第34話 保護者会④
「では賛成多数によって、監視カメラを各教室に設置することを正式に決定しました。以後問題が発生した場合はその都度今回のように保護者会を開くことでよろしいでしょうか?」
「大丈夫だろう。問題が発生しないようにこちらで工夫すればいいだろう。次回の保護者会について、後で保護者の方々に連絡しておいてくれ。」
「かしこまりました。追って連絡をしておきます…校長一つお聞きしてもいいですか?」
「なんだい?君の質問には結構答えてきたつもりなんだけど…他に質問があるのかな?」
「結構質問してきたのは自覚してますけど…まぁそんなに気にしないでくださいよ」
「良いだろう。何の質問かな?」
「先程のカメラについてなんですけど、料金とか大丈夫なんですか?それとパスワード等だけだと不味いと思うんですけど…」
「カメラの方に関しては、購入費などはなんとかしているから安心してくれ。君が知る必要はなにもないから心配する必要はないぞ。」
「なるほど…ちなみに経費で落としてるんですか?もし経費で落としているのなら、それって大丈夫なんですか?」
「問題はないだろう。防犯上の設備の更新とでもやれば問題はないだろう。君が心配をする必要はない」
「分かりました。それではもう一つの質問にお答えしていただけませんか?先程も言いましたが、パスワードなどだけではセキュリティ上に問題が発生すると思うんですけど…」
「パスワードだけではダメなのか?もしダメなら他のものも組み合わせてみてはどうだ?例えば、顔認証とかどうなんだ?」
「顔認証もありかも知れませんけど…それ以上にワンタイムパスワードのようなものを使えればいいと思うんですけど…」
「ワンタイムパスワードとはなんだ?」
「一度限り有効なパスワードのことで、アプリなどに使用することができるらしいです。そういうのは安全性を高めてくれると思いますよ?」
「ふむ…それは後々考えるとしよう。パスワードだけではダメなら、先程も言ったが、顔認証などを導入すれば良いんじゃないか?」
「顔認証などは良いと思いますけど、悪意のある者によって大変なことになる可能性もあると思いますよ?」
「そうか…」
「校長。一つ言いますけど、こんなに一度に導入しても良いんですか?変に目をつけられたりしたら不味いと思うんですけど…」
「はっはっは!!私が誰かわからないのか?私はこの学校を運営する校長だ。保護者からも信頼が厚いし、何も問題はない!!」
「校長って何処かおかしい気がするのは俺だけですかね…」
「なにか言ったかな黒川先生?」
「いえいえ…何も言ってませんけど、校長先生ってすこし特徴的ですよね?」
今日も見てくれてありがとうございます!!
皆さんからのコメント随時お待ちしております!!なるべくコメントを返そうと思っていますので、感想なんかを書いていただけると幸いです!!
小説のフォローや☆での評価をしていただけると嬉しいです!!よろしくお願いします!!
現代に落とされた神は、「はいしん」をして再誕する!!
https://kakuyomu.jp/works/16817330661657734985/episodes/16817330661657757516
殺人鬼に恋した女子高生
https://kakuyomu.jp/works/16817330660613916378/episodes/16817330660665494728
冤罪で家族全員から見捨てられた俺は…
https://kakuyomu.jp/works/16817330659841270825/episodes/16817330659843670300
カクヨム甲子園用の作品です!!ぜひ読んでいってください!!
細かい情報は将来的には開放する予定なので安心してください!!
それでは深夜にお待ちしております!!ぜひ来てくださいね!!
いつも見てくださりありがとうございます!!他の作品にも是非足を運んでみてください!!
皆様の意見を書いていただくアンケートのような物を今後実施していきたいと思います!!なかなか開始することが出来ずすみません…
アンケートは本日の昼か夜にでも投稿する予定です。
深夜テンションで作成したため、誤字があるかも知れません…本当すみません
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます