【和風F】風俗博物館に行こう!

京都に「風俗博物館」という場所があります。


風俗っつーても、もちろんエロではなく、言葉本来の「風俗」という意味です。

そして、このミュージアムが扱っているのは平安時代です。

つまり、平安時代の衣装や道具類などがテーマなのです。


ここの展示では建物や調度、意匠などが実物の四分の一サイズで再現されています。

私はここを説明するのに「ものすごく時代考証が行き届いたドールハウス」だと表現しています。


場所は、普通のオフィスビルの5階です。


このビルの名前を「井筒左女牛ビル」といいますが、京都で宝永2年(西暦1705年)に井筒與兵衛という人が、法衣商から事業を起こし、その一環で設けられたのがこのミュージアムであるようです。

「法衣商」なだけあって、このビルも西本願寺のど真ん前にありますw


下記が井筒グループのウェブサイトです。

「井筒」https://www.izutsu.co.jp/

この井筒グループの一つとして風俗博物館へのリンクも貼ってあります。

「風俗博物館」URLはこちらです→https://www.iz2.or.jp/


鷲生は平安ファンタジー小説を書くのにあたって3回くらい行きましたかね……。


(その平安ファンタジー小説はコチラ↓

「錦濤宮物語 女武人ノ宮仕ヘ或ハ近衛大将ノ大詐術」 https://kakuyomu.jp/works/16816927860647624393 )


『古典がおいしい平安時代のスイーツ』という本の巻末でも「平安時代の文化を詳しく知りたい方へ」として、まっさきに「風俗博物館」の名前があがっています。(もう一つは「宇治市源氏物語ミュージアム」です)。


さて。

なんでまた今日のこの日に鷲生がこの「風俗博物館」を取り上げているのかといいますと。


このミュージアムは展示入れ替え時にわりと長期でお休みなさいます。

今年の春先の展示を見に行こうとしていたら、うっかり展示期日を逃してしまいまして。


そして、なぜだか「次の展示は9月2日から」と思い込んでいたのです。

で。そろそろ行こうかな~とウェブサイトで確認したところ。

なんと、8月1日からすでに開館していたと分かりました。

11月11日までだそうです。忘れずに行かなければ。


あと、確かここの入場料は500円と記憶していたのですが、今サイトでは大人800円になっています。もしかして値上がりしたのでしょうか……ちょっと辛いです(泣)


あと、日曜日と祝日はお休みなのも注意ですね。これはオフィスビルにあるからでしょうか。


ただ、やはり平安時代をビジュアルでイメージするにはこちらの展示は欠かせません。

平安好きでここを知らないなんてモグリとも言えるほど。


幸い写真撮影は好きなだけし放題なので、11月11日までにお出かけしてバッシャバッシャ資料写真を撮ってこようと思います!


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