第38話 霧雨彩視点
また一つ失ってしまった…どうしてこうなったのか自分でも自覚していた。そもそも罰ゲームが発生するような事をしなければよかったのだ。あんな事をしていなければ、今でも実君と付き合えていただろう…
「私が悪かったから、戻ってきてよ…実君」
私は屋上で泣いていた。先生が来ないうちに帰れと言われていたけど、そんなことは出来ない…
「なんで私ってあんな事を考えてたんだろう…」
今更後悔したってもう遅いのだ…彼を失ってしまったし、もうどうすればいいか分からない…
「友達はいじめられたくらいから離れていってしまったし、古河先輩は捕まってしまった…実君は仕組んでたのかな?今までのことを全部知ってた上で、騙してたのか…」
騙すなんて酷いとは言えないだろう…私だって両親にも、友達にも嘘をついて騙してきたことがあるんだ。だから私がこうなってしまったのも自業自得なんだろう…
両親は最近仕事が忙しいのか家に居ないことも多くなっている…私になんて興味を持っていないんだろう。兄弟や姉妹が居るわけでもないし、家ではいつも一人…唯一実くんと電話をしていた時間は楽しかったけど、今日からはそれもないんだ…
「あはは…これからどうやって過ごしていけば良いんだろう。実くんと話していた時間が一番楽しかったのに…どうして嘘告なんてしてしまったんだろう」
嘘告さえしなければ…あの時、嘘告をしようだなんて提案をしなければ実君と今頃は付き合えてたかも知れないのに…
「実君とは今後話すことは出来ない…でも私は実くんとまた1から再スタートしたい…彼に対する思いは本物だから」
私は彼のことが好きだから…何処に行っても見つけて話して見せる…
でもとりあえず準備をしないと始まらない…今の私にあるのは、肉体と命令すれば従う数人の生徒くらいだ。それと、私がいじめられ始めてから離れていってしまった友達…あの友達をなんとかしてまたこちら側につけていこう。
「外堀を埋めて、一緒に居られるように私が頑張らないと!!彼が私のことを嫌いなら、好きにしてみせる!!」
私は実君に別れを告げられ、ショックを受けていたが立ち直った。そして今後のためにも行動を開始するのだった…
今日も見てくれてありがとうございます!!
皆さんからのコメント随時お待ちしております!!なるべくコメントを返そうと思っていますので、感想なんかを書いていただけると幸いです!!
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カクヨム甲子園用の作品です!!ぜひ読んでいってください!!
細かい情報は将来的には開放する予定なので安心してください!!
それでは深夜にお待ちしております!!ぜひ来てくださいね!!
いつも見てくださりありがとうございます!!他の作品にも是非足を運んでみてください!!
皆様の意見を書いていただくアンケートのような物を今後実施していきたいと思います!!なかなか開始することが出来ずすみません…
アンケートは本日の昼か夜にでも投稿する予定です。
最近寝不足なのかも?申し訳ないのですが、深夜テンションで作成したため、誤字があるかも知れません…本当すみません
もし間違っている所があれば報告をお願いします…
アンケートなんですが、この小説を読んでてどう感じたか書いていただければ嬉しいです。
できれば皆さんの意見を教えていただけると幸いです!!
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