4への応援コメント
リタイアした人間の心情や行動がかなりリアリティもって描かれているように感じました。
それだけに「俺だってガキの頃、サンタになりたかったんだ」というセリフが重みと痛快さをもって迫ってきました。
飛行シーン、着たのがサンタ衣装ではなく半袖とサングラスなのが、彼の選択としても、南半球らしさとしてもいいですね。
作者からの返信
武江さん
またもや素敵なレビューとご感想を、ありがとうございます(≧▽≦)
青い空と赤い服の対比がパッと目に浮かぶ見出しコメントをいただけて、なんだか爽快な気分になりました!
還暦を迎えた男性が主人公である上に、飛行機野郎、オーストラリア人でクリスマスは真夏……と、自分の中に微塵も存在しない要素ばかりを組み合わせてしまったため、書きあがるまでに時間を要した物語でしたが、リアリティを感じて読んでくださって、すごく嬉しいです!
積み上げた人生があるからこそ感じる痛みもあれば、それが癒しとなる瞬間もあって、生きるってそういうことじゃないかと、感じられる物語になっていたら幸いです。
ラストはとにかくスカッと! を目指しました。彼らしく、そして南半球らしいと言っていただけて、良かったです♪
お読みいただき、ありがとうございました!(*^^*)
4への応援コメント
日本が大変なことになってからのお話しでしたが、確かに「人間万事塞翁馬」でした。
最後も心温まる結末で、素敵なプレゼントでした。
ありがとうございました!
作者からの返信
小烏さん
最後までお読みくださって、ありがとうございます!
本作は先日非公開にしてしまった「桜 in space」という作品から始まった、同じ世界観のシリーズなのですが、日本沈没ぎみの設定の意義が本作だけ読むとよくわからなかったかもしれません💦
それにも関わらず、納得していただいて嬉しいです(^o^)
クリスマスのお話、タイムリーに読んでいただけたことに、感激してしまいます!
こちらこそ、ハートや☆、コメントのプレゼントを、ありがとうございました♡
4への応援コメント
拝読させていただきました。
とても面白かったのです。
少し出遅れましたが、クリスマスを目前にこの話を読めたのはちょうど良かったのではなかろうか^^
時代の流れと、パイロットの廃業。
親子の確執。
ストーリーとしてもとても魅力的なのですが、やはりキャラクターの人間味がしっかり加わることでドラマ性が強くなって、より面白く感じるのだろうなあと思っています。これだから、こよみ作品はやめられないのです。
そして随所に散りばめられた丁寧な伏線や描写。
今回とくに好きだったのが
>俺はいつもこうなんだ。肝心な時にヘマをする
というジョージのセリフ
この言葉で、彼の言う「ヘマ」があの親子げんかなんだろうなあと想像できて。
進路の話をしたあの瞬間。
ルークもジョージの未来を想っていたし、ジョージもまた父親への憧れとともに、何らかの答えとして用意していたロボット工学。
本当は、すれ違わなくても良かったんだということが、この一言で察することができて、とても良いセリフだなあと。
そして日本が沈没していることがどの様に関わってくるのかと読み進めていると
キミカさんのセリフ
>日本がこんなことになってなかったら~
そうか、皆どこか立ち位置を見失っているのだ。
キミカは明確に故郷を。ルークもパイロットと言う職や夢を。
ジョージにしても、どこを基点に立てば良いのかを模索している。
そんな中でもそれぞれに寄る辺を見つけながら生きていく姿がとても素敵だなあと思ったのです。
作者からの返信
葉さん
最後まで一気に読んでいただけて、嬉しいです!
仰る通り、Xmasのお話なので、今の時期がそろそろ気分も盛り上がってきて、ぴったりでしたね☆
いつもながら物語全般に丁寧な目配りをして、細かい仕込みにまで気づいていただいて、ありがとうございます。
ほんの一行の台詞にも血が通っていることを、葉さんのように見出していただけたら、これに勝る喜びはないです♪
傍から見たら「どうしてそんな些細なことで」と思われることでギクシャクしてしまうのが、家族だと思ったんですよね。特に父と息子は、目指す地点が同じであればあるほど、難しいんじゃないかなあと。
後悔しながら、素直になれないすれ違い。その関係を察していただくことができたならば、自分の中では及第点です^^
今回、日本ルーツであるキミカは背景に回ってもらいましたが、彼女の存在が父子の問題を普遍的なものへ変換してくれるのではないかという予感があり、それは正解だったのではないかなと、葉さんのコメントで感じることができました。
答案用紙に〇を頂いたような……というのは、ちょっと硬いですが、意図したところを汲んでいただけたなあ✨という、誇らしさがあります!
深く読み込んでいただき、ありがとうございました(*^▽^*)
4への応援コメント
すっかりこのシリーズのファンになってしまいました。
緑と桜に続く「in シリーズ」ということで、期待大で読ませて頂きましたが、でっかい期待を軽々と超えてくる力作だったと思います。
前作、前々作から、さらなる広がりを見せる世界観に、深みを増した人間模様、最後まで目を離せない、素晴らしい作品でした。
ただのSFではない、と毎回思い知らされます。
今回も最高でした!
作者からの返信
そわさん
シリーズのファンと言っていただき、すっっごく嬉しいです!
自分でも「このシリーズはこう」と決めているセルフイメージを守り、かつ前作とは違うカラーで、完成度を低めないよう……などの意識があるので、毎回緊張の執筆なのですが、そわさんの期待を超えることができたと知り、心から安堵しました!
土台となる下調べを頑張って良かった~(/_;)
>ただのSFではない
ズシリと胸に響く、勲章のようなお言葉をありがとうございます!
しかも最高と……私が地縛霊だったら今頃成仏しています。
ものすごく励みになりました。
お読みいただき、ありがとうございます(#^^#)
編集済
4への応援コメント
大遅刻!
鐘古こよみさんは大勢の愛読者さんがいるから安心していて、目立たない作者さんを優先しているせいか、ついつい、後回しになってしまいます。
還暦の赤いちゃんちゃんこがサンタになるアイデアがいいですね。そして「サンタに憧れていた」という告白も。
どんなにカッコつけた大人の男性でも子どもの頃は戦隊ものを見て、サンタクロースにも憧れていたはずですからね~。
クリスマスの物語としてはスカッと爽やかな感じでしたが、南半球は夏ですし、これでいいのです。
ところで日本が沈没したというのは、小松左京「日本沈没」を連想させますが、この設定は実においしいです。これで何作も創れそうですね。
★「日本沈没」わたしも原作は読んでなくて、1970年代の映画をリマスターしたものを観て、そのスケールに感動しました。藤岡弘さんが主演をつとめています。
当時のザ・昭和な雰囲気とあわせて、ほとんどゴジラ的な特撮ものですが、今でもすごいなって思います。
作者からの返信
朝吹さん
おはようございます!
いつ読みに来てくださっても嬉しいので、私のところは全然後回しで大丈夫ですよ♡ 私も朝吹さんの作品は腰を据えて読みたいものが多いので、つい後で来よ~ってなっちゃいがちです<(_ _)>
還暦とサンタのコラボを気に入っていただけて、嬉しいです!
外見はコワモテのぶっきらぼうでも中身は案外ピュアな人って、不器用な男性に多いイメージで。
きっと息子のジョージも自分が子供を得る頃には、立派なカッコつけになっているに違いありません。
小松左京氏の「日本沈没」は超有名なので概要は知っているのですが、実はちゃんと読んだことがないんです💦 SFでこの災害を扱うと必ず名前の挙がる作品なので、しっかり読んでみないとなあ。
火山噴火や大地震での日本崩壊だと人的被害が大変なことになってしまうので、「ゆっくり沈んで避難までに猶予があったので人は助かった」ということにしたかったんです。
深掘りできるテーマなので1作で終わらせるのはもったいないと思って、同じ世界観で試しに何作か創ってみています^^
お読みいただき、ありがとうございました!
2023.12.7追記
追記をありがとうございます♪ 映画もあるんですね! 主演が藤岡弘さんというだけで、スケールと熱さが伝わってくる気がします(笑)
ザ・昭和な特撮、独特の雰囲気が好きなので、どんと来いです。面白そうなので、まずこちらを探して観てみようかなあ。
ご紹介いただき感謝です(^O^)
4への応援コメント
これ以上に幸せなプレゼントはないですね。もつれたものがほどけるあたたかさ。父と息子それぞれの感情がしっかり伝わってきました。第二の人生の象徴である赤いシャツがここですごく活きていてかっこいいです。控えめなのに存在感のあるお母さんも素敵でした。
SFですが、変わっていくものへの葛藤や違う世代との関係性とか、普遍的なものを感じました。素晴らしい読後感です。ありがとうございました。
作者からの返信
柊さん
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
きっとこれまでの歴史上でも、技術革新と人間の失業は連綿と繰り返されてきたと思うんです。それに父と息子の難しい関係も、それこそ人類発祥直後からあったかもしれません。きっと今後もあり続けるであろうそういう関係を、「あれがあったからこういう良い結末になった」と言える幸せなお話にできないだろうかと想像して書いてみました。
どの物語にも普遍的なものを込めたいと願っているので、それを感じていただけたのは望外の喜びです!
お母さんと赤いシャツに注目してくださったのも嬉しいです。今回は古き良き日本に裏方の働きをしてもらいました♪
素晴らしい読後感と仰っていただけて、感無量です!
こちらこそ、嬉しいコメントをありがとうございました(*´▽`*)
4への応援コメント
ヤバイーー。
還暦サンタ、カッコいいーー!!
父と息子の間にあった、不器用な確執が完全に取り除かれ、「二人で」サンタになった瞬間でしたね。
こよみ様ワールド、わーい♡
本当に、みんなにとって素敵なプレゼント。
みんなにとって素敵なクリスマス。
そして、プレゼントを贈る側の嬉しさを知った、サンタさんへ。
メリークリスマス!!
作者からの返信
緋雪さん
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
不器用な還暦サンタ(サングラス付き)もなかなかいいじゃないか……と思ってくださったら、本望ですヾ(≧▽≦)ノ
「二人で」サンタと言っていただけて、息子も感無量!
年末だしクリスマスシーズンなので、賑やかにワーッと、何の憂いもなく爽快に終わるお話にできたらいいなあと思っていて。
素敵なプレゼント、クリスマスと言っていただけて、良かったです♡
メリークリスマス♪(#^^#)
編集済
1への応援コメント
こよみさんの、人間らしさを追求する拘り、日本人らしさを大切にする意識、inシリーズには、それが書かれているよなあと思います。郷土を失って尚、日本人である誇りを持っていて、その素晴らしさが、外国人にも受け入れられてきたことは嬉しいことです。
オーストラリア、グレートバリアリーフ、ケアンズ、実際に訪れた場所です。本当に美しかった。人間の仕事が機械化されることで、自然はどうなるのでしょう?期待もあり心配もあります。
人間にしか生めないものって絶対ありますよね。
今後の展開が楽しみです。
作者からの返信
緋雪さん
in シリーズの核の部分をズバリ言い当ててくださるとは! 伝わっていることがわかって、とっても嬉しいです♡
そうなんです。このシリーズには必ず「古き良き日本」と人情を絡ませようと思って書いています。
日本人は日本国内にいると同質性が強すぎて、自分たちの持ち味とか継承していくべきものが案外見えていないんじゃないかなあと感じることがあります。日本沈没気味(笑)にしたのは、こうすることで外国で暮らさざるを得なくなった日本人が増えて、自分たちの文化を見つめ直すんじゃないかと思ったからなんですね。
オーストラリア、実際に行かれたんですか! まー、なんて羨ましい♡
確かアメリカのことも仰ってましたし、いろんな外国に行かれてるんですねえ(*´▽`*)
コメントありがとうございます♪
編集済
4への応援コメント
これは…なんとも爽やかな胸をすくような
鮮やかな展開。
時代の流れに淘汰されそうな古い飛行機乗りが、
先端技術を駆使したサンタの橇とトナカイの
コラボに辿りつくなんて…!
この発想には脱帽。思いつくことが本当に凄い。
人間の空への憧れは、
時代を超えて、きっと受け継がれてゆく。
子供たちの夢を乗せるサンタの存在も
きっと、ずっと、揺るぎなき永遠。
変わっていくものもあるけれど、
変わらないものもある。
この不安定で目まぐるしい世界の中で、
変わらないものがあることが
なぜか、とても嬉しい。
素敵な素敵な作品でした。
読ませていただき、幸せです!
作者からの返信
春さん
最後までお読みくださって、丁寧なコメントまで、ありがとうございます!
古いものが淘汰されるだけで忘れ去られて終わり……というのではなくて、新たな価値観の中で生まれ変わる機会が得られたら、誰もが何度でも活躍できる、素敵な世の中になるんじゃないかと思うのです。
そのためには合理的な科学技術だけじゃなくて、夢とか憧れとか後悔とか、形のない曖昧で面倒くさいものが、きっと必要なんじゃないか……と、作品を書きながら考えました。
サンタクロースってすごいですよね。何世紀も前からずっと、この存在だけは変わりなく、誰も約束したわけじゃないのに、子供に夢を見せるためだけに受け継がれているんですよ。
これはもう魔法だと私は思います。
この魔法が未来永劫、宇宙進出の時代になっても変わりませんように。
そんな気持ちを込めた作品を読んで幸せになっていただけて、こちらこそ幸せです!
ありがとうございましたヾ(≧▽≦)ノ
編集済
4への応援コメント
最後、“電動モーターを起動させ、回転数が上がっていく音に”から、“プロペラのチルト角度を変えると”あたりに、息も絶え絶えになった跡が見えます……!
でもって、“モーター音が途切れ、機体の下から丘が消え、重力が体を抜けた瞬間。”のあとの、“飛んだ。”で空白行があけてあるのが、とっても効果的で! 本当にふっと空に浮かびあがったような爽快感を感じました。高所恐怖症なのに!(笑)
ただ離陸した、飛んだ、だけではやっぱりここまでの臨場感やリアリティはでないと思います。しっかり調べて、苦労してお書きになっただけの値打ちはめっちゃあります! 私が保証します!(←それに値打ちはあるのだろうか;
とりあえず今もう感動の涙で文字が霞んでおります。めっちゃええ話や……!(´இ﹏இ`)
ルークかっちょいいです。ジョージも立派な息子や……! アニメの声優さんは井上和彦さんに決まったようですがw、私はハリウッド映画化でマシュー・マコノヒーとニコラス・ホルトを推しておきます☆(´∀`*)ウフフ
素晴らしいものを読ませていただきました。ブラボー!
作者からの返信
千弦さん
>息も絶え絶えになった跡
バレテーラ(´∀`*)ウフフ
いやあ、せっかく頑張ってお勉強したので、記念にちょっとくらい専門用語入れておこうと思いまして☆
空に飛んだ感覚、感じていただけましたか! やったー!!
あ、高所恐怖症の方には、まことにすみませんw
千弦さんの保証付きになった、だと……!? それは、ルパンに狙われても仕方のない値打ちが付いたということです! わあん嬉しい、王室御用達みたいな千弦認定のマークが欲しいですうう( ;∀;)
しかも感動の涙まで浮かべていただけたとあっては、苦労して書いたかいが報われるどころか、かえって儲けちゃいました♡
キャストまで決めてくださった! 二人ともイケメン過ぎる気もするけれど、うまい具合に気まずい父子の雪解けを演出してくれそう。うん、千弦プロデューサーの目に狂いはない。図々しくも決定☆(・∀・)b(吹き替え版はやっぱり井上和彦さんで……♡)
嬉しすぎるコメントの数々にブラボーまで、いつもありがとうございます!!
4への応援コメント
あいかわらず平均点が高くていらっしゃる。コンスタントに90点代を叩き出していらっしゃるのは、本当に何なのか。ヨム方としては嬉しい一方、カク方としては少し悔しくもなります。
うまく言葉にできる気がしませんが、いい意味で先を読みやすくはあるのですけれど、そこを裏切らずに書くのは意外と難しいと思いますし、そこから少しだけ上回ってみせていらっしゃるのは、本当にお上手ですよねえ。
作者からの返信
橋山さん
お読みいただき、ありがとうございます!
信念のある文章をお書きになる橋山さんから平均点高いと言っていただけるのは、素直に嬉しいです(∩´∀`)∩
仰ること、わかります。エンタメ作品は意外性も大事ですけど、それだけではやっていけなくて、お客さんの希望を叶える展開も一方では必要なんですよね。その二つが嚙み合って初めて、一定以上の満足度が生まれるんじゃないかなあと思います。王道作品が王道たる所以です。
そこに自分の作家性というか、新しい感性を一つ乗っけることができたら、最高なんじゃないかなと。もしかしたら、そういうことを言ってくださっているのかな~と勝手に解釈して、とても浮かれています♪
励みになるコメントをありがとうございました(*^^*)
1への応援コメント
読ませていただきました!
パイロットについてはあまりよく知らなかったのですが、タイトルと書き出しの部分で空を飛んでいるような清々しい情景が浮かんできました……!
ルークがパイロットという職業を誇りに思っている事、自動操縦に思うところがある事等文章から読み取りやすく、全てがすっと入って来る文章……すきです
作者からの返信
ちーそにさん
初めまして。お読みいただき、ありがとうございます!
パイロットについては、私もよくわからなかったので、書く前にすごく調べました。付け焼刃な感じが出ていないかドキドキです(;´∀`)
空を飛んでいるような情景を感じてくださって、良かったー!
文章も気に入ってくださって、嬉しいです♡
コメントと評価をいただけて、とても励みになりました。ありがとうございます^^
4への応援コメント
鐘古こよみ様
素晴らしい! なんだろう、この爽快感。まるで自分が空を飛んだみたいな。
しかしながら、いろいろ穿った見方をした自分が恥ずかしい(#^^#) ケインが怪しい(名前からして裏切り者? 何か企んでいるのでは? ジョージの怪我はもしかしてこいつが?)とか、ロボットに因縁があるやもしれぬとか……。
忘れていました。こよみ様のSF小説には根っからの極悪人は出てこないということを。
父と子の夢がこんなにも素敵な形で叶うとは!
そして、こんなにもサムズアップが似合うサンタクロースは他にいません。
この小説は、読者の私たちへの少し早いクリスマスプレゼント🎁となりました。
『プレゼント in sky』めっちゃ面白かったです\(^o^)/
こよみ様、読ませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
ブロ子さん
空を飛んだ気分になっていただけましたか!?
それはとっても嬉しいです~ヾ(≧▽≦)ノ
ケインが怪しいwwまさかそこ疑われるとはww
ブロ子さんと那智さんの予想を合わせると、この作品の違った姿が見えてきて、なんかそれはそれでいいのではと思えてきている自分がいます( *´艸`)
しかし、そうなのです。この「in」シリーズは、日本は沈んでも悪人はなかなか出てきませんので、ご安心を(つまり一番悪いのは作者。笑)
今回はベッタベタな人情ものハリウッド映画みたいなイメージが頭の中にあって、よりストレートな作風になったかもしれません。
ちょっと早すぎますが、クリスマスプレゼントとしても満足な作品になっていたら、望外の喜びです!
いつもいろいろ考えながら面白く読んでくださって、こちらこそ、ありがとうございます\(^o^)/
1への応援コメント
鐘古こよみ様
今回のSF「in」シリーズはイケオジが主人公なのですね!
なんとなくジブリ作品の『紅の豚』を思い出しました。
ルーク氏のハードボイルド調の語りが超クールです。(脳内では井上和彦さんのCVで再生されました!)
そうか……日本は沈没したのですか。
(こよみ様、やはりあなたは小松左京先生だった!?)
>「―― 一体誰が、どんな方法でお前を育ててきたと思ってる!」
ルーク氏のこの発言は、単に子育ての大変さを表わしているだけのものとは思えません。ロボットに対しても何か遺恨めいたものがありそうですが……。
(的外れな読み方をしていたらすみません💦)
作者からの返信
ブロ子さん
さすがジブリマニアのブロ子さんです! ルークが「飛べない豚はただの豚だ」って言い出さないよう気を付けて書いたくらい、そんなイメージでした♡
井上和彦さんのCV、決定!(そんな大物に出てもらえるのか!?)
あ、日本沈没の件はすみません。タグに勢い余って書いちゃいましたが、実際はまだ60%水上に出ておりますw 小松左京氏は、前s……あ、喉の調子が💦
ルーク氏はカッとなりやすい不器用な昭和の親父なのです。あまり込み入ったことは考えていないんですよ。ロボットやAIは人になり替わるものというイメージで、ああいうのがのさばるから職を奪われた……と思っているようです。
既にご評価をΣ(゚Д゚) ありがとうございます!
最後までお楽しみいただけますように……!
4への応援コメント
もったいないからちょっとずつ読もうかと思いましたが、一気に読んじゃいました。爽快! サンタの衣装じゃないのがまたかっこいいですね。目頭が熱くなりつつ、自分も飛んでいるかのような感覚を味わいました。こよみさん作品の、この読後感が好きです。
作者からの返信
圭以さん
>一気に読んじゃいました
わあ、こちらこそ勿体ないお言葉を!
スカッと青空なイメージを最後に持って行きたかったので、爽快と感じていただけたのもすっごく嬉しいです( ;∀;)
それと、読んでいる人に飛んでる感じが伝わったらいいな……とも願っていたので、ああよかった、伝わったのだとホッとしました♡
長い親父の独り言でしたが、読後感、好きと言っていただけて良かった~!
一気読みしてくださって、ありがとうございました(≧▽≦)
4への応援コメント
congratulations!!!
大空に舞い上がった自分と眼下に見える家族を含めた人々の幸せそうな表情。
ルークさんにとって最高のクリスマスプレゼントでしたね。
良かった、良かった。
え、サプライズ?
なんのことでしょうか?
ジョージが吊り包帯外してピースサイン?
キミカさんが含み笑い?
はてさてなんのことやら💦
けれど真面目な話、ロボットに職を奪われて大勢の人たちが路頭に迷うという近未来がもうすぐそこにきています。
このお話のように新しい技術によってうくらかでもその解決できればと思ってしまいました。
でもまあ、なにはともあれ、ハッピーエンド最高!
ちょっと早いですが、Merry Xmas!
作者からの返信
那智さん
もしかしたら実は全て仕込み済みのサプライズで、ルーク親父だけが何も知らずにいるのかもしれない……
それもアリだなと思ってしまいました。裏設定ということにしとこう(笑)
私は楽天家なので、ロボットはあくまで人間が使うものよ……と思っていますが、実際にいくらかの職業は淘汰されてしまうでしょうね。
その時に少しでも前向きな転職先というか、能力の振り替え方というか、そういうことができたらいいなあと思います。
フライング状態にも関わらず、さっそく読んでくださって、ありがとうございました(*^▽^*)
まだ11月ですが、Merry Xmas!
4への応援コメント
ああ……凄く好きなお話。読めて幸せ(*´◒`*)
こよみさんの未来のお話は、本当にそうなっている姿がリアルに目に浮かぶので、いつも物語だという事を忘れてしまいます。最早ソリを引くトナカイを観てきた様な気分です😆
あと、動物園の動物達がアニマロイドになるのってスゴく良いんじゃないかと思います!動物達にとっても人間にとっても。
ジュラシックパークなんかもいずれは現実の物になるのかも知れませんねー 楽しみー♪
個人的に、サングラスの鯔背なサンタに撃ち抜かれました。オヤジ好きにはどストライク過ぎる……(〃ω〃)
お父さん似の素敵な息子さんとの不器用な親子愛にときめきつつ感動しました。
いつもながら素敵なお話をありがとうございます♡
作者からの返信
成生さん
早々に読んでくださって、嬉しいです♡
しかも、幸せと言っていただけて……!
今回ちょっと構成もいろいろ悩んだので、大変報われた思いです( ;∀;)
未来の動物園、勝手にアニマロイド化しちゃいましたが、ご賛同いただけたー!
現状だとちょっと多すぎるし、動物の幸せはもちろんですが、温室効果ガスとか環境負荷的にもどうかなと感じるんですよね……子供たちは動物園大好きなので、お世話になっているのですが。
ジュラシックパークは実現しても、怖くて行けないかも……Σ(゚Д゚)
お父さんサンタが的中して良かったです♡ 不器用だけど、よく見ると結構かわいい……? というギリギリラインを目指しました。息子も将来きっとこうなります(笑)
こちらこそ、いつもありがとうございます(*´ω`*)
4への応援コメント
鐘古こよみ様
今回も素敵な物語を読ませ頂きました。
冒頭部のセリフやシーンを回収するラストには、毎回、唸ってしまいます。
さらに、バンク酔いやラダーペダル、三舵など、要所要所で専門知識や用語を投げ込んでくるから、リアリティが凄いです。
素晴らしい物語をありがとうございました。
作者からの返信
イルカさん
ありがたいコメント嬉しいです<(_ _)>
専門用語はお勉強直後だから、むしろうるさくならないように気を付けないとと思っていて。ちゃんとリアリティの効果が出ていたらなら、良かったです♪
こちらこそ、台詞の回収などいつも気付いてくださって、頑張ったかいあったなあ~となります。丁寧に読んでいただき、感謝しております!
編集済
4への応援コメント
はあ......結末に胸がいっぱいになりました。
この読後感は読者へのプレゼントですね、ありがとうございます。
近未来。失われていく仕事と、新しく生まれていく仕事。
そうした世界観の中で、inシリーズは視点を変えながら親子のドラマを追ってきた作品なのだな、と改めて感じました。
今回は、空の男として長年生きてきた父と、ロボット工学をやると言い出した息子。
決して浅くない溝ができてしまった親子関係を果たして埋めることができるのか......と思っていましたが、最高のクライマックスが待っていました。
ルークが愛情をもって飛行機を叩いたように、ジョージもまたルドルフをぽんぽんと叩いてみせたこと。
離陸前の会話で、父と子のわだかまりが解けていったこと。
ジョージの〝サンタの空飛ぶ橇〟で、再び空を飛んだルークが、妻の言葉を思い出し、第二の人生を踏み出せたこと。
どれも胸が熱くなる名シーンでした。
三部作?をついに読み終えてしまいました......。
叶うなら、また読みたい 笑
いつか短編集となって私の本棚に並ぶことを想像して、ひとり楽しくなりました。
素晴らしい作品、ありがとうございました。
作者からの返信
青草さん
「in シリーズ」全て読了いただき、まことにありがとうございます!
今のところ3部作(うち一つ非公開💦)ですが、まだまだ同じ世界観で書きたい意欲があるので、アイデア湧いたら挑戦したいと思っています(^^♪
本作の結末、読者へのプレゼントと言っていただけて、感無量です!
ルークとジョージのぽんぽん仕草の共通点、書いた私も「ほんとうだー」となっております。細かいところにまで目を配っていただけて、嬉しいです(*´ω`*)
親子に着目してくださった通り、このシリーズの共通点として意識しているものの一つに、「若者と老いゆく者」というテーマがあります。
革新的な技術が次々と実現していく世界では、時代遅れとなる者たちや、時代についていけなくなる者たちが、必ずや生み出されるはずです。
じゃあその人たちは、本当にもう必要のない存在なのか?
そうした問いに、前向きなアンサーを得られる物語を書いていけたら、というのが執筆の一つの動機です。
お楽しみいただけたのでしたら、本当に嬉しいです。
短編集になって本棚に並ぶ……なんて素敵な想像でしょう!
私こそ楽しくなってしまいます。励みになるコメントを、ありがとうございましたヾ(≧▽≦)ノ