Ch.1 §4 あらすじ/用語:家族
更新:2023-10-20
目次 短めのあらすじ/長めのあらすじ/用語
## 短めのあらすじ(約200文字)
鮎田数樹と鈴木歩が婚約の後、結婚するに至るまでを、まず畑中麻衣美(神崎と相思相溺愛)視点の閑話で。さらに、鮎田が鈴木の姉になることを要求した白い部屋の主は、じつはごはんを食べたりすると長い寿命(千年以上)が縮まることを鮎田に白状し、それでも家族として暮らしたいと決意を語る。警備のための常世霞という生命体。3人家族はごはんを一緒に食べ、鮎田は敬意をこめて鈴木の後ろ姿を見つめる。
## 長めのあらすじ
第17話 閑話:学食の仲間たち:溺愛生活と畑中と神崎
畑中麻衣美は大学の学食で、同じ専攻の鮎田数樹に鈴木歩に関してカマをかける。最近身だしなみが整った彼は、カマをかけられる前にコーヒーを飲み干し、動揺で気道に入ることを避ける。最近恋人と別れた鈴木がデートで行ったことがある店を教えてほしいと相談してくる。実は鈴木の元恋人は鈴木とはいつもおうちデートだったことを麻衣美は知っている。そのことを麻衣美は自分が溺愛する神崎智司に伝え、智司は数樹が鈴木歩を誘う店の相談に乗る。
第18話 閑話:2076年の学食の仲間たちと新しい家庭
畑中麻衣美と神崎智司は、鮎田と鈴木に誘われて、卓球ができるバーに行き、その後、鮎田と鈴木のアパートでごちそうになり、結婚報告を祝う。麻衣美と智司も結婚する。麻衣美は鈴木に相談されて、セクシー下着の存在を初めて知り、慌てて智司のところに行くが、鈴木を放置したことを智司に指摘され、気が利く智司に惚れ直す。智司は自分や鮎田はどうしようもないスケベだが、本命の恋人一筋と持論を語り、智司と麻衣美はいちゃつく。ふたりは二一世紀連邦の新姓作成制度を利用して、
第19話 再現部:伝承と継承(勇者と白い部屋の主)
第16話で鈴木歩に伝えられた鮎田と白い部屋の主の会話の続き。白い部屋の主は鮎田にだけ話したいことがあると切り出す。鮎田は勇者の目で主の魂を見て「不慣れな思考を表現しようとしてもがいている」のを感じる。主は
第20話 再現部:伝承と継承(勇者と白い部屋の主)
主は亜空間の生命体が仕事以外の目標を持って、命を縮めてもそれを全うすることは認められていると語り、鮎田は納得する。このことはすぐには鈴木歩に伝えないことになった。主と鮎田は異端のことや高橋のことも話し合う。また、この話では明かされないが、ある事件の影響で常世霞が今後も鮎田たちを監視することが決まる。場面は第16話にもどり、3人家族はごはんを一緒に食べ、鮎田は敬意をこめて鈴木の後ろ姿を見つめる。
# 用語
## 連合
- 各世界と亜空間の部屋(「白い部屋」がある「場所」)を統括する組織。連合の存在は各世界でも一部の者しか把握していない最高機密。
- ドナートとグイダックをはじめとする技術研究隊の隊員たちはウルデンゴーリン王国で連合のことを知っている数少ない者たちの1人
- 「主」と「上席」は連合の役職名。
- 主の配下に「常世霞」という亜空間の生命体がいる。勇者の目で見ないと見えない。
## 亜空間
- 鮎田たちの師、白い部屋の主がいる「場所」。鈴木は白い部屋の主と遠隔で「念話」ができる。青い部屋(Ch.1第7話)もある。
## ウルデンゴーリン王国
- 鈴木たちが召喚された国。第六十五世界。欧米風。Web小説用語の「ナーロッパ全開」。討伐はライトウエルマーシュ赤の森で行われる。(Ch.1文中では特に記載していないが)19-20世紀?ヨーロッパ風味+魔法/連合由来の先端技術が混ざった国。魔法があるのが常識なので、「魔獣」や「魔人」はいない。
- 鮎田はウルデンゴーリン王国伯爵位。桑田と鈴木は子爵位。
## 二一世紀連邦
- 鈴木たちの凪海浦大学がある日本地方が属する国。第六十七世界。
- 結婚した後新姓作成制度で新しい姓に夫婦で改姓可能。
- 鮎田たちは連邦公務員に就職する
## 超現象
- Ch.1第2話で説明。キミア熱力学(錬金術の流れを汲む学問)研究グループにより2035年に発見された画期的な技術のこと。例えばCh.1第1話では顔の「浄化」に「超現象」が使われる。
- 「超現象研究A」は凪海浦大学の教養課程必修科目。鈴木、鮎田、畑中、神崎、烏池、桑田はこの科目で一緒のクラスになる。
## 超現巫亜種異端(リアルキミアパンク)
キミア熱力学の亜種であるキミア巫術を超現象と組み合わせた犯罪を重ねつつ、制度や技術の抜け穴を巧みにかいくぐって、活動している組織。
## キミア巫術
超現象を開発した研究者が専門だったキミア熱力学と同じく、錬金術の研究成果を元にした『術』。ただし、こちらは学問とは言い難い。キミア熱力学の亜種と言えるが、似て非なるオカルト思想。
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