この物語の主人公・リエルは周囲から「醜い」「化け物」と忌み嫌われながらも、父や母からは愛されて過ごしていました。 周囲や両親とはまるで違う自分の容姿。それを自分でも「醜い」と思っていたが、ある日自分と同じような姿の持ち主と出会い……。 一人の少女の旅立ちの始まりを、シンプルな一人称で綴った短編ファンタジーです。綺麗に纏まって文章も読みやすいのでお薦めです。