第3章 AD2023 3月 かくりみ(隠身)やら不安やら
ドッキリとガックリの配分
2023-03-05
さっきの昼の瞑想:
「意識の描く幻像に見入るのをやめて、目をかっと見開け、
見よ、何も無いだろう、それがリアルであり真実なのだ」
こんな言葉使いではなかったが
昨夜の瞑想:
透明体になんとか(まだやや色味が残るが)数秒でもなれたとオババが思った時、
自分の頭と肩と腕がピカピカ内から光り出した、
違う存在になったとリアルに感じた。
こんな言語化、あるいはイメージ化ができてやや心楽しいこの時に
錐子オババ の備忘録活動開始である。
錐子オババ の最新の驚いたこと:
昨日2週間ぶりにスーパーで買い物して荷物を開いたところ、
アボカドを買ったつもりでよく見たらキーウィであった。しかもそれが美味しくない。
ちなみに、その時レジで、すごい速さで物品を流してくるレジ女性が
キャベツを転がしてきた時、錐子オババ の手がそれを掴み損ねた。
キャベツはそのまま下に落ちた、
そこにはちゃんと店のキャリーが待ち構えていたのだが、
生憎ヨーグルトがすでに並んでいた。
あっという間にチェリーヨーグルト飛散。
大騒動の後、考えたら誰が悪いわけでもない、
キャベツがボールみたいにまん丸だったことくらい。
どういう心理によるものか、錐子オババ の長年のエラー習性というもの、
これをそろそろなんとか、
面白いドッキリ効果、までに影響力を抑えようと思うに至った昨今のこと
しかし、同時にアドレナリン不足の気配となり、
1週間前にはこんなロゴが浮かんで苦笑した、「定年退職後の親父」
自分一人で、
この老いてゆく心身と
社会の壁 日独両方の法律と因習とに対抗するのは
不可能であるという、重苦しい心配状態。
具体的な対抗手段は、お金を出して法律の専門家を雇う、か、
もっと頼りになりそうな神さんとの協働作業、あるいは並行して。
ちなみに、喪の仕事の最後あたりで雇ったスマイル氏から10万円近い請求書が来た(19%の税含む)。スマホからのこの送金行為もあだやおそろかになしえたものでは無いのだが。(後述)
嬉しいドッキリも多いのだ、実は。うふふ、笑おう!
2月末、24日金曜日、透明体に今、ここでなろう、としたら
初めて瞑想らしい(推測)脳の状態を感じた。遅すぎるけど。
翌日土曜日に、朝10時練習だと思って棒術練習に出かけたが、誰もいない。
何故か知らないが、前夜から急に時間を勘違いしたのだ。
信じられない!ドッキリ1
昼に日本の税問題を考えているうちに、勘違いが起こり、
しなくてもいいのにH銀行のオンラインに入ろうとして、
パスワード拒否2回を達成した、ドッキリを超えている!
夜には、この日全く服薬してないこと発覚、都合3連発である。
心配ゆえの思考癖 リスト:
1番、デジタル心配
2番、亡夫の部屋に間借り人を入れたいその部屋を自分で使ってしたいことが思い浮かばない
3番、残っている家具を売りたい、間借り人がそれらを安く買い取るのがいい。
4番、孤独感もあるが、同時にもし急病や怪我が発生した時の心配もある。
5番、自分が死んだり帰国したりした時にも、そのまま住み続け後始末も頼める。
などの概ねあわよくば、的なオババ の希望的心配を叶えるような
候補が実は存在するのだった。
隣人のシリア人家族。
4人の子供のうち誰かが間借りできるのでは無いか?
と頭の中で画策しつつ、まず大家であるビルギットに打診すると、
いろいろ考えると賛成では無いが錐子オババ の決心次第ではあるので
まずよく話し合おうとメール交換。
というのも、シリア人家族の方こそ困っていたのだ。
錐子オババは知らなかったので驚かされた。つまり
長男のモハメッドが見習いで働き出したので職業安定所からの両親への手当が
減額された、それで息子には別居して欲しい状態であった。
さらに看護師研修中である長女のヌールが別棟の1室を別に借りているのだが、
そこは客間にして、
形は長男は実際は自宅に住みながら、間借り人として届ければ、手当が増えるし、
実際は長女がうちに間借りすれば家族にとって客間ができる
そんな魚心を抱えていたのであった。
錐子オババ の水心にも、有利なドッキリ作戦であった。
さらに有利なドッキリ、初耳の情報もあった。
つまり粗大ゴミを通路に集めているところだという、
噂には聞いていたが市の粗大ゴミ回収を電話で頼めるのだ。
早速亡夫の人生の残り物を、あれこれ思いながらまとめることになった。
こんな親切、神さんいつもどうも!
そしてどうしてもこれを遂行するためには欲をかいてはいけない、
と密かにオババは決意した。
家賃はゼロユーロ、その代わり
家具をいくつか合わせた叩き売りの金額を10回払いで払う。
ヌールとモハメドと錐子オババにとっては、嘘で固めた円満案であった。
2月27日月曜日に、大家としてのビルギットとオババ の二者会談。
姉弟の移動のからくりも正直に伝えた。
同情心とヒューマニズムから難民に協力しているビルギットではあるが、
税金を莫大に使う彼らに対して、
人の良いのにも限度がある、という気持ちも抑えがたい。
なので、家賃ゼロには反対、150ユーロを指定した。
もらえるものなら得だけど、とちょっと欲をかいてしまうオババであった。
その意味で、この間借り人問題はより明るい見通しとなった。
おまけに嬉しいドッキリがくっついていたのである。
またコンサートツアーがある、と誘われた。
近場で2泊で最高の申し出であった。やりますね、神さん。
しかしそれも束の間、夜、一家にことの次第を説明すると、
小狡いスールが「ゼロユーロだと言ったでしょ」と難色を示す、
普通はいくら困っていても少しでも歩み寄ってくるところだろうが、
難民の習性か、ねだるばかりである。
モハメッドの給料は8万円ほどだと聞いて、
「じゃあいいわ、研修期間はゼロにしよう」と錐子オババは元気に言った。
自分から言ったのである。
そしてさらに、バアバと呼んでいいよ、と言った。
するとヌールがきれいな嬉しそうな笑顔になった。
それを見て錐子オババ も嬉しいと感じた。
翌日、他人を喜ばせることが最強の自分の喜びとなる、と読んだ、
そんなことを今こうして読む羽目になったのが不思議なくらいだった。
(そりゃあんたは嬉しいでしょう、ヌール)
それからなお、オババは嘘を一歩進めた。
「あのね、大家さんが立腹するからゼロの話は秘密よ、決して口外しないで、
ドイツ人の親切にも限度があるって」
「私ね、日本語を習いたいのよ、母さんは太極拳を習いたいって」
(へえ、それはまた嬉しいドッキリだわ)
翌日、2月最後の日に、
数日前から鬱を感じていたので、心理セラピストのギーホフ先生の予約を頼もうかなと思った、しばらく間が空いていたのだ。
その瞬間電話がなる。
「先生が予約欲しいですかって」
「要ります、要ります、ちょうど一生懸命考えていたところです!!」
つい嬉し泣きのオババとなった。
さてしかし、3月3日金曜日に、
全員揃って契約書を作る時になって、ビルギットは少し誤解して
「こんなに家具が残ったままだったら、150ユーロじゃ高すぎるよね、もっと安くしましょ」と仰せられた。
まあその方が自分の嘘つき罪悪感も少なくなると、変な思考回路になって、
錐子オババは100ユーロで、と言った。
(どうせもらわないのだからね)これは、なんと言うか複雑なドッキリ。
さて、1番目のデジタル心配、目下のところこんな経緯が起こった。
3月4日土曜日の朝6時、目覚めて考えるともなく意識を彷徨わせていると、
(そういえば。アップル社に亡夫のPCのアカウント削除頼んで、
審査が通過したので133ユーロのチケットを送ります、
それをあなたが換金したら、それから作業に入り3週間ほどで済んだら
また連絡しますと電話が来たけど、あれから一向に郵便来ないよね)
錐子オババは自動的に紙切れかカードが封筒でくる、その意味と役割は知らないまま、と信じていた。
(待てよ、同時にメールも来て、チケットの番号はこうです、と書いてあったが、そうか、誰がどう支払うのかと疑問だったけど、あたしのクレジットカードから落ちるんだ。普通ネットで買い物するときのように!)
やっとその仕組みを思い出したのである。
慌てて起き出し、震えながらメールを見返す。
H銀行のクレジットカードを使っている。
つまりオンラインバンキングでパスワードが拒否されてしまったのに
今アップルで使われる、ということになる。
主に寒さで震えていたのが恐怖で震え出した。
年末で使用期限が切れたまましばらく放置されていたカードで、
新たにピンとかも決まったのだが、何がどうどこで使われるべきなのか。
デジタルの嫌悪すべきところだ。次の一手がわからない。その反応も謎だ。
使用期限延長されたカードの取り扱いはどうなっているのか、と
旅行会社のアプリで見ると、自動的に変更されている、お利口!
ちょっと安心してスマホでその関係場所を見ると、
アップルIDでは様子が変である。
情報を入れることができるので入れてから、
さて裏面のなんとか番号3桁を書きクリック!何が出てくるか!
コードは使用不可です、と赤字であり、
その場所には錐子オババ が書いた3桁の後ろに
7がくっついているのがうっすら見える。
これを書けと?とその通りにするとまたダメ。
H銀行のカード関連に電話するか、とうんざりしながら、
ふとスマホのアップルサポートアプリをクリックしてみた。
3桁のコードが認められない時は、もう一つカードを追加してください、
それから元のを削除、それでもダメなら発行元へ連絡ください、ということらしい。
追加という場所に情報を書き込むと、これは元のカードと同じです!と怒ってきた。
それでは、と元のカードを削除しようとすると、これはずっと使用中だから削除していけません、とまた怒ってきた。
また最初の画面に戻るわけだが、今度はカードの情報を完成させてください、と
文が付いている。これはいい兆候だと気合を入れて同じことを書き込むと、
受け入れた。
錐子オババは喜びとショックで叫んだ、「神さんもうヤダーヤダヤダヤダ」
ちなみにもう一つデジタル界の意味不明さ(素人にとって)の例、
前述した、PCで勘違いから使おうとして
H銀行のオンラインで拒否されたパスワードを
スマホのH銀行オンラインでも要求された、普通は指紋で入れるのだが。
エイっとばかりに、それを入れるとなんと通過する
だからデジタル嫌いこの不確定性
それから最後にもう一つのなんとかピンを入れろと。
急がないでゆっくり入れた。終わり。
この事実が背後にあったので、スマイル氏への送金は堂々と、
オドオドしないでできた。
自信満々で、いかにもデキるおばあさんと言った風情を醸し出した。
今朝は何も摂取しないでポストへ、息子の元へ連絡人住所変更届を投函。
起き抜けに移動は不味かったらしく、体調が少し崩れ、錐子オババは
ホテルクローネの前のベンチに身を預け、目の前の木々にどんな花が咲くか
思い出そうとするのであった。
*********
0301 夕4時の大青空の上弦の飽かず親しも 負けるな吾よ
芽吹きせる大樹にことり鳴き交はす 棒修行中吾にかまはず
..........
長い断章 良寛さんの五合庵
2023-03-14
断章
「五合庵ならぬも ドッキリ すでに道はできていた」
まだ元気なれ 歳相応
老いの果ては 準備せむと
姥捨の
布団を段ボールに 着替えいくつか
お椀とお箸 一つずつ
静かに一人 二合庵にて 獣のように 朽ちゆけば
などと 叶わぬ夢想家の
現実の万全は
看護師を雇いたい 要するに
しかしされど 欲と欲とは絡むもの
弱みと弱みをウィンウィンに
そろりそろりと 黒雲に吹きやられゆく 坂道を
疑心暗鬼の蟻地獄
南無三!
数秒だけ払い退けたよ その濃霧
ちゃんと願いの 叶う途上
見えなかったよ 条件ピタリ
脳にピタリと貼り付いた
そこまで叶えてくださるおつもりでしたか!
ならばこちらからの最高の申し出ゼロ回答
欲も常識も 燃やしちゃう
OKOKOK
在りもしない想像を 一喜一憂
我らが誤解の甚だし
尊いその数秒 幻像直視
見ても見えぬが 無いからに
時に日差しある グズグズの日々 とでも?
2023-03-19
断章
「陰と陽 対比がエグい」
シリア人(人類史上文字を最初に使ったとか)と縁ができて
エゴに勝てない苦しみを 生きるオババのあたしに
神さんの本心
ドッキリ現れる まさにだからこそ
大家のビルギット 主催のコンサート旅行
4月5月6月 3回もついていくことに
こんな極楽あるもんじゃない
まだ足らないかとばかり
陽(よう)は現れるよ
見習い看護婦ヌールは祖母というものを知らない
(あたしのことバアバと呼んでいいよと言ったところ)
故国では大学生だった
埃アレルギーとか 部屋の清潔に気を配る
母親の作るスープやサラダを持ってくる
車で買い物も頼める
さらにさらに
こんなハプニング まで示す神さん
最初の夜が明けて
ふと見るとあたしの大事なスカーフが消えている
シリア人次女がそれに触っていた
(シリアに一人残されていたという彼女 そのトラウマから盗癖がある??)
煩悶 どう切り出す?
そこでアイデア、紙切れに「私物 バアバ」とその棚に置く
あとで見るとスカーフが戻っていた
ヌールが使ったのだ、ランプが眩しかったからと
あたしは自分を少し恥じた
盗癖なかったことが嬉しかった
ドッキリすぎて 心臓に悪いですよ もう~
これらを経て 下宿人に関する自分への確信
1他を喜ばすことを喜ぶ
2自他ともに実相を観じる喜び(実相界しか存在しないので)
3ネガティヴハプニング を予祝する
4物々交換コミュニティを是とする
*******
0311 心憂き目覚めのうちにやがて得し表裏反転 なむ観世音
バス後部ながめ渡せる高さよし 裸の木々を濯ぐ濁流
0313 鴇色にカランコエ萌ゆサボテンの二年のつぼみ 色鮮やかとなる
風やはし蕾もたぐるひたに朱の無名の小花咲くは嬉しも
0315 悲しみはいづこより湧く 安心のととのひあるに己を恨む
吸ふて吐く動きとなりて吾はただ 法の輝き拝みて笑ふ
..............
ただのアホ? ボケ? 勝手に遊んでろ?
2023-03-26
錐子オババ によると、彼女の「隠身定義作業」は一応の結果に達した、そうである。
3月21日火曜日
界隈の占星術の流れに乗っても悪くはないので、自分の本願をこう告訴した:
1隠身の真理を探究すべし 死ねばわかるのだけど
2幻像界の苦悩に対処する 人間心理のカラクリを知り実相観遂行 自他ともに
3神さんとの対話 二人三脚?
派生事項として
物を買わない、無一物になる、必要十分しか食べない、医者にかからない、
とは言いながら
まだまだ神さんとのやりとりがドッキリ番組・・・・
・・・・・・・・・・・
(ヌールもモハメドも よくここまで乞食根性なことだ と
呆れ果てたワ ゼロ家賃に満足せず プラスを欲しがる
人としての誇りを知らないの)
この朝
ふとしたヌールの言葉にドッキリ、錐子オババ が飛び上がった
ヌールの固定観念、
「バアバも外国人として職安から家賃補助をもらってるから、、、」
と、と、とんでもない! こちとら難民じゃないんだから!
説明して、「ホントはとても君たちの反応にがっかりしてるのよ」
「そうだったんだ、ごめんなさい」と派手に謝られたが
だからと言ってギリギリの難民事情も彼らの給料も好転するわけもない。
しかし、ここでドッキリ逆転に気づく。
アラブ料理を日々もらう、少しだが。
それを計算してみると家賃100ユーロはペイされるのだ
母親マリアの作戦かお礼心か。
3月22日水曜日
つまり、贅沢にも錐子オババ 、看護師常駐させてるわけで
彼女は潔癖症なので 掃除はするし
こちらのキッチン、トイレ、あまり使わないのも良し。
PCも不要な服もあげるので 何しろ無一物になろうっていう目的は叶えられる
ゴミ出し作業は2軒分、父親が真面目にやってくれる
実は理想のコミュニティとも言えるのじゃないか?!
3月23日木曜日
朝の瞑想中:いきなり「所有・非所有概念だ!」と、ワードがきた
全ては隠身の法理による恵であるのに!!
なのに確かに、それは我々の生活の前提となっているよね、
ある意味シリア人はその概念が薄いのか
いいな!と思ったら持って行く!
3月25日土曜日
年末から、錐子オババ を眠らせない
不安と恐怖、今後待ち構えていることへの心配 無力感。
この日も目覚めると、悪夢もみずにともかく眠っていたのに、胸が重たい
目を開けると不安がある。
実相観、即やろうと決め、実行もしているが
いっかな去らない、これまでの人生で経験したこともないものだ。
昼間は大谷翔平という未曾有の若者に気を取られて、極楽タイムと称して熱中時間をとっている、楽しい波長が必要だ。
力と希望が失われつつあるかのような日本だが、若い息吹はあちこちに芽吹いていて人類の可能性を垣間見せている、そんな現実をしっかり確認しないと!
と、何かの弾みに、クリックを誤ったらしく別のサイトに飛んでしまった。
? ! 「朝起きた時の不安」 ! これがタイトルだった
ドッキリ
ありがとさん
1生存本能、ホメオスタシス 潜在意識は変化を嫌う、変化を起こさせない様に不安で動けなくする、変化させまいとする。ーーーこれを無くそうとせず、ありのまま感じて客観視、生命維持の働きをしてくれて感謝。
2身体的不快感の可能性 脱水、睡眠不足 脳が体調不良を誤解したものーーー悪い自己暗示しない、悪影響が続くのでポジティヴ自己暗示
3~~せねば、を~~したいに変える 強制される感がなくなる、成功のイメージを描く
4朝の運動 セロトニンなどが高まる、運動不足は鬱になるーーー朝、外へ1時間以内に毎日15分でも、窓を開ける光を浴びる 部屋での運動 無理はせず。
これだけ心理学を聞いて錐子オババ の呪縛が溶けそうだ。こんなことになった契機は、彼女が遭遇した喪の仕事での重大エラーによる恐怖であろう。
3月26日日曜日
また不眠となり困って
仕方なく実相観していた時だっただろうか、ふと、思い出した。
実は
母の愛をあまり感じなかった(愛がなかったとは思わないが、表現しなかった)
母は子供が調子に乗るのと、出しゃばる人が嫌いだった。
感情のままに行動しない 控えめな態度を望ましいとした(強制されたわけではない、子供ながらに忖度したのだ)
これらがするすると出てきたが、ただそれだけのこと、なるほどそうだったかもと。
だからかな、人生に置いて不燃焼感があるわねー (錐子オババ 退場)
「春分の断章 春浅黄」
2023-04-04
爾来依然として
あまり理由のない、経験したことのない老齢性鬱になった気がして
めんどくさ
早く死にたいものだと錐子オババ としては前例のない思いも湧く
1
仕方ないので、他力本願、神さんにお願いしますよと
不眠の闇に、アイデア落ちてきたのが「自縛のカラクリ」
母の教えであろうと(これでうまく生きてこれた)
罪悪感であろうと(これあるってことは良心が働いていること)
そんなもの無いので ありがとさんと頭をポンポンしてやる
2
自力とは ただ単に、神さんの情理を希求するという行為でしかない
そこが核心
とばかり辺りを見回すと
金持ちの従姉妹は鬱克服法の
84歳の図書室の爺さんは住まいの整理業者の情報くれる
息子の相続税はなんとか片付きそう など光もあるじゃ無い?
そこを見ると
やや意欲的になった錐子オババ に 生きる面白さがまた戻るわけね
3
3月28日の朝、不安消失!探してみても無い、思い出すこともできない
無いものは無いのだな!
シリア人とは、物々交換と人を喜ばせる喜び、無一物になる練習だ
自分をオープンにしてゆく練習も始まるようだ
そうかあたしを恨む人も結構いるなー
ここはまた自力プラス他力だなー
4
気持ちの動くままに
錐子オババ が珍しく人に電話した、その勇気、よく出たものだ
この地での長年の合気道の主宰者 ノル氏
最近寡になったそうだ やもめ繋がり
双方の連れ合いの墓を訪問することに
JBの墓では まだ残っていた合気道の本をノル氏に もらってもらった
それから 何と桜が満開の田舎の墓場に着いた
彼の妻のコンパクトな箱詰めのような墓石を見た
驚いた
彼女の誕生日=錐子オババ の長男の死亡日=錐子オババ の父の誕生日
特別な日が一致していたのよ
彼女の写真を見て「とっても好感持てる方ですね」「ええ、僕にもそうでしたよ」
お茶の一杯も飲まず、薄青い目のノル氏とこげ茶の目の錐子オババ
またね、と手を振ったのであった
5
3月の残りが少なくなるにつれ
神さんの(真正の根源的原因)錐子オババ 風定義において
おかしなくらいこれまで気づかなかった順当な認識が湧いた
*死後は実相界(極楽天国浄土)で至福の存在ならむ、とのみ決めていた
ところが、幻像界(この意識の世界)には想像の冥界が思われており
恨みも地獄もあるかも
この二つは別物であり、錐子オババ が意志的に信仰するのはもちろん前者である
5−2(4月4日)
しかしそうかな?実相界はほとんと聖霊
(物理で言えば紐みたいなおそらく素粒子より小さなものがエネルギッシュに蠢く様態)と
その凝縮した素粒子集合(=原子核)から成っており合わせて全体の5%
ここに意識体である魂が存在しうる。
なので魂として物質的部分があるので
やはり実相界に帰るという言い方は妥当かな、聖霊界にではなく。
あ、大変、すでにここに混戦が前提となっている、誰が帰る? 帰るものは真正の魂以外に存在しない、それ以外の全て我々の想像の中のこと、それに真正の魂は幻像界にはいない、実相界に本来ずっといるはず。そうでないというのも幻像界の戯言。
とは言え、実相界もほぼほぼ聖霊体なので、
その他の95%とは同質であって、いわば地続きとでも言おうか。
(とは言え、何と言っても当てにしている物理学的真実が幻像界科学であるので、実相界とはずれている、重なっているのだろうが歪んでもいるのかも)
魂の場所では無い残りの95%(=聖霊体=ダークモンスター)、内訳は
ダークマターは素粒子を集める力 物質ができていく
ダークエネルギーはその物質が分裂してどんどん増えていくように働く力
これはすごいアイディアじゃないですか? 錐子オババ の独り笑い。
ここ1週間の出来事としてはネガティブなキリコエラーに見舞われているが
それが同時に実は恵みであることも確かなのよねー
幻像界はどこにあるって? ありません。ただ場所的には実相界の下とか周りに影としてまとわりついている、影は実在ですか? ノー ただそこに意識が生じていて実在を感じている。
なぜわざわざそんな意識なんてものあるのですか。
幻像界ではその理由づけに苦労していますよ。なんで神さんわざわざ苦しめるってね。たとえ神さんが苦しめてるわけはないとしてもその仕組みが、どうもね、神さんらしくない。
そこで錐子オババ は神さんを存在させるために
幻像人類の意志の力、平和と愛のための信仰と協働の意志をそこにまさに設定しようとするのであった。
幻像物質的存在はリアルではないとしても神さんの慈悲と慈愛は、摂理とシステムは見事に存在し働いているはずであるとばかり。
6
3月31日より合唱団の合宿旅行2泊についてゆく ただのおじゃま虫の錐子オババ
工業国ドイツの裏面、よく手入れされた絵のような小村や野原を廻り
小川もあって 春を待ち構えている気配の自然 春雨の中
おのづと「早春賦」が頭の中を流れる
心に憂いは巣食っていたが
7
ドッキリ2つ 30日に起こったのよ
モハメッドが自立して下宿すると申し出たのへ
職安から「大家の許可がないぞ」と返事が
さらに思いがけなくも
遺産裁判所より「遺産目録提出しろ」通達
12月に出したでしょ、とわけわからない
いずれも社会の規則の壁にぶち当たる
知りませんでしたじゃ済まない
8
錐子オババ の孤独な老いた心には辛いことだった
またもや生きる恐怖が鎌首をもたげる
しかし
時代の風も吹いているのか
急転直下 大家のビルギットがすぐにサインしてくれ
錐子オババ の最も忌みする虚偽の申し立ては
シリア人自ら書くという結論になってしまった、意味不明でもあったが
これじゃ、もうお任せだわー
かつまた、
12月に自分の大ポカにふと気付いて、パニクって遺産目録を訂正したのに
肝心の新たな申し出書類を提出していなかったと思い出した!
親切にも、また「出しなさい」と言ってくれたのだ
同時に
日本の税理士の解釈により
抜けていた事項が証明付きで明らかになり
錐子、正直婆さんであることができそうになった、
この時期にぴったりと要求と証明が渡された、その奇跡!
9
4月1日土曜日
この日も「マリアばら山村」は小雨と強風
合唱練習の指導の成果を目の当たりにする、という特別な立場にいて
人の声と作曲の美に酔いしれていると
ビルギットのパートナー ユルゲンが
彼女の指示で錐子オババ を彼の故郷の村に連れて行ってくれた
ばら山村のとんと隣なのである
丘陵の頂上にすっきりした風情の墓地があった
特にドイツに抑留されていたポーランド人の墓もあった
人の心を思って、雨の滴か涙か、頬に流れた
戦争の無残
10
日曜日の4月2日はカソリックのミサ 枝の日とか
受難の主日(イエスのイェルサレム入城)をみんなで演じるようだ
まず行列の後
人々がキリストとともに?教会の扉をコツコツと叩く
扉を開けたのはキリスト自身であった「私はいつもここにいる」
錐子オババ は人知れず嗚咽した、満員の信者の中でもそんな人はいない
全員で受難の対話を実演する
確かに巧みな洗脳であり愛を中心に据えたことは素晴らしい
なのだが、謎なのは人の歴史と地球の有様
幻像界の仕組みと心理、生理、歴史、経済 やはりここを解明することだわねー
11
4月3日月曜日以来
錐子オババ 柄にもなく野球の大谷翔平を喜んで見ている
宇宙人が増えたなー
意図的にもそんな楽しい時間を作って
心配や不安にとりつかれないように
ヌールと話していて、自然に「それなら家具代は月に20ユーロにまけとくわ」と決めた
ヌールは美しい笑顔を近づけてきて、錐子オババの頬に唇をつけた
アラブ料理を日々もらう、おいしいかと言われると「独特ですねー」となるかな
12
まだまだある。ドッキリ しんみりのハプニング 。
4月3日月曜日
夜の瞑想に久しぶりに音楽でも、という気になり、自宅録音の「大公」(ベートーヴェン)にしてみた。出だしから感じ良くて月並みでない。聞き惚れて雑念が少ない、という効果かなと。
聖霊体に自分の場所はあるはずだ、たとえ無であっても。などと・・・・
「コーヒーはどうなってる?」 JBがいきなり現れた。錐子の声がくぐもって聞こえた。歩く音。
二人の生活が辺りを埋め尽くした。ややギョッとしたが、結局懐かしかったかな。生活音が聞こえた。それは2014年3月の録音。
さあ、どんな残りの日々になるのかな
神さんの腕前を楽しみにしてますよー
日々何か物を捨てていこう、捨てることを楽しまねば、ね。人間本当によく物を使う。
********
0327 魂の汚れ落として弥生尽 土美しも草花紡ぐ
ひとっ飛び桜の国へ行かまほし ひと元ソメイヨシノ咲けども
................
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます