【考察】戦略を考えなければいけません、マジで。

皆様お早う御座います、まちかりです。


 先日ご報告したように、第11回ネット小説大賞に応募して、テンプレのように二次選考で敗退しました。


 God damn! Bull shit! ……汚い言葉ですいません、感想読んでたら高ぶってしまいました。


 その感想とはこんな感じです。そのまま載せるのもヤバいので、要点だけ書きます。

「スナイパーという存在のおかげで息をのむような雰囲気がある」

「命が簡単に失われてしまう世界が衝撃的だが、その表現が最大の特徴」

「虚しいのに清々しく感じる不思議な読後感」


 ……だそうです。皆さん、どう思われますか?

 いいこと書いたあるような感じですが、凡庸だと思いませんか?


 レビューを頂いた方々の文章の方が、まちかりにとっても心に響く素晴らしいレビューでした。まあ、以前にも書いたように下手に悪いところを突っ込んで書いて、恨まれたあげくに放火、なんてことが無いようにと思えばこんなものかとも思いますが、なんとも白々しい感想です。


 ところで頭のいい方もいらっしゃって、今回のコンテストを分析している方がいらっしゃいます。


https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1056924/blogkey/3225942/


内容の内訳的には


異世界〔恋愛〕 18作品

現実世界〔恋愛〕 6作品

ハイファンタジー〔ファンタジー〕 27作品

ローファンタジー〔ファンタジー〕 7作品

歴史〔文芸〕 3作品

ヒューマンドラマ〔文芸〕 3作品

ホラー〔文芸〕 2作品

推理〔文芸〕 2作品

アクション〔文芸〕 1作品

純文学〔文芸〕 1作品

パニック〔SF〕 1作品


 相変わらず異世界・ファンタジーが大挙しています。18+6+27+7=58

 71作のうち58作品、約8割が占めています。ところがこの内訳はそれぞれの作者が選んだカテゴリーでして、タイトルのキーワードを見るとさらに違います。


歴史3作品=孔明・信長・杜氏

ヒューマンドラマ3作品=前世・ハートクリニック・君(転生もの×1)

ホラー2作品=怪談集・タクシーの運転手

推理2作品=敵を討て・SPY

アクション1作品=勇者(ファンタジー×1)

純文学1作品=ツキノワグマ

パニック1作品=管理機構


 まあこんな感じでファンタジーは60作品に上ります、ほぼ85%ですね。ファンタジー以外は11作しかありません。これを見てお判りいただけるかと思いますが、〝なろう〟では依然として転生や異世界などのファンタジーが中心だということです。それが読者層を表していて、まちかりが欲するスピード感あふれるアクションや火を噴く銃器、陰謀や謀略にあふれた作品はお呼びではないようです。


 ここに応募しても何の成果もないことは、目に見えて明らかです。


 ここでまちかりは戦略を変えます。基本的に一般公募に目標を切り替え、カクヨムはサブ的な位置づけにしていきます。〝なろう〟については、撤退の方向で検討していきます。


 このコラムをご覧になっている皆様におかれましても、どうかご自分の作品のためにもなにとぞ深謀遠慮の上、ご応募ください。宜しくお願い致します。


 書いていきますよ!

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