第176話
「そっか…そんな高校生の君に1つ言わせてもらおう。防犯ブザーを買った方がいい。防犯ブザーなんて子供みたいだと思うかもしれないけど、防犯ブザーは本当に良いものなんだ。だからできれば今度外に出るときには、防犯ブザーを持っておこう。約束できるかい?」
「…はい。すぐに用意できるかはわかりませんけど、なるべく早く用意して自分のバックなりに付けておくことにします。」
「是非そうしてくれ。それと君のことを誘拐しようとした彼についてなにか知っている情報はあるかな?教えてくれるとおじさんたちも助かるんだけど…」
「隠すことでもないので、大丈夫です。あの人の事を知っている人は警察にも居るはずです。あの人は学校内で飲酒及び喫煙を行っていたので、学校を退学にさせられたんです。」
「あ〜そう言えばそんな話を聞いた覚えがあるな。その話は警察内部でもいっとき話題になったから、ある程度の話は知っているよ。確か飲酒と喫煙をしていた奴等は、釈放された後も未成年飲酒及び、喫煙を繰り返しているという報告を受けていてね…それでパトロールのついでに発見できたらな…と思っていたんだ。」
「そうだったんですね。これで彼についての情報は十分でしょうか?」
「正直もっと情報はほしいけど、無理強いは絶対にしないし強制みたいのもすることはないから安心して。それよりも君に1つ聞きたいことがあるんだけど良いかな?」
「大丈夫ですけど…」
「君が通っている学校は登校時間っていつまでなの?」
「確か…一時間近く前にもう最終時刻になっていますね。まぁ校長先生に連絡を入れてあるので大丈夫です。心配しなくても問題ないと思います。」
「そっか…それと、後日警察署に来てもらったりする可能性があるから用事がなければきてほしいな。」
「わかりました。というか用事があれば断っても良いんですか?」
「う〜ん…あんまり長いこと断られたりすると困るけど、おじさんとしては問題ないかな。あの人達は君の知り合い?」
そう言って警察が指を指した場所は、他の警察官と話している二人の会社員だった。二人の会社員は警察官と楽しげに話をしていた。
「彼らのおかげで助かったと言っても過言じゃありませんね…感謝したほうが良いですよ?」
「そうですね。あの人達に感謝したほうが良さそうですね。」
俺は二人の前まで行って、頭を下げた。そして俺は彼らに感謝して学校に向けて歩き出そうとした。
「あぁちょっとまって。パトカーで送って行ってあげるから、乗っていきな!!」
俺は躊躇したが、警察のご厚意に甘えることにした。
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当分は深夜に投稿することになると思います…
若干時間無い中書いたので、文章がおかしいところがあるかもしれませんが気にせず読んでいただけると幸いです…
他視点と表記するのではなく、詳細を書く方向で進めることにしました!!
さぁ…だんだんと盛り上がってきましたよ!!何やら怪しい雰囲気…これから先どうなるのでしょうか!!
ジャンル区分があってるかどうかの指摘とかは随時受け付けます!!色々と修正をしながら、色んな意見を取り入れて作品を完成させたいなと思っています!!
リメイク計画も実行中ですので、よければ是非〜
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