繊細なディティールとアオハルなキュン

まずヒロインがかわいいです。
ちょっと陰キャでそれなりに頭のいい高校生、かわいいです。
相手の男の子もかわいいです。
キャラとしては陽キャで何事も卒なくこなすイケメン…しかし恋は人を必死にさせそれ故にどうにもならないかわいさを生んでしまう…世の摂理です。
真っ赤な耳、かわいいですね。
青春小説としてディティールの細かさには感服します。
神は細部に宿るとはまさにこのこと。
図書館、学校、複合遊戯施設、公園…その場所で高校生が行うことの詳細が瑞々しく描かれていて心地よさを感じます。
素晴らしいキュンを備えた青春短編でした!