落とし穴ありそうなけいやくやな
”ぼくはうなった。このハングリーフラワー、ぼくを襲ってこようとしたわけじゃないし、討伐依頼が出てるわけでもない。ぼくとは直接、関係のない魔物なんだよな。
テレビ番組なんかで、ライオンに襲われそうになったシマウマが危うく逃れる、なんて場面を見ることがある。そしてそこに「よかった! シマウマは、危ないところを助かりました」なんてナレーションが入ったりもする。けど、ライオンがシマウマを食べるのは、自然の摂理なんだよね。シマウマが助かり続けて「良かった」ばかりになってしまえば、ライオンは餓死してしまう。そういうのを喜ぶのは自然愛護ではなくて、どっちかというと、ペットをかわいがる心理だろう。自然を愛するのなら、ライオンとシマウマはイーブンに見てあげないと。
とはいえ、実際問題として、女の子の姿をしたものが目の前で消化されそうになっているんだ。これを見逃すのも、ちょっとなあ……。
ぼくが迷っていると、彼女はせっぱ詰まった表情になった。”
この思考してるなら、今後主人公の行動は賞金、討伐依頼がでてない場合、襲われている存在がなんだろうが自分に襲わない限り基本手を出さないようにしないといけないね。
自然の摂理を重視するわけだし。
食べないと動物や魔物も餓死してしまうからね。
盗賊も食うに困ってしまうから賞金が出てない場合は放置しないとね。
残念な妖精ですなw