雨花の種
雨跡文庫
雨の作家
はじめまして
雨跡文庫です
少しづつ文を書くお仕事を頂けるようになっきたので、今更ではありますがエッセイを始めました。
ここでの文が少しでも読者の皆さんの楽しみになればと思います。
さて、本題に入りますが少しづつお仕事を頂いけるようになったと言ってもまだまだ無名の作家なので定期的に新人賞の公募に励んでいる訳ですが
僕は基本的にPCで作品を作っては印刷し、
チェックして、またPCで修正し印刷し、
といった非常に非効率な工程を踏んでいます。
そして、完成したものはネットで提出するのではなく、可能であれば印刷して紙ベースで郵送しています。
ペーパーレスの時代に。。と
思う方もおられると思いますが、
これには僕なりの拘りがあるんです。
単純な理由ですが、
手で触る事で作品としてのリアルな重みを感じることが出来る。という一点です。
仕上げる課程で原稿用紙何十枚と手に持ってペンで修正することによって、
気持ちの問題ですが愛着が湧きます。
そして、提出する際も何十枚と印刷された紙の重さを手で感じながら封筒に入れ、受賞出来ますようにと祈りポストへ投函します。
そんな僕はもちもん電子書籍では読むことが出来ず、ずっと紙の本を読んでいます。
先日もずっしりした重みを感じながらポストへ投函すべく家を出ると雨が降っていました。
たまたまだとは思いますが僕が作品を投函する日はいつも雨が降っています。
その日も封筒を濡らさないようにお腹にしまいながらポストへ走っていたのですが、雨の匂いや音が不思議と、もうルーティーンになっていて清々しくも感じました。
そんな僕ですが、中学生の時、
女優の相武紗季さんのファンでフォトエッセイの中で相武さんが伊坂幸太郎さんの小説が好きだと言っていたのがきっかけで本を読みはじめ、
それが現在まで繋がっています。
今思えば思春期の男の子らしく恥ずかしいものですが、今ではいい思い出です。
ちなみにその相武紗季さんのフォトエッセイのタイトルは『幸せの雨が降りますように』でした。
これからも投函する日は雨がいいなと
改めて思った1日でした。
雨花の種 雨跡文庫 @rain_pei
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