私は蝶

外を知らぬ蛹。

繭という殻を破り新たな空へ羽ばたく。

白い羽はきっと鮮やかに色づくだろう。色彩が混じり合い黒ずむかもしれない。

けれど私は空を駆ける。私を止めるものはいない。風を掴み私は飛ぶ。

そう、私は今自由となる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

榑樹那津 @NatukiSeiiti

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る