トラックにひかれる話。

白虎

第1話

「ふははははその程度か」


俺は魔王だ。まあなんかよく分からんが、生まれた時から魔王でなんとなく魔王をやっている。


魔王で重要なのは雰囲気だと思う、なんというかこうすごい雰囲気、そう私は雰囲気で魔王やってる。


やはり勇者を追い詰めている時、自分は生を実感する。


今回勇者パーティは頭がおかしい。


部下からの報告によると女じゃないから、という理由だけでパーティメンバーを全員追放した狂人だ。


勇者は女性から嫌われている、女性メンバーはほぼ辞めた結果二人旅という。


しかもその魔法使いもすごい美人というわけではなく、まあそこそこの顔である。


だが何故か勇者はその女性魔法使いと付き合っている。


当初は美人な女しか付き合わないと言ってた。会った時お前はどこに行ってしまったんだと言いたくなったが我慢した。


正直自分を褒めてやりたい。


勇者は聖剣なんてものは使わず死霊術を使って私を追い詰めてくる。さらにいうと魔法使いと言いながら戦術は車というもの無限に召喚してくる。


それでも魔力を使い続けてるので私がジリジリと追い詰めていく。


「トラック召喚」と魔法使いは詠唱する。


トラックは私に突っ込んでくる。


それをかわすが方向転換して突っ込んできてそれに自分は対応できずに轢かれ空中に体は打ち上げられた。


死に際勇者達を見るそうすると勇者達もトラックに轢かれていた

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