初めての読者さんにお伝えします。
※氏の書く物語は120%独特の世界観と趣味(美少女×巨乳)で出来ております!(個人の意見です)
独自の世界観、難解な専門用語。
きっとこれだけでお腹いっぱい…になると思うのですがわかりやすく、かと言ってクドくならない様に解説があるのでわかりやすいと思います。
もし、この作品を読んで文庫本に手を出す時は気を付けて下さいね?
下手したら鈍器になりそうなほど分厚いので手にとって読むだけで筋トレになります
氏を知っている読者の方は「あー…あの人の作品かー…」で納得のいく世界観。
文章の色々な所に前作の設定かな?と思われる所や地名など散りばめられていて触りの部分からアクセル全開です。
日本語的な意味やニュアンスは分かるからなんとなく言葉は通じるし、日本国内だからちょっと行って来い─という時に、自分や、彼や、彼女だったらどうするんだろうか?
っていうのが追体験的に読んでいける一人称多めの異世界?キャラ小説です
☆2なのは、だいたいいつ読んでも「物語がまさに始まり始めている」からです
リアルタイム的に更新を待つも良し、まとめて読んで「こういう世界観の作品なんだ」「今ここまで話が進んでいるんだ」という感想を得ても良し、一人称多めなのでそういう、ライブ感を味わっていく、という「ネット小説である事にも意味がある」作品です
コレ書いてるのは2024 2/29ですが、読み終わってからその都度こういう後追いコメントが出来るという、変わった魅力のある作品です
いいですか?
TS巨乳ダークエルフです。
もう一度言います。
TS巨乳ダークエルフです。
へんた…大変良い。
そうですね?
そうだと言いなさい。
同意を得られたということで、厚くて熱い事に定評のある川上氏の学園ファンタジーです。今回も厚そうだなぁ!
氏それ前やったじゃんって思ったそこの貴方。
終わクロ辺りから大体学園ファンタジーです。つまりいつも通りだな?
氏の作品はだいたい何かしら繋がっており、以前のシリーズ(神々のいない星で、激突のヘクセンナハト、境界線上のホライゾン、終わりのクロニクル、等)を読んでると「ああこの発言ってこれのことなんだな」的な納得を得られますが、まあ本筋にかかわらないので読まなくても支障はありません。
カクヨムだと冒頭しか載せてないしね。
過去シリーズが気になったら書店にGO。
その厚さに驚いて欲しい。
本当に重いから物好きと中古で揃えるとかしない限りは電子書籍が良いぞ。
兎にも角にも用語が多いんですが、これは氏の芸風なのでしょうがないです。
逐一解説役の解説が入るので安心。
クドくない程度に纏められてるので軽く読めます。
あ、序章は無いけどそこは雰囲気で乗り切ってくれ。
用語が多いということは設定も厚い。これも氏の芸風なのでしょうがないです。
まあでもその設定の厚さも魅力の1つなので、根気良く読めばスルメみたいな味がします。
そして氏のカクヨムのスタイルで絵が多い。
とても多い。
セリフ一つ一つにキャラの表情付きアイコンがあるからADVのノリで読めます。
かわいい!
エロい!
よっダークエルフ!
また氏が校舎のモデリングやってる!
一部は女の子ばっかりのソシャゲ並みにエロいから電車内で読むときはちょっと気をつけようね!
最後に、氏の書くキャラクターは皆真剣です。
真剣に考え、真剣に悩み、真剣に挑み、真剣にボケて切れ味のあるツッコミをします。
そこには間違いなく“熱量“があります。
シリーズ未読者は是非ともこの熱量を読んで受け取ってほしい。
シリーズ既読者?うん、いつもの氏だよ。
いいから読め。
川上稔氏の最新シリーズである。
歴史、文化、技術、超常現象、超能力、幻想生物、SF、情報技術等々が綿密に、あるいは雑多に絡み合い時には個としてある癖の強い代物。
人によっては読むのに疲れてしまうだろう。
なんせこの作品そのものが書籍の形をした一個のダンジョンなのだろうから
取っ掛かりは読み進めていく貴方が持つ知識、経験、知人や先達が遺した解釈
近似の経験を武器に、吸収してきた知識を盾に攻略していこう。
読み進めて得た解釈をやりとりしてMAPにするのもありだろう。
場面の描写を展開して全景を宝物にする事も出来る。
出くわした難物の解釈の仕方を論じてもいい。
このダンジョンがどれだけの大きさで最奥に何が眠っているか、知りに行こうじゃないか