作者さんの優しさが怖さを押しつけへん。途中、やっぱりホラーやんと思うんやけど、最後には温かな言葉で救ってくれるねん。救って欲しかったら最後まで読んでや!
夏が近くなると、怖い話がいっぱい漏れ聞こえてくる。私はホラーが苦手なので、あまりホラー系は読めないのですが…このお話は、ある廃墟(ホテル)のお話。よくある「若気の至り」のお話。でも、それだけじゃない。読み終わった瞬間押し寄せたのは、全身の鳥肌と、涙である。絶対読んだ方がいいよ、これ!!!