応援コメント

第13話 堕天」への応援コメント

  • ダンテという捉えどころのないキャラクターが魅力的に描かれているのがとても良かったです。
    登場人物の一人ひとりに語られていない情報がまだまだありそうで、現時点で誰が味方と断定できない描き方は斬新だと思いました。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます。

    ダンテは掴みどころのない魅力的なキャラとして描いていたので、そう読み取って貰えて嬉しいです😊

    登場人物の情報を開示していないのは、一人称視点で物語が進んでいるためが一つ。もう一つは、登場人物を仕草やバックグラウンドで描写したかったからです。

    物語が進むにつれて登場人物の解像度が深まるのは、主人公も読者も同じなので、その過程を通して親しみやすいように描写しています(遅効性ですが😓) 物語というのはいくつもの思惑・思想が絡み合っていると思うので、誰しもが主人公の味方ではないと考えます。味方だと思っていた者が、実は敵で、その逆もまたしかりです。そういった一人一人がその物語に息づいているのって、何だか面白いと思いませんか?キャラが勝手に動き出すのは楽しいです。

    丁寧に読んでくれてありがとうございます。私もあなたの作品をじっくりと読み進めたいと思っているので、スローペースにはなりますが、今後ともよろしくお願いします😌

  • コメント失礼します。
    もう一度、最初から最新話まで拝読させていただきました。

    あらためて拝読して驚かされたのは、圧倒的な語彙力です。

    「文字だけで、ここまで絵や映画のような描写ができるのか」と、尊敬します。

    内容についても、どの部分が伏線になっているのか、自分がミスリードしていないか、とても注意深く読んでいます。

    自分の作品とは、レベルが違うな、と感じました。

    執筆頑張って下さい。
    続きを楽しみにしています。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!

    語彙力と伝達力は違うと思っているので、「比喩が多すぎて読みずらい。状況が理解しずらい。」などの意見がありましたら、ぜひコメントに残してもらえると嬉しいです。

    特にこれと言った批判がなければ、引き続きご愛読の程よろしくお願いします。

    「文字だけで、ここまで絵や映画のような描写ができるのか」というあなたの言葉を頂けることが、私の励みです。小説における表現技法の意味を理解したうえで、執筆しているのでとてもありがたいです。

    はち様はかなり昔から応援してくださっていて、私の記憶にも残っております。お互い、執筆活動を頑張りましょう!

  • 最新話読ませて頂きました。
    冒頭の描写からすごいですね。私には書けない表現だな……と思いながら、読み始めました。

    ダンテ、飄々としていて掴みどころが無いですね。彼のことがわかれば分かるほど、分からなくなるというか。

    続きも頑張ってくださいね!

    作者からの返信

    応援ありがとうございます。

    風景描写を書くのがこの世で何よりも好きなので、力が入ってしまいます。その代わり人物描写は稚拙なものになってしまうのですが。

    文章の質感というものを意識していて、それを感じてもらえると嬉しいです。

    彼はつかみどころのない人物なので、彼の言っていることは正しいのかさえ分からないのです。しかし、彼が味方の間は何よりも心強い人物です。

    ここまで読んでコメントを下さる人はあまりいないので、もしこの小説で分からないことがあればコメントしていただけると嬉しいです。

    そして、見逃している所があれば他のコメントにて返信しているので、参考にしていただけると幸いです。

  • なんともまぁ、癖の強い人ですね、ダンテという人は。
    今は味方、という言い方も、味方でいる価値のある間は、という含みを持っているのと同義でしょう。
    逆を言うと、価値ある間は裏切らないとは思いますが、アザミさんの苦労が偲ばれるというものです。
    グラフィさんは頼りになるし、こちらが味方であるのは非常に心強いですが、そこまでアザミさんに肩入れする理由というのは何故なんでしょう。
    それにしても、セシリアさんにはその行動に謎が多いですね。
    きっと今まで出会った人の中で、今の事態をより正確に把握している人なんでしょうけど……味方であるとも限らないって感じですか。
    洗脳を施した奴も、果たして見つかったのでしょうかね。
    状況は未だ混迷の中、という感じですか。

    作者からの返信

    応援ありがとうございます!

    どこであなたにコメントされるのか、ドキドキでした。
    核心を突かれると”ドキッ”としてしまいますからね。
    それと解説が長くなりそうなので区切りました。

    ☆ダンテ
    ダンテという人は何を考えているのか分からない、つかみどころが全くない人物です。だからダンテの言う言葉の全てが”本心”で言っているのかは分からないのです。もしかしたらその言葉に裏があるのかも、そう勘ぐる必要があります。

    彼が護衛の任務を受けていたのにも関わらず、主人公と一緒に行動していなかったのは、兵士に洗脳を施した者を探すためでした。印を付けない洗脳は、術師が近くで操作する必要があります。だから主人公らを囮にして、兵士が動き出す、その時を待っていたのです。

    ◇グラフィ
    グラフィさんが主人公に肩入れする理由は価値観にあります。それは彼女のこれまでの人生にあるのですが、かなり”凄い経歴”があるので、彼女なりの考えがあるのでしょう。

    ◇セシリア
    彼女が何かしら鍵を握っているのは間違いないでしょう。だからメタ的な話になるのですが、かなり扱いが難しいのが私の本音です…。設定の塊みたいな人物なので、かなり魅力的だと思います。次の章には説明する予定です、たぶん…。

    あと、近況ノートに質問があるので、ぜひコメントいただけると幸いです。これほど考察してくれる読者はあまりいないので。

    長くなりましたが、ここまで読んでくれてありがとうございます。