まさに、ご当地怪談にぴったりな凶悪で怖い話。
簡単にあらすじを紹介しますと、江の島の海が大嫌いな主人公。その理由は江の島の海で「あるはずのないもの」を三回ほど目撃してしまったからなんです。
あるはずのないものとは、例えば家に置いてきたはずのぬいぐるみだったり、家にいるはずのインコだったり……。
ですが、それが見えるのは主人公だけ……。
という感じですね。
江の島の海は汚いとよく言いますが、その理由は人間による汚水と、火山によって砂が黒いことなんだそうです。
汚い海にさらに何かが浮かんでいると雰囲気も助長しておぞましく感じます。
本当に何か浮いてるんじゃないか?
そう読みながら思えてきました。
これが流行ったら、ユーチューバーとかが江の島の海に集まったりして……。
みなさんも、江の島に限らず海に“あるはずのないもの”が浮いていたら……ある程度、覚悟は固めた方がいいのかもしれません。