第177話

パトカーに乗って学校に行くと、やはり早く着いた。普通に歩いていくのより数倍早く学校につくと、俺はすぐに校門をくぐり学校の中に入っていった。


警察の人に一応お礼を言っておいた後、俺は靴を履き替えてすぐに教室へと向かった。しかし途中で遅れてきた人はまず職員室に行きなさいという先生の話を思い出し、俺は職員室へと向かった。


「え〜っと職員室はここだな。よしさっさと用件を済ましてしまおう。」


職員室へと入り、担当の先生を尋ねた。しかしなんということだろうか…担当の先生が今日は休みらしい。俺は困ったものの、他の先生が担当してくれたおかげで大丈夫だった。


そして担当してくれた先生にも感謝した後、俺はその先生に話しかけられた。


「え〜っと、校長先生が君のこと呼んでるから、行ってきてくれないかな?」


「校長先生が俺の事を呼んでるんんですね。わかりました…」


俺は職員室から出て、その足で校長室へと向かった。校長室は職員室の隣にあり、職員室と一部扉で隔たれているものの、すぐに連絡を取り合うことができる距離にある。


「失礼します。」


俺がそう言って入ると、校長先生は席に座って俺の方を見てきた。思わず俺は身構えてしまった…


「あぁすまない。入ってくれ。それじゃあ処理はこちらでもすませておくから、安心しておきなさい。それよりも君の安全が大事だ。大丈夫だったのかい?」


「はい…今のところは大丈夫ですね。なにかされたというわけでもないですし、特に怪我をしているわけでもないので…」


「そっか…怪我をしてないんだったら良かったよ。」


校長先生は俺のことを見た後、そういった。


「ちなみにだけど君のことを襲った奴等のこと…わかるのかい?」


「えぇわかります。以前生徒会のお手伝いで色々と関わりがあった人です。校長先生も覚えがあるのではないでしょうか?教室内で酒を飲み、タバコを吸う馬鹿な学生のことを…」


「あぁ…頭が痛くなる事件だったな。あれは本当に君が見つけてくれてよかったよ。これを面白がって拡散しようとする馬鹿な学生が見つけてなくて本当に良かった…そうなっていたら君を含めて様々な生徒が被害にあっていただろうからね。」


「その通りですね。まぁ安易に拡散はしないとは思いたいですけど、事が事ですからね…それをネタに脅したりする可能性はありますよね。そして最終的には拡散…そうなったら色々なことが暴かれちゃうんじゃないですか?それに新入生なんて来なくなりますよ?」


「そうだね。来るとしても冷やかしじゃないかな?まぁそこは心配しないで。上手いこと処理しておいたから、世間では話題になってないでしょ?」


確かに…言われてみれば世間で話題にはなっていない。それに新規入学者が減ったという話を聞いてもない。









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当分は深夜に投稿することになると思います…


若干時間無い中書いたので、文章がおかしいところがあるかもしれませんが気にせず読んでいただけると幸いです…


他視点と表記するのではなく、詳細を書く方向で進めることにしました!!


さぁ…だんだんと盛り上がってきましたよ!!何やら怪しい雰囲気…これから先どうなるのでしょうか!!


ジャンル区分があってるかどうかの指摘とかは随時受け付けます!!色々と修正をしながら、色んな意見を取り入れて作品を完成させたいなと思っています!!


リメイク計画も実行中ですので、よければ是非〜






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