ふふ。素敵な竜日和。
祭りに自分も参加させていただいたような気分です。
竜の珠の解放後が気になっていましたが、本当にもう還るべきものが、帰るべき場所へ解放されたのですね。よかった。
セイランの解放は、もう一段階難しくて、きっとトゥトゥの存在なしには成しえなかったのでしょう。
よきご夫婦の抱擁に、私も幸せになりました。
作者からの返信
竹部 月子さま。
華やかな空城のまつりの空気、感じていただけたならよかったです。
竜の珠は、あるべきところへ戻りました。人間との、世界とのつながりに別れを惜しむように。もういちど、戻るために。
セイランは、こどもなのです。かおをあげてごらん、といわれなければ、あげられなかった。ただ、こどもであるがゆえに、心の温度はだれよりもたかく、保たれていたのです。
うぅ~っ、セイラン、私も泣きそう。
ありがとう、トゥトゥ、来てくれて。
にゃ~、ここのお話、好きだなぁ~。お祭りの賑やかさも、最初の「ぽん、ぽん」花火も。
作者からの返信
@hikagenekoさま。
セイラン、ながく苦しんだのです。
慰めのことばもたくさん受けたのでしょうけれど。
みろ、かんじろ、顔をあげろ、といってくれた人はいなかった。
トゥトゥは、彼の運命のひとだったのでしょう。
お祭りに浮き立つ、美しい空城の情景、感じていただければ嬉しいです。
『なにかがおおきく変わり、大事なものはなにも変わらないことを、いのちの芯で実感した。』
この一文、とても好きです。
本当に大切なことを感じるのは、頭じゃないんだなぁと思います。
素敵ですね。
作者からの返信
幸まるさま。
黒玻璃城、空城の住人たちはすべて、どこか心晴れないものが引っかかっていたのですが、それをトゥトゥが解放しました。ついでに、セイランのこころも引っ張り上げて。
新しい風が、光が、みんなに寄せたのです。
ありがとうございました。