第50話【襲撃】東京大混乱(他視点)

新しい小説を投稿させていただきました〜

新作は此方です!!

謎のアプリを起動したら異世界に転移しました!!

https://kakuyomu.jp/works/16817330664057618288/episodes/16817330664065795903


あらすじは数話前に公開していますのでぜひご覧ください!!







東京は大混乱に陥っていた。元々不安定だったが、今回の化け物が襲撃をしてきたことによって更に大変なことになっていた。


化け物はウツボのような体を持っていて、顔は人間の顔をしているのだ。人々を狂気に陥れるような見た目をしている。


そしてこの化け物を目撃した民衆は逃げ惑い警察などは対処に追われていた。当然東京で起きていることなので、対処するために日本ランキング上位の者が集められた…


「良く集まってくれた。東京にいる者たちだけだがあの化け物を討伐しようと思っていた…だが、様々な県から来てくれたことで相当数な戦力が集まった。これだけの人数がいればあの化け物も討伐することが出来るだろう。」


「別にいいんだけどよ…これからどうするんだ?あの人面の化け物を見ていると結構きついんだ…」


「俺もあの化け物を見ていると、不快感が止まらないよ…だけどモンスターである以上倒せない訳では無い。だから我々が集まって戦う必要があるのだ。」


「わかった。それともう一つ聞かせてほしいんだが…ランキング二位のあいつは何処に行ったんだ?東京が活動拠点じゃなかったのか?」


「彼女に何度も連絡を取っているんだが…どうも繋がらないんだ。どうしてだか知っている人がいれば後で教えて欲しい。とりあえず今はそのことよりも、この戦力でどうやってあの化け物に対処するかだ。案がある人は教えてくれ!!」


「あの化け物は図体がでかいですけど、移動速度はそこまで早くありません。なので遠距離攻撃で徹底的に攻撃するのはどうですか?」


「遠距離攻撃は民間人にも被害を出す恐れがある。だから使用には細心の注意を払う必要がある…その点どうするつもりだ?」


「民間人への被害なんて考えてる暇はありません!!今すぐにあの化け物を殺さないとそれこそ不味いです!!」


「だがな…そもそもあのモンスターがどんなスキルを持っているのかわからないんだ。警戒して当たらなければ簡単にやられてしまうぞ?」


「こんな時あの人がいれば…というかどうしてあの人は来てないんですか!!」


「先程も言ったけど連絡が取れないんだ…どうしてこれないのか原因は調査中なんだ。」


どうして八谷…彼女は来てくれないのだろうか?彼女の家は把握しているから、彼女の家を訪ねてみたけど何も怪しい点はなかった…なんなら家の鍵が空いていたから彼女が何処かに行っている線もあるけど…


「それなら連絡をしてくれてもいいしな…」


そう考えていると、化け物に動きがあったようだ。化け物はゆっくりと海に向かって足を進めているようだった。


「どうして海に向かってるんだ?だれか分かるやつはいるか?」


「いえ…ここにいる全員がわかってません。ですが叩くなら今かと…海に向かって移動しているのは比較的ゆっくりですが、いづれはたどり着きます。その前にできれば討伐したいところです。」


「海になんて行かれたらそれこそ貿易などに影響が出る!!ただでさえ大変なんだから、今のうちに倒してしまわないと本当に不味いぞ!!」


どうすれば…このままだとただでさえ停滞している日本経済が不味いことになる!!


「くっそ!!全員出撃しろ!!まずあいつの進行方向にある東京湾に転移することが出来るモンスターを使って移動しろ!!」


「わかりました!!でも転移することが出来るモンスターなんてテイムしているのは少数です!!あのモンスターを倒すには確実に人手が足りません!!」


「大丈夫だ!!すぐに手伝いに行くから、足止めだけでも良いからしておいてくれ!!足止めが上手く行ってれば、なんとかあいつを倒せるだろう!!」


「足止めすれば良いんですね?ただ、ああいう巨体のモンスターは総じて体力が高く、ヒットバックは基本しません。それに、我々のモンスターが攻撃をしてもダメージを与えられるかは正直わかりません。それでも良いですね!!」


「もちろんだ!!耐えてくれればなんとかする!!このままあいつを東京湾に行かせてたまるか!!」


あいつが居てくれれば…もっと楽だったのに…







今日も見てくださりありがとうございます!!次回もお楽しみに〜!!


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