拝読致しました。
そうか、これだけ愛人の座をバチバチと取り合っていても、十六歳なんですね...(´・ω・`;)
今の感覚から言うと、早いですよね。
まあ、自然から考えれば、今の状態の方が特異なのでしょうが。
椿売さんー鎌売さんの主従関係(でいいのかな)も、久君美良さんー鎌売さんの友人関係も、恙ないようでなによりです。
三人同時に居合わせたら、緊張感がハンパなくなることでしょうけれど。Σ(・ω・ノ)ノ
仲良きことは美しき哉、で行ければ良いのですが、そうも行かないのが現状。
しかし、良さげなおのこも揃い踏んできた様子、さてこれが美しき女官ズにどう関わってくるのか楽しみです(^^)
作者からの返信
たけざぶろう様
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
はい、まだ16歳。今の感覚から考えれば、早いですが、栄養状態がまったく違うので、奈良時代の二十歳の見た目は、今の三十代、いや、もっと上かもしれません。
令和の今の五十代は、一昔前の四十代と同じ、って言われてませんか? あの感覚です。
(私個人は女性は何歳になっても美しい、と思っております。はい)
吾妹子(愛人)のときは、お手つき女官、だったので、椿売と鎌売は同列でしたが、椿売は宇波奈利(妾)となりましたので、主従、となります。
でも、椿売は鎌売を尊重して扱いますし、鎌売は椿売をお世話しつつも、仲良しだった頃の気安さも心のなかにあり、大変、良好な主従関係です。
主従になっても、互いに名家出身であるというプライドが、この二人は良好に働いています。
椿売が抜ければ、久君美良と鎌売の関係も良好です。
ただ、このままではすみますまい……。
どうぞ、この先をお楽しみに。
コメントありがとうございました。
真っ先に思ったのは、どなたかもコメントされていましたけれど、鎌売と久君美良が仲良さそうでよかったなあということです。
それにしても、女性の名前の~売とか、~美良(区切りが違うかもですが)とか、何かの意味があるのかなあなどと考えてしまいました。
兵士の数のところで、そう言えば昔はひとり、ふたり、みたり、よたり……みたいに数えていたんだなと今さらながらに思いました。
いつからさんにん、よにん……になっちゃったんでしょうね。
ともかく、このお話ばかりではなく、他に書かれている全ての物語が、作者様の深い知識の上に構築されているのだと改めて感心させられます。
ここから先も楽しみに拝読させていただきますね。
(久君美良の章がないのがアレですが(笑))
作者からの返信
夏井涼さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
挿し絵もご覧くださり、ありがとうございます。
久君美良、恋愛ではつっぱしっちゃうところがありますが、それをのぞけば、穏やかで優しく、つきあいやすい女性です。
鎌売と久君美良、仲良くやっています。
〜売、は、通常の女性の名前ですが、売、がつかなくても、女性の名前と認識されていました。
古志加の母刀自は、
「古志加」か、
「志加売(しかめ)」
どちらの名前をつけるか迷い、こじか、のほうが響きが可愛い、と判断し、古志加と名付けました。
口にだして、響きの良い、も、重要ポイントです。
ちなみに、くくみら、は、花の名前です。
くくみらめ、より、くくみら、のほうが響きが可愛い、と、親が判断したようです。親の趣味です。
……人数の数え方、本当は、ふたり、みたり、ですよね。でも、そこまで物語に反映させてませんね……。(目をそらす加須 千花)
久君美良の章はないですが、久君美良の存在感は大きいです。
夏井涼さま。椿売の章はけっこう、ハードです。鎌売の章は、一転、あまあまラブラブになりますので、ぐっと読みやすくなると思います。
よろしくお願いします。
コメントありがとうございました。
加須 千花さま
こんにちは。
ふふふ、加須 千花さまの、恒例の登場人物紹介、密かに楽しみにしています。
「佐味君 鎌売───十六歳。怖い顔の女官」
こ、怖い顔って……あ、鎌売がぎろりと睨みつけていそう(笑)。でもわかってる、睨んでいても、怒ってるんじゃないもんね。地顔が怖いだけで(あ。ますます睨まれる……)
意氣瀬さまの毛止豆女は椿売との同席が不快ではないのかなあと気になります。この時代だから、いくら自分が毛止豆女の座を獲得したからといって、意氣瀬さまが自分を一番に愛してくれるという保証は全くないと覚悟していたでしょうけれど。
こういう環境から、様々な文化がうまれていくのかなあ。男の気持ちが自分に向くことを待つしかすることのない女の手慰みとして……とか、関係ないことに思いをはせてしまいました。
作者からの返信
佐藤宇佳子さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
あ、恒例の登場人物紹介、密かに楽しみにしていただいてるんですか!
よっしゃー!
これからも頑張ります。(笑)
鎌売。怖い顔。
読者さまに覚えておいてほしい情報を絞ると、この一言になります。
そう、怒ってるわけではなく、地顔が……、あっ、鎌売が舞台袖から、ぎろりとこっちを睨みつけている……、怖いっ!(^_^;)💦
意氣瀬さまの毛止豆女は、全然登場の機会がないので、表現は最小限にしています。
左に座っている事にご注目ください。
左と右を比べると、左の方が偉いのです。
(なんでかは知りません。)
なので、毛止豆女のほうが上座に座ってる認識です。その事が毛止豆女もわかっているので、文句はでません。
自分が一番に愛されていなくて、悔しい……、でも、意氣瀬も、毛止豆女をないがしろにしてるわけではないので、プライドゆえ、取り乱す事はない、です。
───庭に立つ麻手小衾《あさでこぶすま》今夜《こよひ》だに夫寄《つまよ》し来《こ》せね麻手小衾
万葉集
───(庭に生い立つ麻の)布団よ、今夜だけでも、夫をよこしておくれ。麻の布団よ。
待つ女は切ないものです。
コメントありがとうございました。
妹制度。
意氣瀬さんのようにはっきり分かるなら、周囲も我慢するでしょうけれど、二人くらいがまあまあ互角の場合に優劣つけると中々厳しいですね。家族事情を見て、あえて宣言しない人もいるのでしょうか。
あと悪い男が複数の女性に「妹」って呼んだ場合、ペナルティはあるのでしょうか(汗
久君美良と鎌売は仲良くやっていそうで何よりです。
石上部君の跡継ぎ、そのうち出て来ることになるのでしょうか。
作者からの返信
川野遥さま
おはようございます。
ようこそ、いらっしゃいませ。
妹は運命の相手。見つけられなかった人は一生宣言しません。
悪い男が複数の女性に「妹」って呼んでバレたら女達から袋叩き、社会的にも白い目をむけられます。
だって一夫多妻制で妻を何人持っても良いなかで、あえて、「君が運命の人だよ」と言って、騙して気を引こうとするなんて、あさましい行為です。
久君美良と鎌売は、同室ですし、仲良くやってます。
石上部君の跡継ぎは、のちほど……。
コメントありがとうございました。
少し未来の様子ですね。
久君美良がもう嫉妬に狂っていなくて安心しました。
石上部君の跡継ぎって八十敷でしょうか?
まだ鎌売と何も始まっていないんですね。
(いや、彼の方からは意識している可能性もあるのか・・・)
うわ、なんか奈良時代の数字の読み方が難しい!笑
作者からの返信
綾森れんさま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
大地震で、奈良は、遷都をしてます。混乱のなか、何かあっちゃまずいね、と、八十敷は、奈良に遊学していた広瀬の護衛に送られました。
広瀬とともに上野国に戻りましたので、実は時間軸は未来ではないのです。
でも、八十敷が、物語に本格的に登場するのは、もうちょっと先です。
もちろん、石上部君の跡継ぎは、八十敷です♡
奈良時代の数字の読み方、難しいですね。
コメントありがとうございました。
椿売は、妹としての地位を固めたみたいですね。
楽太鼓を鳴らしていたのは、筋肉美の、石上部君 八十敷さまでしょうか。
作者からの返信
本城 冴月さま
こんにちは。
ようこそ、いらっしゃいませ。
椿売は、妹として、意氣瀬の寵愛を独り占めしてます。
意氣瀬は義務として、正妻の部屋にも行ってますけどね。
楽太鼓を鳴らしていたのは……きっと、楽師ですね。
筋肉美の八十敷は、踊って唄う、だけです。(^o^;
コメントありがとうございました。