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  • 初めまして。
    オレンジ11様のエッセイがお邪魔しました。

    元々、かいじゅう は色んな人が書いて、次第に変化して、たっくんに寄り添うために人格を持ったように感じました。

    解釈が人によって違って面白くもあり、その違いが新たな かいじゅう を生むのかなと勝手ながらに思ってしまいました。

    作者からの返信

    初めまして。

    かいじゅうとは何か、どこからきたのか、皆さんそれぞれの解釈は、自分にとっても非常に興味深く、作者自身でさえ考えていなかった可能性を示唆してもらえたりします。

    たしかに、かいじゅうが沢山いてもいいですね。病院は特に、夜は恐ろしい感じがしますから、あちこちに色んなかいじゅうがいて、こどもたちを見守っていてくれたら。

  • 悲しみや希望、励まし、寄り添う気持ちにについて直接的に書かれていないにもかかわらず、すごく伝わってきました。素晴らしいです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    重い病気の子にしてあげられることは、自分にはなにもありませんが、かいじゅうは一緒に泣いてくれます。

  •  この『かいじゅう』は子供と一緒に泣いてくれているのですね。
     病気を治してやれない無力さを嘆くのか、それでも苦しい時もずっと寄り添っていてくれる。
     遊んでくれたりする。
     もしかすると消灯後、親と離れて寝なくてはいけない子供たちのベッドの中に潜り込んで、そっとお話なんかをしてくれるかもしれないですね。
     無力だけど無力じゃない、子供たちの守護かいじゅうなのかもと思いました。


     

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    あまり役に立たないかいじゅうですが、神様だって、しもじもの些末な悩みから戦争みたいな一大事まで、ほぼノータッチなのですよね。

    だったら、同じように役に立たない存在でも、一緒にいて泣いてくれるかいじゅうの方がいいと思います。

    遠藤周作の小説に出てくる神様も確かこんな感じだったように記憶しています。一緒にメーメー泣いてくれるだけの情けない神なら、無神論者の自分でも信じられそうな気が、ちょっとだけしました。

  • 自主企画への参加ありがとうございます!
    かいじゅう・・・。
    張り紙に書かれているような存在だったらそんなに悪いものではないような気がしてしまいますね・・・。
    物書きのくせして語彙力が死ぬほど少ないのでうまく言えないのですが、切なかったです・・・。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    自分が実話系怪談が苦手なので、あまり怖くないようにしました。
    もしかしたらギザギザの歯でこどもたちを……でも、それでは悲しすぎるので、無害でやさしいかいじゅうだと信じたいです。

  • この かいじゅう は果たして誰が描いたのか
    順当に考えれば入院患者だった子供の絵に医師か看護師さんが文字を付けたのでしょうが
    そこには子供たちを喜ばせる意図の他、難病という辛くも個人の力ではどうしようも出来ない厄災に対する医師・看護師の無念さも現れてますよね

    このかいじゅうくんが心から喜べるよう医学の進歩に期待したいですなあ

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    かいじゅうの正体は、いろいろ考えられると思っています。子供たちの想像から生まれた産物、あるいは亡くなった子供たち自身か、それを看取った大人たちの無念さの結晶。または、あるまんさんがおっしゃるように「難病という辛くも個人の力ではどうしようも出来ない厄災」というもの、それ自体が「かいじゅう」なのかも。

    難病の子供は、数が少ないため治療法も緩和ケアも日本ではまだまだ遅れているという本を読んだことがあります。本当に、医学の進歩がんばれ! と祈るような気持ちです。