第48話【闘争】VS異常種

新しい小説を投稿させていただきました〜

新作は此方です!!

謎のアプリを起動したら異世界に転移しました!!

https://kakuyomu.jp/works/16817330664057618288/episodes/16817330664065795903


あらすじ

30歳無職の実家ぐらし自宅警備員(ニート)の俺は親の脛をかじりながら日々を過ごしていた…そんなある日、ついに両親にブチギレられ、家を追い出されてしまった…理由はどうであれ職にもつかずに暮らしていたのだから当然だろう…


そんなことを思いながら、ふとスマホを見ていると見慣れないアプリがインストールされていることに気づいた。アプリの利用規約などをしっかりと確認する派の俺だが、『あなたの人生をリセットしませんか?』という謳い文句に、胡散臭いと思いつつもアプリを起動してしまったのだ…


どうやらそのアプリの力はどうやら本物だったみたいで…



一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一



ルージュは巨大な槍を生み出して、スタンしている異常種に向かって投げつけた。アロンは異常種が万が一にもスタンから逃れた場合に備えて即時スタンを入れられるように、衝撃波の準備をしていた。


先程攻撃をしたがあの攻撃を食らっても異常種を倒し切ることは出来なかった…それどころか異常種は攻撃を食らった後、スタンをさせたアロンに向かって全速力で向かってきたからアイテムを一つ切ってしまった…


俺が使用したアイテムは、『強制』という強力な魔法がかけられたスクロールだ。このスクロールを使用すると、一時的に相手の行動を強制することが出来るため利便性も考えると相当強いのだ。


そして何よりもこの強制は相手に自傷行為でさえ強制させることが出来るのだ。先程俺は、アロンからできる限り遠くまで離れて可能な限り自分に傷を入れるよう強制したがほとんどダメージは受けていないようだった。


唯一期待できるものと言えば、俺が持っている他のアイテムやルージュの幻影魔法だ。ルージュが持つ幻影魔法がどこまで強力なのかは未だ計り知れない…もしかするとこの槍よりも強い魔法があるかもしれない…


そう考えていると異常種がこちらに向かって再び攻撃を仕掛けてきた…しかし先程のようになることを警戒したのかすぐに距離を詰めるのではなく、蛇行しながら近づいてきた。そして異常種の狙いは…


「俺のことを狙うよな!!異常種は今まで見てきた奴ら総じて頭がいいんだもん!!すぐに指示を出しているやつとかを理解して殺しにくるよな!!」


だけどこちらには信頼できる子がいるのだ…さぁ俺の事を守ってくれ!!


『主様には傷一つ負わせませんよ!!私と勝負です異常種!!』


今回戦っている異常種は飛行することも可能だから、地上戦しか出来ないアロンにとっては不利な戦いだろう…だけどそれをルージュがカバーすることで簡単にダメージを与えられるようになるのだ。


「ルージュ!!アロンのカバーに入って!!アロンはそのまま抑えて!!もう一個アイテムをきる!!」


俺が今回購入したのは合計で6つ…その内の2つは既に使用してしまっているから気をつけないといけない…


「このアイテムはテイムしているモンスターを一時的に超強化するものだ!!アロンのステータスは一時的に異常種すら遥かに超える力を手に入れることができるはずだ!!異常種をぶっつぶせ!!」


『いきなり力が湧いてきました…これがそのアイテムの力なんですね!!ここまでの強化とは想像も付きませんでした!!』


「このアイテムは諭吉さんが軽く50人は飛ぶからな…頼んだぞ!!」


『もちろんです!!ルージュ一番強い幻影魔法を使ってください!!私がこの異常酒のことを完全に拘束しますので私ごと切断するつもりで思いっきりやりなさい!!』


ルージュはその言葉にうなずいたかのように天高く叫ぶと、周辺の空気がルージュの周りに集まり始めた。


実際には空気が集まっているのではなく、空気の中にある魔力などいろんな物が集まっているのだがそんな事はどうでもいい…なぜなら、ルージュの上空には巨大な斧が出来上がっていたからだ。


「何だあれ…こんな魔法ってありなのか…」


俺が知っている魔法は炎や水…風等を多少の変化を加えて相手に向けて射出することくらいだ。いわゆる『ファイアボール』や『ウォーターボール』というものだろうか?


「何よりもあの斧…巨大だから防御がほとんど意味がなさそうだぞ。アロン耐えられるのか!!」


『一時的にステータスが強化されていますから問題なく耐えられます!!それに渡しの場合はコアが破壊されなければいつでも復活できますから!!』


「そう言えばそうだったね!!でも耐えられるか分からなかったら、すぐにでも横にずれるんだよ!!」


『わかりました!!ですがこの異常種…すぐに逃げようとするので話したら避けられる可能性が高いです!!ここで仕留め切るには、あの斧を確実に命中させる必要があります!!』


「…あの斧を確実に当てるにはアロンが拘束しなくちゃいけない…でも拘束をしていたら斧が当たるし…どうすれば…」


こういうときに拘束する系のアイテムを購入していないのだ…判断ミスをしたな…


「ルージュその斧を振り下ろせ!!確実にその異常種を殺すんだ!!」


俺がルージュに向かって叫ぶと、ルージュはその場で翼をはためかせながらこちらに向かって飛んできた。俺の肩に止まると、斧が異常種に向かって倒れ始めた…















今日も見てくださりありがとうございます!!次回もお楽しみに〜!!


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