第2節 家族

 俺は、3歳になった。言葉は、喋れるにはなった。まだ、書くことは出来ないが。いいよね!だって俺3歳だもん。まだまだ時間はあるし!まぁ、気長に頑張ろう。また、喋るようになり、色々な情報も集まってきた。まずは、家族構成からだ。


 ――――――――――――――――――――

 父:ベアテル・アンドリュー(30歳)

 母:レイラ・アンドリュー(29歳)

 姉:オリビア・アンドリュー(5歳)

 俺:サイラス・アンドリュー(3歳)

 妹:アメリア・アンドリュー(1歳)

 ――――――――――――――――――――


 といった5人家族で、母の名前であるレイラは、前世で言うところの、夜といった意味であり、それ通りとてもお淑やかな性格だった。でも、厳しい時は、まじで厳しいし怒ると怖い。反対に、父は怒ることもなくのんびりしていてとても落ち着いている。でも、家族への愛情は、深くとても素晴らしい人たちだと俺は思う。


 また、俺には姉と妹がいる。オリビアとアメリアだ。2人とも家族の贔屓目なしにとてもかわいい。いや、かわいすぎる。まるで、天使のようだ。なに?シスコンかって?


 いいんだよ。それぐらいで愛情は大切だ。なんたって俺、前世で25で親なくしてるんだよ。寂しかったわ。初めて兄弟のこと知ったとき思わず泣いてしまうところだったよ。しかも、まだ、5歳と1歳と小さいんだけどね。


 家族の話は、程々にしてこの間重大なことを知った。ようやくだ。それは、貴族関連の話だ。何で没落したかだ。俺は、めっちゃ気になってたが3歳がストレートに聞くわけにもいかずタイミングを見計らってようやく知れた。なんでも姉が産まれるか産まれないかというときに他の貴族にはめられたんだって!当時の親の爵位は、男爵で領地を小さくとも持っていたらしい。その領地の税収報告書を王都に提出したところ虚偽報告であり、脱税の疑いがあるとか税金の横領だとか言われたらしい。親は、必死に何かの間違いだと弁論したらしいが、当時財務を預かっていたのが公爵家の人だったらしく書類を改ざんされたようだ。反逆罪では、ないかとか公爵家は派閥を使い騒がれたらしいが。王家の覚えが良かった家は、どうにか領地、爵位没収で収まったらしい。


 王家もどうにか書類改ざんの証拠を探したらしいが、公爵家の方が上手だったらしい。また、書類の改ざんだって!もううんざりだよ。まさか、前世と似たようなことだったとは思わなんだ。ははは。


 公爵家め、絶対に見返してやる。俺を貧乏にしやがって。しかも手腕が前世の上司とそっくりとか怠慢か?


 俺は、大貴族になるんだ。かわいい妹と姉のためにも!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

転生したら没落貴族だった!貧乏は、嫌なので大貴族を目指します。 勇嶺 @Yurei_p

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ