少年の声スピンオフ 瀬戸内 景の日常

新しい友達！間宮！

第3話

ー次の日ー

ー教室ー

月並

昨日は凄かった…。

手続きじゃなくて、あの子が…！

瀬戸内

『お前、変なやつだな』

月並

『いや、あんたに言われたくないよ！』

瀬戸内

『そうか？お前も充分変だけどな』

月並

『えっ…それは』

瀬戸内

『変だっていう方が変だぞ？』

月並

『いや、そんなわけないじゃん！！　私はフツーだよ！　ふ！つ！う！　何の特技もないし！何の特徴もないただの高校生だよ！　まだ高校入ったばかりだけど！』

瀬戸内

『…』

月並

『…』

〘言い過ぎたかな…？〙

瀬戸内

『こんなにも言い訳を言うって事は…ますます怪しくなってきたぞ…これは…！』

月並

『何でそうなんのさ！？』

瀬戸内

『ふふふふふ…隠そうとらしたってムダだからな…！うふふふふふ…！』

月並

『笑い方、キモっ！

いや！そういうんじゃないからコレ！』

瀬戸内

『いや、そういう対応がより香ばしく見えるがな…』

月並

『何回やらせるんだよ！このやりとり！』

ーそして現在ー

ー教室ー

月並

昨日はあんな風に言っちゃったけど。

実を言うと傷ついてたとかないかな…。

大丈夫かな〜。

？

あいつはそんな風には考えていないと思うけどな〜。

お前は考えすぎなんだって。

月並

ありがと…。

励ましてくれて。

大分馴れ馴れしく話しかけてくるけど。

一体誰…

瀬戸内

よっ！

月並

うわぁあぁあぁあああ！！！

昨日の奴！！

瀬戸内

…。

お前だって昨日の奴だろ。

？

何かあそこから賑やかな声が聞こえてくるな〜。

一体誰なんだろ？

あの人達…。

楽しそ〜！！