第68話 悪魔の武器
新作もよろしくお願いします!!
裏切られ絶望した少年の復讐譚
https://kakuyomu.jp/works/16817330664793177655/episodes/16817330664803455889
悪魔から手渡された武器を使いこなしたのか、アロンは近接戦闘を強く志望するようになった。色々なダンジョンを周り、近接戦の経験を積んだのだ。
悪魔の武器は、非常に強力な性能を持っていたのだ。悪魔が言った通り、人間じゃ到底扱うことは出来ないだろう…
武器名:魔槍オルフェール
クラス:1
固有能力:事態反転
説明
悪魔の中でも公爵の地位につく『悪魔騎士王ベリアル』が所有している武器の一つ。非常に強力な固有能力を持っている反面、武器自体も意思を持ち扱い方がひどい場合は武器に殺される可能性がある。
『魔槍』の称号がついている武器なため、常に『貫通』の効果が付与されており防御によってダメージを軽減したり、防ぐことは不可能になる。
固有能力の事態反転は、いわゆる現実改変に当たりその使い道は様々である。例えば自身が率いている軍や味方が負けそうになっているときにこの固有能力を使用すると、その状況を反転させるほどの力を与える。
この固有能力は非情に有用で、死亡する寸前の状態の人間に使用すれば人間の細胞が強制的に再生していくのだ。そして死亡状態から、健康状態になると俺は考えている。
まだ実際にこの固有能力を使用できていないから、あまり分かっていないけど不可能なことは殆どないと思った。
そして実際に自分に試してみたのだ。昨日熱を出してしまったのだが、この槍の固有能力を利用すると俺の熱はたちまちに下がっていった。そしてすぐに体温を測ると、平熱にまで下がっていたのだ。
そして俺はアロンとともにまた新しいダンジョンに行くことにした。今回挑むダンジョンは浸食のダンジョンと呼ばれるところだ。
浸食のダンジョンは非情に敵対な個体が多く存在するため、難易度も高めに設定されているのだ。難易度が高めに設定されていることに加えて、問題があるのだ。
その問題とは、ダンジョンの前に構えているダンジョン省の直属部隊の存在なのだ。ダンジョン省の直属部隊はそこそこ強く、日本ランキングの1000~2000位くらいの人間で構成されており、ダンジョンの前に駐留しているのだ。
前にダンジョンの入口が崩壊していても、助けに入ってこないのはその直属部隊なのだ。
説明がわかりにくいだろうから、もう少し詳しく説明すると直属部隊は上官からの命令がない限りは、独断で動くことが出来ないのだ。
そして独断で動くと上から処罰されるため俺の時は簡単には動くことが出来なっかたらしいのだ。まぁそうだとしても許せないんだけどね?
そして今回行く予定の浸食のダンジョンは、駐留している部隊が多いことでも有名で最大で数十人居るらしいのだ。国内でもトップクラスに警戒されているダンジョンだけど、入れないというわけじゃないのだ。
駐留している部隊の目を避けて侵入するのではなく、普通に入っていけば良いのだ。このダンジョンに入る時に、契約書に同意すれば良いのだ。
契約書の内容は、このダンジョンで死亡した場合はすべてのものを国に寄贈しますというものだ。なぜならこのダンジョンで死んだ場合は体を乗っ取られてダンジョンの外に出て周囲の人間を襲い出すのだ。
こんな性質を持っているからか、駐留部隊が多くなったのだと考えが着くだろう…それに国に寄贈するというのは、家族とかに契約書にかいてあるので〜みたいな感じで言うつもりなのだろう…実際それで裁判に発展したらしいけど、これも予想通りで国の圧力が働いたのか、国に対して慰謝料などを求めることは出来なかったようだ。
そして俺もその契約書にサインをすることでこのダンジョンに簡単に入ることが出来るのだ。
このダンジョンは本当に危険だから注意して戦闘をしていかないとな…でも、アロンの新しい武器が火を吹きそうだ…
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