料理の知識というか、料理を作るところを見たこともないから想像だけで最悪な破壊工作に! まずは手を一切出さないで見学だけ、つぎにメモを取る、レシピと比べて意味を理解する、その動作をまずまねるエアクッキング!それから個別の工程の力加減を学ぶ、の順ですかね。何とか料理を作らせてあげたいけれど、専用の厨房も別にいるかなあ。うっかり手が滑って誰かが大けがをする可能性もまだあるから。
作者からの返信
土岐三郎頼芸さま。
実家では養母ツィランのもと、なんどか本気で学んだのですが、天才的なセンスで手順を忘却し、応用を不可能としてきたのです。
トゥトゥ、いのちあるものを扱うのは得意なのですが、その逆は……。
専用厨房、良いかもしれませんね。すぐに火の海になりそうですが。
さてと、セイランとも仲良くなったトゥトゥはどうなるかなぁ、料理修行楽しみだなぁ…………………………、ふげっ!
ルノをはじめとする厨房の調理人たちは、トゥトゥの衝撃的な調理センスを知り、悔恨と諦めを含め、「絶縁の花嫁さま」、と呼んだ。ルノは「ひとの価値は料理だけじゃないさね」と快活な笑顔で励まし、トゥトゥには下働きが最初に行う洗い物から、ゆっくり教え始めた。
作者からの返信
福山さん。
あはは。そうそう、料理修行いぜんの段階で惨事を生ずるためにこれまでなんら学ぶ機会がなかったのです。
実家の台所の壁には、トゥトゥが飛ばした包丁が刺さった痕跡が無数に存在します。
ちなみにたぶん、おはなしに登場しませんが、星竜の姫さまインファさんは、お料理得意です。
芋と戦うのか!という描写に笑ってしまいました。ギャップがかわいいです
作者からの返信
あまくに みかさま。
過去にはお芋にえいやと振り下ろした包丁が目測誤り石の台にあたりギンと折れそばにいた養母の頬をかすめ壁にびいいいんと突き立つという惨事もあったようです。