第118話
メイド全員の集団面接を終え、問題がないことを確認すると、当座の資金として金貨1000枚を2人に渡し、明日、文官の集団面接を行うから、全員を朝10時に集めておくように伝える。
騎士団の兵舎に行き、身分は維持したまま衛兵として使うことを告げ、その中からステータスの高い女性騎士3人をビアンカ達の護衛に任命する。
俺の実力は既に嫌というほど知っているから、誰からも文句が出ない。
『この町は一体どうなるのですか?』と騎士団長に尋ねられたので、『奴隷制の廃止と税率の低下、軍備の縮小以外はほとんど何も変わらん』と教えてやると、かなりほっとしていた。
ゼオとの間にあった防衛線を回収し、グルの10キロ先に敷き直す。
家に帰り、浴室で汗を流していると、サリーとミウが入って来る。
「やっとエメラルドの杖が1本落ちたよ。
本当にドロップが渋いね」
ミウが身体を流しながらそう言ってくる。
「君が手に入れたのか?」
「ううん、サリー」
「2人で倒していたのですから、私だけの戦果ではないですよ」
同じく、汗を流しながら、サリーがそう口にする。
「じゃあ俺が買い取るな?
2人に50万ギルずつ支払えば良いか?」
「私はお金は要りません」
「あたしも」
「ん?
他に欲しい物があるのか?」
「ミウと2人で抱いてください」
「うん。
それで良いよ。
夕食まで2時間しかないから、1時間あたり50万ギル。
あたし達のような美女を抱いて、しかもそんなに稼げるの、きっと世の中に修しかいないね」
「了解。
俺の部屋で良いか?」
「はい」
「うん。
じゃあ行こう」
お互い裸のまま、俺の部屋のベッドへ。
3人だと狭いから、必然的に2人を抱く形が決まる。
最初は俺が仰向けに寝て、その上に2人が乗る形。
俺の物を体内に収めたサリーと、俺の顔に跨るミウ。
その2人は、興が乗ると濃厚なキスを交わしている。
俺は自分の精を口にする趣味はないから、こういう形の時は放出しない。
果てたサリーが徐に腰を上げ、ミウと位置を変わる。
彼女の甘酸っぱい性臭と愛液に満ちたその部分を口で愛撫しながら、積極的に腰を振ってくるミウを突き上げる。
そのミウが果てると、今度は2人を重なり合うように寝かせ、交互に突き入れる。
唾液の糸を引きながらキスをし合う2人を見ながら、何度も攻め、何回でも果てさせる。
最後は、仰向けに寝たミウの顔にサリーが腰を下ろし、俺がミウの腰を抱いて攻める。
サリーが俺に抱き付いてきて、口内を
ミウが意識を失った後は、ベッドの片隅で、サリーを対面に抱え込んで攻め続けた。
「いつも思うが、美しい女性同士のキスは絵になるな」
サリーと繋がったまま、ベッド脇の壁に寄りかかり、サイドテーブル上に置いてある水を飲む。
「そうですか?
女同士で、はしたないと思われなければ良いのですが・・」
「(女性同士でキスすることに)抵抗なかったのか?」
「他の女性となら、当然あります。
でもこのミウや残りの3人となら、気になりません。
皆同じ、あなたを愛する人達ですから、彼女達を通して、あなたを愛しているのです」
「ハーレムルームでする時は凄いものな。
大体、何処かで妻同士がキスしてる」
「あなたの香りをお裾分けしているのですよ。
・・あなたの方は気にならないですか?」
「何を?」
「私達が、妻同士といえど、他の人とキスしていることに」
「俺以外の男性にするのでなければ、増してや妻同士であるなら、問題ないよ。
見ていて奇麗だし、その相手も、俺が愛する
「複数でしていると、あなたにキスしたい時に、その口が塞がっているのが難点ですからね。
だから代わりに、あなたに愛されて、その顔を
「やはり複数だと嫌か?」
「いいえ。
寧ろ好ましいです。
皆さんの、あなたに対する愛情の深さを、直接この目で確かめられるので」
そう言って笑うサリーの顔には、一切の邪気がない。
純粋に、明るく微笑んでいる。
何だか無性に愛しくなって、行為を再開しようとしたら、夕食の時間なので他の皆が帰って来た。
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