第175話

警察が来るまでの間、俺はその場にいた人たちと会話をしていた。学校に行く事よりもこの件について解決をしたほうが、学校側としてもいいだろうと判断したからだ。


そしてこの件について、学校に連絡をするとなんと校長先生が電話に出てくれたのだ。校長先生いわく、学校に遅れて投稿することに関して咎めることはないとのことだ。これで思う存分遅刻することができる。まぁ遅刻を好んでしているわけじゃないけど…


俺は介入してくれた人たちに頭を下げながら、話しかけた。


「助けてくれてありがとうございます。あのままだったら本当に大変なことになっていたと思います。助けてくれて本当に感謝してます。」


「いやいや…こんな朝っぱらから人のことを半分誘拐しようとしている奴等の事を見過ごす訳にはいかないからね。」


この人たちは善意で介入してくれた人たちだ。わざわざ時間をたくさん割かせる訳にはいかない。


「これ以上抑えてくれる必要はないですよ。ここからは俺一人で十分対応することができますので…ご迷惑をおかけしました。」


俺がそう言い、変わろうとすると二人のうちの一人が俺に向かって話しかけてきた。


「二人同時に抑えることなんて難しいだろうし、俺らにも手伝わせてよ。それに会社に行く時間も少なくできていいからね。」


「あははそれは言えてるね。こうやって人のことを助けている方が、会社としても嬉しいんじゃないか?」


スーツを身にまとい、二人の男を取り押さえている光景はやはり周囲から見ても珍しいようで奇異に視線を向けられていた。そしてパトカーのサイレンが鳴り響き、警察官がやってきた。


数人の警察官が周囲を取り囲み、取り押さえていた男達を拘束するため手錠を取り出そうとしていた。しかしその一瞬のすきを突いて、逃げ出してしまった。


しかし鍛え上げられている警察官は、逃げられたとしても簡単に捕まえることができる。数十秒後には百メートルくらい離れた場所で確保された男の姿があった。


そして俺のもとにも、一人の警察官がやってきて俺に話しかけてきた。


「大丈夫だったかい?通報を受けて着たんだけど、誘拐されそうになったんだって?」


「まぁ誘拐ってほどじゃないですけど…どこかに連れて行かれそうになったのは事実ですね。少し怖かったですけど、なんとかなりました。」


「周囲に助けてくれる人がいてよかったね…誘拐なんてあったら、本当に大変だもん。というか君は見た所高校生のようだけど…ここらへんの高校生なのかな?」


「はい。歩いて直ぐってわけじゃないですけど、ここらへんにある高校の生徒です。」




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作品紹介

冤罪で家族全員から見捨てられた俺は…

https://kakuyomu.jp/works/16817330659841270825/episodes/16817330659843670300



時間がなくて内容が薄い!!って感じた方もいるかも知れません…すみません!!

ちょっと文章がおかしいところがあるかも知れませんが、許容していただけると嬉しいです…


新作もよろしくお願いします!!

https://kakuyomu.jp/works/16817330667341987288/episodes/16817330667349813174










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