マップを作ろう!その1

 うーん、ああいうマップってどう作るんだろうなあ?

 2Dでのマップ……。それでいて、俺にも作れるものか。

 全体的に正方形のものを使おうかな。いわゆる、豆腐って奴だ。


 画像を用意しないとかな?

 でも、大きさとかがよくわからないな。

 RPGなんかで見かける、あれはなんて言ったかな?


 えーっと、たしか……。

 そうだ! タイルマップだ!

 調べるためのキーワードがわかったので、さっそくネットで調べる。


 ふむふむ。画像の大きさはピクセルって単位で決めればいいのか。

 PCに標準搭載されているペイントで豆腐画像を作るか。

 3Dペイントならピクセル単位にキャンバスを設定できるぞ!

 あとは各色の豆腐を作るだけだな。


 プレイヤーを黄色、エネミーとしての敵を赤色、アイテムをオレンジ色。

 マップは未踏破部分を緑色、踏破部分を青色に設定して、壁は黒でいいかな?

 これらを縦横64ピクセルで作る。

 そうしたら、今度はUnityにインポート。とは言っても、画像の保存場所をUnityのフォルダに設定しておけばいいだけだ。


 まずはインポートした画像たちのPixels Per Unitを64にする。

 これは2Dのタイルマップ、タイルひとつ分を1Unitとして扱うために、幅が64ピクセルの画像に合わせるためだ。

 この部分が合っていないと、画像が大きくなったり小さくなるから、気をつけないといけない。


 さて、これらをタイルパレット(Tile Palette)に設定っと。

 Unityの上部にあるメニューのWindow > 2D > Tile Paletteから設定出来るぞ。

 小さなウィンドウが出てくるので、やや左上部分にあるEdit部分をCreate New Paletteにして、Createボタンを押してタイルパレットを作成する。


 タイルパレットに先ほどインポートした画像たちをタイルパレットに設定していく。ドラック&ドロップで画像を運ぶだけだから、ここは簡単だ。

 これでタイルパレットは完成だ。




 次はいよいよタイルマップだ。

 とは言っても、マップ全体は大部屋にするので、まずは壁で囲うだけだ。

 今後のことを考えて、先にCanvasをHierarchyに作っておく。


 Canvasを選択した状態で右クリックして、2D Object > TileMap > Rectangularを選択する。

 あとはUnityの画面中央部をSceneに切り替えて、タイルパレットからペンのアイコンを選び、画像を選んで設置していくだけだ。


 壁として使う黒の画像を32×32の大きさで、黒枠のように作る。

 壁を1マスとして考えるので、内部的には30×30のマップだ。

 これで壁は完成だ。


 次は壁以外の画像を、30×30の左上に1マス分設置していく。

 これはマップを含め、プレイヤーや敵、アイテムの座標を意識したものだ。

 まずは未踏破部分のマップの緑色を設置する。

 壁の時と同様に、Hierarchyの空いた所を右クリックして、2D Object > TileMap > Rectangularを選択する。


 これを未踏破の緑、踏破の青、アイテムのオレンジ、敵の赤、プレイヤーの黄色と重ねて作っていく。


 このままでは同じ階層に画像が重なっているので、画像のレイヤーの順番を決めておく。

 各タイルマップのOrder in Layerをそれぞれ設定していく。

 プレイヤー>敵=アイテム>踏破>未踏破の順に数値を設定する。


 次にHierarchyのCanvas内に設定した画像たちを親オブジェクトごと、ProjectのAssetsの中にドラック&ドロップして、プレハブを作っていく。

 このプレハブを使って、未踏破や踏破部分を量産してマップを作る予定だ。

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Unityでゲームを作るぞ! 物部 @mononobe2648

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