第21話 計画通り…④

あれから数日が経って、東上から『目標通り付き合うことが出来ました!!これも機会をくれたおかげです!!』と言ったメッセージが来た。


このメッセージに俺は続けて返した。俺が返した内容は、『上手いこと釘付けにすることは出来そうか?』というものだ。これには俺が立てている計画に関係してくる大事な内容だ。


そして直ぐにメッセージに返答が帰ってきた。東上いわく、綺咲という女とは上手くやれているし、なんなら最近はずっと一緒に居るみたいだ。


東上にやって欲しいことは、綺咲を霧雨の近くに近寄らせないようにすることだ。東上が上手いこと綺咲を釘付けにして、霧雨と過ごす時間よりも東上と過ごす時間が楽しいというふうに意識を変えて欲しい…


霧雨の周囲の女を減らすことができれば、霧雨も俺に少しずつ依存していってくれるだろう…



ちなみに霧雨の周囲に居る女以外とは基本的に霧雨は喋らないから、霧雨の周囲に女が居なくなったら俺しか喋れる人が居ないのだ…どうして霧雨が周囲に居る女以外の人と喋る事ができないのかと言うと、他の全員から嫉妬されているからなのだ。


具体的には俺を含めた一年生のひとつ上である二年生の女の先輩が、好きだった男と上手くやってきていたのに、一年生である霧雨が来てからというもの関係がうまくいかなくなったそうだ…


一応二年生に上がるタイミングで付き合い始めたようだが、霧雨のことをひと目見た時に、その先輩は好きになってしまったらしくすぐに別れてしまったようだ…そのことから、その二年生の女の先輩は霧雨のことを相当恨んでいるらしい…


そして、近々霧雨をいじめるように同じ部活の女子に指示しているという噂が最近囁かれているため、俺は密かに楽しみにすると同時に危惧していた…




このイジメが早期に解決する可能性もあるが、なるべく長期にわたれば霧雨を俺に依存させることも可能になるだろう…しかしこのイジメで霧雨が学校に来なくなってしまう可能性があるため、そこは俺が調整しよう…


イジメをすると言われている部活の女子に証拠を見せつけて『先生にいいつけてやろうか?』とでも言ってくれれば直ぐにでも止めてくれるだろう…仮にイジメをした場合、先輩に指示されたイジメとはいえ、イジメをしたのには変わらないことから処分を受けることは免れないだろう…


学校によるが、イジメをした生徒が学校にそのまま残れるケースは非常に少ない気がする…例えばどこぞの業界の大物の娘だとか、子息だとかだったら別だが…





俺は少し警戒しながら日々を過ごしていたが、噂通りいじめが始まったのかもしれない…霧雨と会う度に、霧雨の顔色が悪くなっているのが見え、大丈夫?と聞いても一切答えてくれない…


これは上手いこと俺が対処してやらないと…イジメがエスカレートして、霧雨が学校に来れなくなる一歩手前になるまでは静観して、霧雨の精神を上手いこと揺さぶっていこう


霧雨が強い精神力を持っているのか俺にはわからないし…もしかすると逆にいじめをしてきた生徒を先生の前に引っ張り出す可能性もあるけどね…


ただ、顔色が悪くなっていたからそんなに強い精神力を持ってないと信じよう。もしかしたら、俺のことすら欺こうとしているのかも知れないが…








今日も見てくれてありがとうございます!!


皆さんからのコメント随時お待ちしております!!なるべくコメントを返そうと思っていますので、感想なんかを書いていただけると幸いです!!


小説のフォローや☆での評価をしていただけると嬉しいです!!よろしくお願いします!!


現代に落とされた神は、「はいしん」をして再誕する!!

https://kakuyomu.jp/works/16817330661657734985/episodes/16817330661657757516



殺人鬼に恋した女子高生

https://kakuyomu.jp/works/16817330660613916378/episodes/16817330660665494728



カクヨム甲子園用の作品です!!ぜひ読んでいってください!!


細かい情報は将来的には開放する予定なので安心してください!!


それでは深夜にお待ちしております!!ぜひ来てください!!



いつも見てくださりありがとうございます!!他の作品にも是非足を運んでみてくださいね!!



これからも頑張って投稿していきますよ!!明日はアンケートを取らせていただきます!!回答のほどよろしくお願いします!!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る