応援コメント

第十話 デュランタの花咲く庭」への応援コメント

  • やっぱりマジーグさんは悪霊に憑りつかれているというよりも、彼自身の心の傷からくる悪夢だったように思います。

    これでゆっくり眠れるようになっていくといいなぁ……。
    弟を殺した理由もきっとあるだろうし、仲良く過ごしていた時期もあって、そういうマジーグさんの心の闇をアネシュカさんの絵が癒してくれるように思います。

    作者からの返信

    みつなつさま

    リアル世界でいうならマジーグの精神状態はいわゆるPTSDなのでしょう。みつなつさんの仰るように彼の過去からくる心の傷がだんだん明らかになっていくところです。
    ここから、芸術など信じない、と言い放つマジーグにとって、アネシュカの絵が次第に意味あるものになっていきます……。

  • 脅せる女アシュネカッ!にもテンション上がりましたけど……
    規定の絵画術は言わば借り物の手立て、マニュアル、テンプレートに過ぎない。そこに囚われず相手を見て物を言うアシュネカの利発さ・ひたむきさ、ほんとステキです✨ ✨

    作者からの返信

    ヨドミバチさま

    脅せる女アネシュカ!!(笑)
    怒り・菩薩のような顔を見せたかと思えば脅し、そして……となんともめまぐるしい女の子なんですが「ただただ絵が好き!」って熱情を燃やす子なんですよねえ。
    このさきも彼女の情熱が何を変えていくか。引き続きお楽しみください!

  • 固形水彩いいやつは高いんだよなぁ。油とか色んな画材あったが殆ど人にあげたり処分して、最後に手元に残したのは W&N の固形透明水彩でした。

    場所取らないし持ち運びに便利で、匂いも少ないし、後片付けも簡単だし、かなり持ちがいいし。固形水彩のアジャイルさは随一ですね。

    時代背景的に青は相当高そう。色を求める歴史は青の歴史と言ってもいいくらいだし。

    この、何者からも自由になる感じ!

    ここ、好きです。絵のうまさへたさとは関係なく描いているとき自分が神になれる感覚というか、そう、まさしく何者からも自由になる感じ。本当に。

    作者からの返信

    八軒さま

    引き続きありがとうございます!

    この作品はルネサンス期あたりを念頭に置いて書いているのですが、壁画は主にテンペラ技法、その他の簡単なスケッチなどは固形水彩で描いてる世界観ですね。油彩はもうちょっと後の時代になるのかな、と。美術素人なもので、おっかなびっくり調べつつ書いています。
    八軒さまはいろいろ絵の技法、たぶんわたしよりお詳しいんじゃないかと。なにかおかしいところがあったら申し訳ないです。
    何者からも自由になる感じ。
    ここがお好きとのこと、嬉しいです。自分も思い通りの何かが書けたとき、そういう感覚に陥るものですから。
    ここはただただアネシュカの喜びを想像しながら、書き記しました。

  • ここまで一気に読了。続きがとても楽しみです。
    アネシュカさんは真っすぐでぐいぐい突き進む素敵な女性ですね。マジーグ閣下もきっと骨抜きになること間違え無しw

    作者からの返信

    花野井あすさま

    一気にここまでありがとうございます!お星さまも嬉しいです。
    アネシュカは若さゆえなんですけど、まっすぐ自分の信じるまま進む少女です。さて、マジーグは彼女によってどう変わっていくか。ふたりの間には国や異文化の事情がなおも横たわっていて、そう簡単にはいかないのですが。
    続きもお楽しみください。

  • おぉ、マジーク閣下、眠れましたか……!
    用意されていた「絵画術」(お祓いオカルト的な?)とは違ってたのかもしれませんが、アネシュカさんの施術は物凄く効きそう。
    相手を思いやり、心の底の方で後悔にまみれてる何かを描き出す……ゾクゾクしました。

    作者からの返信

    @hikagenekoさま

    いつもありがとうございます!
    アネシュカが自分の頭をひねって考えて描いた絵が功を奏しました。彼女は幼いけれど、そういう思考が出来る少女なんですね。それが周囲の人間の虚無を塗り替えていく・・・となるか?
    マジーグとアネシュカの関係も移り変わっていきます。この先もお楽しみ下さい。