第178話
「たしかに話題にはなってないですね…なにか対策したんですか?」
「もちろん色々な対策をしたさ…でもね、あの馬鹿な学生たちが変な行動をしても止めることができないからね…そこの点だけ毎日気をつけているんだ。」
「あの学生たち…これからどうなると思いますか?」
「そうだね…まぁ彼らが今後も君に酷いことをする可能性があるから、私としても色々と対策をしようと思う。とりあえずは登校時間の間、歩きできている人たちのことを保護する目的で教員を配置することにしたんだ。」
「そうなんですね…それなら1つ俺の話を聞いてくれませんか?」
「もちろん良いぞ。それで?どんな話を聞かせてくれるんだ?」
「まずひとつ目なんですけど…歩きで学校に向かう人に対しては先程挙げた対策で十分かもしれません。ですが、電車で来る人達や自転車で来る人達のためにも学校からもう少し離れた所にも教員を配置してくれませんか?」
「ふむ…私自身は良いのだが、他の教員は反対するかもしれないな。対策の方で、学校から100m位離れたところに行くことでさえ、拒否するんだぞ?もしかするとそちらは反対されるかもしれないな…」
「まぁそれだったらしょうがない…ですね。」
「でも安心してくれ。私には1つ考えがある…教員たちも反対できないようなものだ。安心してくれ。必ずそういう物に対策をするからな。」
「ありがとうございます。ちなみに…どんな考えなんですか?」
「それはね…まぁ気にしないでくれ。」
そういって校長先生は言葉を濁した。
「とりあえず俺は教室に行きますね。」
「いってらっしゃい。授業に遅れないようにしてね。」
校長先生はそう言って校長室を出ていってしまった。俺は校長室から出て、教室にむかった。
教室に着くといつもどおりの光景が広がっていた。先生は呆れたように俺のことを見ていたが、こればっかりはしょうがない。事情が事情なのだから、しょうがないだろう…
先生に事情を説明すると先程とは違って、しょうがないか…みたいな表情をしていた。
「はぁ…そんな事があったのね。とにかく貴方に被害がなくてよかったわ。それよりも今後あなたはまた狙われちゃうんじゃないの?」
「警察が対応してくれましたから、多分大丈夫だと思います。心配しなくても問題ないかと…」
「それなら良いんだけどさ…私としても貴方が酷い目にあったりするのは嫌だから、しっかりとしなさいよ。」
「そうですね。最近少しぼーっとしてたのが祟ったのかもしれませんね。とりあえず気をつけながら生活することにします。」
「そうしなさい。先生も色々な場所を見守ることにしているから。」
「はは…ありがとうございます。先生こそなにか巻き込まれないでくださいよ?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつも応援してくれてありがとうございます!!
今日も見てくれてありがとうございます!!
小説のフォローや星での評価をしていただけると幸いです(^^)
当分は深夜に投稿することになると思います…
若干時間無い中書いたので、文章がおかしいところがあるかもしれませんが気にせず読んでいただけると幸いです…
他視点と表記するのではなく、詳細を書く方向で進めることにしました!!
さぁ…だんだんと盛り上がってきましたよ!!何やら怪しい雰囲気…これから先どうなるのでしょうか!!
ジャンル区分があってるかどうかの指摘とかは随時受け付けます!!色々と修正をしながら、色んな意見を取り入れて作品を完成させたいなと思っています!!
リメイク計画も実行中ですので、よければ是非〜
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます