
まず齟齬を生じさせない為に言葉について定義しますが。
私が言う「表現したい物」っていうのはつまり、「表現したい感情」です。
スッキリ爽快?
萌え萌えなドキドキ?
一筋縄ではいかない人間の葛藤を見た時のエモさ?
郷愁?
読んだあとに残る叙情的感覚?
etc……
タカナシさんが表現したい感情というのは、そのまま読者に伝えたい感情、となります。
タカナシさんはどの感情を自分で感じたいから作品を書きますか?
まずは、そこをハッキリさせないと、ギミックをアレコレいじり倒すだけとなり、本質がブレてってしまいます。
なのでまずはそこをハッキリさせたほうがいいと、私は思います。
漫画、小説、映画、使う手法は違いますが、総じてそれらは「参照者の気持ちを動かす物」です。動かなかった場合には「つまんなかったな」「どこが面白いのか分からない」「あとあと思い返すと、見たことしか覚えてない」となります。
僧侶と商人、悪徳領主と執事、ヤンデレとリアリスト、ネガティブとポジティブ
コレらはあくまで、タカナシさんが読者に与えたい感情を表現する為の、ギミック、演出道具でしかありません。
しかもこれら、多分見てる人たちに与えやすい感情が違う。
ちなみに、私のバズったあの作品は「今もあるのに可視化されにくい理不尽をぶっ飛ばす」カタルシス、いわば水戸黄門・暴れん坊将軍・遠山の金さんなどの時代劇に代表される物を、私が表現出来る形にリブートした物です。
つまり、私が表現したかった感情は『理不尽に対して「それは嫌だ」と声をあげる爽快感』です。
それを、悪役令嬢とその継母というギミックを使って表現してるに過ぎないんです。
ついでに言うと、幼児とキャッキャうふふしながら遊ぶ、っていうのを見るのが好きだから、あのギミックを使ったという。
上記を踏まえ。
最後にもう一回尋ねます。
タカナシさんは、今回のカクヨムコン9の作品で、どんな感情を表現したいんですか?
ギミックの話は、その後ついてくる物なのではないでしょうか?
……なんか、説教くさいなぁ……
気分を害されたら申し訳ないです。
私もプロではないので、もしかしたら指摘の方向がオカシイかもしれないので。
聞き流していただいても構いません。
変わらず、タカナシさんを応援しておりますからね!!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今回お答えするのが、牧野さまの望んだ回答か分からないですし、もしかしたら幻滅されるかもしれないですが、お答えしますね。
何を伝えたいか。つまりテーマですよね。
私は常に、『楽しんでもらいたい!』っていうのが先にあるんですよ。
本って面白いんだよって言うのを伝えたいんですよ。
というのがあって、想定読者が楽しんでくれるような作品を書こうとしています。
で、流れとしては、大きなテーマは『楽しんでもらいたい』でそこからギミックをこうして決めて、次に想定読者を決めます。で、そこでその想定読者が楽しめそうなテーマをそこで初めて決めるんですよね。
あの人はこういうの好き好んでくれるかな? こういう展開は嫌いかなとか考えて作っていきます。
この考えが、そんなん表現したいものじゃないやんっ! ってなるかもしれないですが、たぶん、何を言われてもこれは変わらないと思うんですよね。
なので、ギミック段階だと、まだ何にも決まってないです。いつもは書く過程を見せないので、その順番の齟齬は発生しないのですが(;'∀')
しかも、今回はこの段階でどれが良いか聞いてしまっているので余計ですね。
テーマとかぶつけたい感情とかがないと作品がブレるというのは正しいと思います。私もそう思いますし。ただ、すみません。私の小説の書き方だと、まだなんですよ。ギミックが先に来ちゃうんですよね(;^_^A
今回、どうも多くの方はギミックはそこまで最初に決める感じじゃないようなので、もしかすると私の小説の書き方が異質な可能性がかなりありますね。
現段階の情報だと3が面白そうな気がしますが、判断するにはまだ情報が足りないかな、という気がしました……(><)
今はまだキャラクターの設定だけが前に出ている気がしたので、「こんなキャラクターとこんなキャラクターが〇〇するために(〇〇という目的のために)△△する」というところまであったほうが、判断しやすいかもしれません(*´▽`*)
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ふむふむ。キャラの深堀をもっとってところですね!
深堀はどれにするか決めてからになりそうですね(;'∀')
編集済
追記: やはり2で!
贖罪の要素を入れられそうで、物語として深くできるのではないでしょうか。
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2です。
質問をいくつか。
35歳くらいでようやく転生者だと気づいた、というのがおもしろいと思いましたが、すでにテンプレとして存在している設定ですか?
1.2.それぞれ、キャラの目的は何でしょうか(最終的な目的によっておもしろさが変わってくると思うので)。
>放置された呪いのアイテムを回収または売買する僧侶と商人のホラーコメディ
アイテムを回収または売買して、最終的な目的は何なのでしょうか。
僧侶と商人の目的は一緒ですか、それとも対立しますか?
>悪徳領主として行っていたことを挽回する為になんとかしようとする領主と、悪徳時代から何か深い考えがあるんだと諦めず付き添っていた初老の執事のハートフルコメディ。
悪徳領主の目的は、悪事の挽回ですね。
初老の執事の目的は、領主を支えることでしょうか? または領民のため? それともほかに何かあるのでしょうか。
悪徳領主の性別はどちらですか?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ご質問お答えさせていただきます。
<35歳くらいでようやく転生者だと気づいた、というのがおもしろいと思いましたが、すでにテンプレとして存在している設定ですか?
テンプレとしては私は知らないので、たぶんテンプレではないかと思います。
1.2.それぞれ、キャラの目的は何でしょうか(最終的な目的によっておもしろさが変わってくると思うので)。
1は、勇者がいらねって捨てた呪いのアイテムが人々に被害を与えているので、それらの回収が目的になります。ゲーム的にするなら、『あたま』『からだ』『ぶき』『たて』『アクセサリ』の5つくらいですかね。
僧侶は純粋に回収。商人はそれプラス金儲けになります。
2は、コメントの通り、悪徳領主の挽回で、執事の目的がまだふわっとしてますね(;'∀') 性別は両方とも男性を考えています。
私は1ですね。
やはり別口でこのエピソードの意見を募られていたことからして、タカナシさんご自身は1を書きたいのではないのかなと感じた次第です。
いつも楽しんで書かれているタカナシさんだからこそ、ご自身が最も楽しく書けそうなネタで挑戦されるのがよいのではないかと思います。
書いているときの楽しい気持ちが読者に波及し、一緒に楽しめる作品になるのがベターではないかと。
コメントを取り上げていただきありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ
外山氏の本では、文体に関係なく「既知を読む」のがアルファー読みと定義されているので、連作短編も内容が既知のもので読みやすいのであればアルファー読みに分類されると考えられます。
逆に、未知の内容が羅列してあり何度も読まないと意味が理解できない場合、ベーター読みになります。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
1~3まではどれも楽しく書けますよ!
4も人からのお題で書くのは好きなので、全然楽しく書けますよ(>_<)
お気遣いありがとうございます!!