夏にちょうどいい怖い話
@hobikikami
クローン研究の闇
皆さんはクローンという言葉を知っていますか?そして自分がクローンではないという確証はありますか?
僕はクローンの研究をしています。その言葉で始まる話って大体長いよなって思っているそこのお前、すぐに終わるから聞いてくれ。僕はある研究を続けていた。しかしそれに嫉妬した同業者に研究成果を奪われた上に肩書と存在まで消された。だけど僕は諦めない、前の僕が残した言葉を受け継いでいきたい。
皆さんこの物語を聞いて疑問がわかなかったでしょうか、前の僕が残した言葉を受け継いでいきたい、という部分です。皆さん薄々感づいているでしょうが、この主人公は自分をクローン技術で分裂させていたのです。それがどこか上の人にバレたのでしょう。肩書と存在を消してしまえばもう何もできないと考えていたのでしょう。しかしクローンのことまでは気が回らなかったのでしょう。この主人公のオリジナルはもう他界しているのでしょう。その恨みをクローンが晴らそうとしているのです。この主人公が研究所で何をするのか危険なことではないことを願いましょう。
夏にちょうどいい怖い話 @hobikikami
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