第102話 放課後の教室にて…

新作もよろしくお願いします!!

裏切られ絶望した少年の復讐譚

https://kakuyomu.jp/works/16817330664793177655/episodes/16817330664803455889



俺は生徒会が普段している放課後の見回りを代わりに行っていた。生徒会が普段からこんな風に見回りをしているのかと思うと若干同情した。


なぜなら放課後に教室に残って、変なことをしている人が多いからだ。正直さっさと帰りたかったけど、仕事を任されたからにはやりきろう…そして俺が真面目に放課後の校舎を回っていると、様々な教室に残っている人がいた。


例えば図書室には、図書室を利用している生徒がいた。図書室を利用して、受験勉強をしている高校三年生もいるので注意するのは辞めておいた。


流石の俺でも、受験シーズンに入りかけてきている三年生の事を邪魔するなんてことはしない。というか図書室に関してはそういった人達しかいないため、ほとんど問題なかった。強いて言えば図書室の中で騒いでいる人がいたくらいだろうか…


とは言え、図書室の中に待機している先生から注意が飛んでいたし、あのまま騒いでいたらすぐに怒られるだろう…


そして図書室を通り過ぎて、三年生の教室を見回ることにした。三年生の教室は図書室がある最上階と同じ四階で、受験生が多くいるためあんまり音を立てないように移動した。


次に二年生がいつも授業に励んでいる3階に向かった。色々な所を見回ってみると、数人の男子生徒が教室で談笑していたようだった。談笑の内容はあまり聞こえなかったけど、特に問題はなさそうだった。校門が閉まるまでには時間もまだ2時間以上残っているし、校門が閉まる頃には教室を出ているだろう…


俺は吹奏楽部や軽音楽部が音楽を演奏しているのを尻目に、俺は階段を降りて一年生の教室に向かった。二階には第一職員室と第二職員室があるのだ。それ以外にも文化部が使う部室があったりする…そして他にも色々な部屋があるけどここで話すのは辞めておこう。


そして一年生の教室を見回り始めたが、問題が発生した。ほとんどの教室で生徒が屯していたのだ。


教室の中で飲み物を飲んでいたり、お菓子を食べているのはまだ分かるのだが…黒板を使って遊んでいたり、机や椅子を使って遊んでいるのはやめてもらいたい…


それに加えて、禁止されているテスト問題の共有をしている人達もいたのだ。


テストの問題を共有されると、先生たちにとってはとてもめんどくさい事になるのだ。成績にも影響するからそういう事を報告しなければいけないのだ。


俺は一時的にとは言え、生徒会から任されているのだ…注意しないというわけにもいかない。


俺は意を決して他クラスに入り、中にいる人達に話しかけた。


「テストの問題を共有するのは駄目って言われてますよね?どうしてテストの問題について話してるんですか?」


「あぁ?誰だお前…」


「生徒会に入ってないやつに言われる筋合いはねぇよ!!というかなに勝手に教室入ってるんですか〜?」


「俺は生徒会長から直々に代理を任されている一年の冴橋だ。放課後の見回りをしていたら、テストの問題についての話をしていたようなので話を聞こうかなって思ってるんですけど…話を聞かせてくれますよね?」


俺は教室のドアを塞ぐように立って逃げられないようにした。30分では帰れないかもなぁ…
















ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日も見てくれてありがとうございます!!


皆さんからのコメント随時お待ちしております!!なるべくコメントを返そうと思っていますので、感想なんかを書いていただけると幸いです!!


小説のフォローや☆での評価をしていただけると嬉しいです!!よろしくお願いします!!


作品紹介

冤罪で家族全員から見捨てられた俺は…

https://kakuyomu.jp/works/16817330659841270825/episodes/16817330659843670300



時間がなくて内容が薄い!!って感じた方もいるかも知れません…すみません!!

ちょっと文章がおかしいところがあるかも知れませんが、許容していただけると嬉しいです…


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る