応援コメント

2-6 食べてはいけない」への応援コメント


  • 編集済

    続いてこんばんは。
    以前、木船から繋げての推察で犠牲者が八人なのかなと考えたりしましたが、どうも「八」という数字が関わりますね。
    と言っても八代、八重咲きというくらいですが。
    不知火とは海に見える怪火なので、彼女は幻という暗喩なのかなとも思いました。つまり嘘つき、あるいは偽りを抱えている?

    うーん、先回立てた仲間説から見ると、彼の言葉があの人の援護射撃にしか聞こえませんね。
    とか思っていたら、びっしりと鱗を生やして腕で這いずるって──その鱗、釘とかじゃないですよね。

    人魚を食べれば不老不死。この村においてそれは巫女で、だから巫女は短命、と。
    ふぅむ、筋の通ったお話には聞こえますね。この説に沿って考えるなら、楚羅さんだけが生きながらえているのがやはりおかしいとなりますけれど。見目変わらず長命というと、楚羅さん自身が比丘尼のようでもあります。
    実際にそうなのか、それとも比丘尼になぞらえた役職的なものがあるのか。

    梗介の「大人なんて、気持ち悪い奴ばっかりだ」は、はて?
    大柴先生を念頭に置いての言葉と受け取れますが、”ばっかりだ”という言い方は複数を指していますね。
    個人を示していると察せられないための言い回しとも考えられますが、彼が大柴先生を嫌っているのは既知の事実のはず。それをごまかすのは、どうもおかしいように感じます。
    大柴先生もこの二人の仲間で、それぞれ嫌い合っていると見せかけているんでしょうかね。となると大柴先生も、何か大きな役目を担っていることになりそうです。

    ああ、そうそう。一つ忘れてました。
    人魚と巫女については、まあお話として分かりますけれども。すると、先んじてまれびとが死ななければならない理由が分からなくなりますね。
    儀式だからというだけで、理由はない?
    いやそんなバカな。
    うーん……分かりませんね。

    作者からの返信

    雪羽さん~おはようございます!₍₍◝(*˙꒳˙* )◟⁾⁾コメントありがとうございます!
    八尾比丘尼にも「八」という数字が入っていますもんね。雪羽さんが美月の以前の名字を覚えていてくださったことに「おっ!!」と感動しました!(*'ω'*)不知火についての言及も、今までどなたからもいただいておりませんでしたので、本当に細かいところまで見てくださっているんだなぁと、改めて感激しております(*´ω`*)もし、そこに偽りがあるのだとしたら……その偽りは、どんなものなのでしょうね……?

    >びっしりと鱗を生やして腕で這いずる……
    >この節に沿って考えるなら、楚羅さんだけが生きながらえているのがやはりおかしい……
    オカルトなのか、人為的なものなのか、真偽が不明の新情報が齎されましたね。それに確か雪羽さんは、以前にも楚羅の生き残りについて疑惑の目を向けてくださいましたよね。数多の犠牲が出る中、一人だけ無事だなんて、どうしたって怪しいですよね。ふふふ……村の謎について、考えるべきことが多い中、1章から存在していたこの疑問に、今も目を向けていただけることが嬉しいです( *´艸`)

    >梗介の「大人なんて、気持ち悪い奴ばっかりだ」は、はて?
    コメント欄に集まったご感想の雰囲気から、この台詞をさらりと読み流した方は多いと思います。そんな中で、この台詞がアンテナに引っ掛かったということは、やはり……こちらの一連の考察と、以前にいただいた鋭いご感想から、やはり雪羽さんの中で、一つの確信が育ち続けているのだろうな、とはっきり伝わりました。
    今作の最新話に考察コメントをいつも残してくださる皆さん、けっこう他の方々の考察コメントも読み込んで推理なさっているそうなので(笑)、ここでの明言はもう少しだけ控えますが、答え合わせの瞬間が、すっごく楽しみです……!!

    >先んじてまれびとが死ななければならない理由が分からなくなりますね。
    >儀式だからというだけで、理由はない?
    おおっ……「まれびとが死ななければならない理由」について、ここで深く考えてくださる方がいらっしゃった……! 仰ってくださったように、ここで語られているのは八尾比丘尼伝説。そこにまれびとは関わっていませんよね……? 煙に巻かれず、真実を探求しようとする慧眼に、圧倒されております……!

  • 八百比丘尼=人魚の憑坐となることで人魚の効能を得る。そしてその肉を食うことでまた不老長寿の効能を得る。はー、なるほど。考えましたねゆずこさん……。
    ただこの回、”まれびと„が殺された理由については触れてないんですよねー。殺人(と決まったわけでもないのですが)の周辺情報、それもどこまで関係あるか分からない話なので(ミステリー界隈では『見立て殺人』の見立てにそれほど意味がなかったような展開はたまにあります)、むしろ推理する際の雑音になりかねませんね。これはこれとして受け止めつつ、冷静に情報を整理することが求められていると思います。
    八百比丘尼伝説はいわば少し仏教的な考えのある伝説ですが、それと憑坐さまという神道が(海棠家は神職で神社だったと思うので)混ざるあたり、何でもごった煮の日本人らしさが出ていていいなーと思いました。いかにも土着信仰っぽい。神仏がきちんと分かれているのは教養ある上方の文化ですからね。仮に八百比丘尼伝説の濃い若狭の方が本作の舞台だと考えるとちょうど良い塩梅だなと少し感じ入りました。人魚伝説は大陸から伝わった側面もあるそうで、日本海側に伝説が多いそうです。そういう一面もまた、本作の厚みを示していますね。
    さてさて、個人的には梗介くんの言動が気になるところではありますが……引き続き、楽しませてもらいます!

    作者からの返信

    飯田さん~! 続けてコメントくださり、ありがとうございます!( ᷇࿀ ᷆ )♡とっても励みになります!
    >八百比丘尼=人魚の憑坐となることで人魚の効能を得る。そしてその肉を食うことでまた不老長寿の効能を得る……
    へへっ、お褒めの言葉を頂戴できて嬉しいです( ᷇࿀ ᷆ )♡今回は、作中に張る伏線の量が、他の自作よりも圧倒的に多い分、構成の苦労も多いので、お言葉が胸に沁みます……!
    そして、飯田さんが気づいてくださったように、なぜ〝まれびと〟が殺されたのか、凛汰も考察できなかったように、三隅もまた言及しませんでしたね。ここで「冷静に情報を整理することが求められている」と見極めてくださっている飯田さんは、やはり探偵スキルが高いなと改めて思いました。

    >八百比丘尼伝説はいわば少し仏教的な考えのある伝説ですが、それと憑坐さまという神道が(海棠家は神職で神社だったと思うので)混ざるあたり、何でもごった煮の日本人らしさが出ていていいなーと……
    きゃーめちゃくちゃ嬉しいです!!! そこはまさに、密かに意識していたことでした。八尾比丘尼伝説は、飯田さんが仰る通り、尼さんの伝説ということからも、仏教的な考えを含んでいますが、それでもお祀りしている神社などが現存しているところに、日本らしい趣を感じたんですよね。いかにも土着信仰っぽいのお言葉から、描きたいニュアンスをお伝えできた実感が得られて、とっても嬉しい気持ちになりました。
    それに、若狭! ふふふ、ありがとうございます! 櫛湊村について、作中で「日本海側」とは書いてきませんでしたが、何度か「寒冷地」とは書いてきましたので、飯田さんのコメントを読んでニコニコしておりました( ᷇࿀ ᷆ )♡

    梗介の言動が、気になりますか……飯田さんなら、きっと気にしてくださるだろうなと思っておりました( ˘ω˘ )引き続き、彼の動向を見守っていただけますと嬉しいです!

  • 一初ゆずこ様

    人は何故カニバリズムという禁忌を犯してまでも生に執着するのでしょうか?
    ゆずこ様のこのお話には、人間の根源的な欲望とその所以を鋭く抉り出すかのような深みを感じます。人間の昏い深淵を垣間見るようです。
    そして、謎を解く(裏付ける)ひとつのカギは、楚羅さんの厚化粧の下に隠された素顔にあるような気もいたします。

    作者からの返信

    ブロッコリーさん、コメントありがとうございます!
    >人間の根源的な欲望とその所以を鋭く……
    わあっそう言っていただけて、すごく嬉しいです!(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾♡ この物語の登場人物たちは、それぞれが何かを隠しているようなので、まさに仰ってくださったような「昏い深淵」を感じ取っていただけたことが嬉しく、ブロッコリーさんにお読みいただけた幸せを実感しております。

    >そして、謎を解く(裏付ける)ひとつのカギは、楚羅さんの厚化粧の下に隠された素顔にあるような……
    おおっ、ブロッコリーさんも、楚羅の厚化粧を気にしてくださっていたのですね……! 入念にはたかれた白粉の下に、楚羅は何かを隠しているのか……ふふふ、また見守っていただけますと嬉しいです……!( ˘ω˘ )

  • ついに触れてしまった、カニバリズム。
    喰いたいけど、喰われたくない。
    しかし「おれは人間をやめるぞ!」と、それをしたところで、本当に不老長寿になれたのでしょうか……。
    「喰う」ということだけが独り歩きして、それが暴走しているようなイメージです。
    ……三隅さんの話が、「正しい」として、ですが^^;

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    四谷軒さん、コメントありがとうございます!
    ついに来ました、カニバリズム……! 「おれは人間をやめるぞ!」に噴きました笑 
    四谷軒さんが仰ってくださったように、そして三隅も指摘しているように、食べたからといって望んだ効果が得られるとは限りませんよね。それに、三隅の話が正しいということを、ここでも「信じる」か「信じない」か、試されているという……( ˘ω˘ )
    このお喋り好きなおじさん、まだ喋り足りないようなので、次話も🦀をバリバリズゥムズゥムすする(フォロワーさんの言い回しが気に入りました)回になりそうですね! いつもお付き合いいただけて嬉しいですー!(*ฅ́˘ฅ̀*)

  • なるほど、憑坐さまの巫女が生贄(言っちゃった)の肉を食べるのではなく、巫女の肉を食べる人が不老長寿を得るパターンも考えられる……
    若作りしている楚羅さんは、なんとなく八尾比丘尼のイメージに繋がるんですが。長年巫女を務めた彼女は、何かしらありそうですよね。

    作者からの返信

    すずめさん~コメントありがとうございます!
    櫛湊村の生贄()について、専門家の意見を取り入れて、考察が深まった回でした(☝ ՞ਊ ՞)☝巫女が食べる側でも、食べられる側でも、どちらにせよ、こんな考察が生まれる土壌がある、というところが、この因習村のめっちゃ嫌なところですね……(☝ ՞ਊ ՞)☝

    >若作りしている楚羅さんは、なんとなく八尾比丘尼のイメージに……
    すずめさんは、前々から楚羅の顔についても気に掛けてくださってましたよね。そういう直感って、なかなか侮れないものがありますよね……ふふふ……! コメントを読んで、生前の礼司が「相手の視点を学んで、互いの不足を補い合えば」という話を、凛汰と美月にしていたことを振り返りました。すずめさんは、美月寄りの視点で挑まれていて、さらに情報収集を進めることで、凛汰の視点も取り入れてくださっている感じがします。その感じで挑むのが、真相への近道かもしれないので、つよつよ名探偵だなと改めて思いました……!

    凛汰が教員寮に移動したことで、海棠夫妻から離れていますが、何かしらありそうな楚羅の動向を、また見守っていただけますと嬉しいですー!