平安京創生館「紫式部が生きた平安時代のくらし」展

 京都市の図書館で、同じく京都市の施設である「平安京創生館」で開催中の「紫式部が生きた平安時代のくらし」展のチラシをみつけました。


 チラシっつーても、「これ……市職員さんがワープロソフトで自作したんだろうなあ……」という手作り感満載のものですがw(※1)


 この「平安京創生館」は、京都市の生涯学習総合センターや京都市中央図書館が入っている建物の一角にあります(※2)。


 この建物が平安京の造酒司跡に建てられています。そこの遺物も展示されています。

 もちろん、鷲生も何度か見に行っています(交通の便が今一つよくない場所にありますが……)。


 建物の一角なので手狭ですが、常設展示でメインとなるのが「平安京復元模型(千分の一)」。

 皆さまが、平安時代を知るのに何か資料をご覧になってて、平安京の模型が出てきたら、ほぼ確実にココの模型のはずです。

 この模型を作る際に研究者様が頑張られたようですよ~。

 その関連書籍もでています。

 この平安京創生館でも出版物を購入できます(Webサイトにも案内があります)


 今回の特別展は令和5年12月16日から来年の令和6年6月14日(金)までとのこと。

 監修は鳥居本幸代さんです。

 平安時代の衣裳の展示で有名な風屋博物館が協力しています。


「五節舞姫装束」の展示や、「年中行事絵巻」や中国伝来のお菓子「歓喜団」、賀茂祭神饌(平安時代の食事の手掛かり)」などのパネル展示があるそうです。


 無料ですし、また見に行こうと思います。


 そうそう、「歓喜団」については実物を食べましたよ。

 京都の和菓子屋さんが、今でも売っています(※3)。一口食べると口の中にお香がばっと広がるような、ちょっと不思議なお菓子でした(お寺の本堂みたいな香りです……)。

 ↑

 平安時代からは少し変化はありますが、イマドキの和菓子とは随分異なる風味の珍しいお菓子です。

 この和菓子屋さんの本店は八坂神社の近くですが、他にもデパ地下に入っているとか。

 京都に旅行に来られた際のお土産、八ツ橋などの定番もイイですが、この「歓喜団」をチョイスするとぐっと京都通っぽくなると思いますよ~。


 あ、鷲生は平安ファンタジー小説でカクヨムコン参加しております。

 よろしければぜひ!

「錦濤宮物語 女武人ノ宮仕ヘ或ハ近衛大将ノ大詐術」

 https://kakuyomu.jp/works/16816927860647624393

 

 *****



 ※1

 チラシの表裏の写真をX(旧Twitter)に投稿しております。

 https://twitter.com/washu72802210/status/1739154639340335313



 ※2 京都市平安京創生館

 https://asny.ne.jp/souseikan/index.html

(刊行物の案内もありますよ~)


 ※3亀屋清永 「歓喜団」は「清浄歓喜団」として販売されています。「餢飳(ぶと)」という古代菓子も取り扱っておられますよ~。

 https://www.kameyakiyonaga.co.jp/year01.html

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