【和風F】城南宮「源氏物語花の庭」に行ってきました(その2)
城南宮の「源氏物語花の庭」に行ってきたお話の後半です(前半は※1)
城南宮のお庭はそれぞれエリアに分かれています(詳しくは※2)。城南宮は4月29日に曲水の宴が開かれることで有名ですが、それが開かれるのは「平安の庭」というエリア。
ここは川沿いの広い範囲に苔が生えています。この上で曲水の宴が催されるのだとか。
説明板によれば、古典での苔というのは「杉苔」を指すのだそうです(写真は※3)
イチイの木がありました。鷲生は別の木と混同していましたが、イチイの木は針葉樹です。
(写真は※4)
あと、「赤松」の幹が本当に「赤」いので思わず写真撮ってきてしまいましたw(※5)。隣に黒松がありましたが、全く色が違うんですね。
平安時代好きには「おお!」とちょっと感動するのが、「檳榔(ビロウ)」。
枕草子にも書かれているように、上等な牛車に使われます。
南国の植物なので京都には生えていないと思いましたが、城南宮にありました!
(※6)
あと、特に説明板がありませんでしたが、藤棚みたいになっているところに藤ではない花が咲いていましたので、写真におさめてきました。
スマホで写真を撮って、Googleレンズで検索したところ「アケビ」でした(※7)。とても可憐な花ですね!
城南宮は京都市街でも南の方です。
京都駅より北が景観条例など厳しいのに比べ、ここらあたりは京都が近代的な産業都市でもあることもうかがえる街並みです。
城南宮の庭園から高層ビルが見えますが、それは「京セラ」本社ビルです。
大河ドラマ「光る君へ」の舞台として京都を紹介するネット記事の中で、平安時代の遺跡が現在の京都にほとんどないという内容のものがありましたが。そりゃ京都がずっと都会だったからですよw
「京セラ」「島津製作所」「任天堂」「オムロン」なんかも京都の企業です。
鷲生は平安ファンタジーも書きましたが、他にもモダン建築を取り上げた小説も書いてます。
京都の魅力は、古代だけではなく近現代にもあると思いますよ~。
ここで平安ファンタジーとモダン建築関係の小説の宣伝をさせていただきます。
平安ファンタジー
「錦濤宮物語 女武人ノ宮仕ヘ或ハ近衛大将ノ大詐術」
https://kakuyomu.jp/works/16816927860647624393
京都モダン建築が登場する小説(後半に主人公が京都の有名建築を訪ね歩きます)
「京都市左京区下鴨女子寮へようこそ!親が毒でも彼氏がクソでも仲間がいれば大丈夫!」
https://kakuyomu.jp/works/16816927860159349467
未読の方、ぜひどうぞ~。
*****
※1 【和風F】城南宮「源氏物語花の庭」に行ってきました(その1) https://kakuyomu.jp/works/16817330661485429107/episodes/16818093075455812362
※2 城南宮ウェブサイト「神苑」
https://www.jonangu.com/garden1.html
※3 Xに「杉苔」の写真をポストしています。
https://twitter.com/washu72802210/status/1779805804511769052
※4 「イチイの木」の写真です。
https://twitter.com/washu72802210/status/1780553166796521557
※5「赤松」の写真です。
https://twitter.com/washu72802210/status/1779806017855066300
※6「檳榔」の写真です。
https://twitter.com/washu72802210/status/1779806401352904789
※7 「アケビ」の写真です。
https://twitter.com/washu72802210/status/1779808158820835592
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