応援コメント

第四十四話 ポール・メリカルの最期」への応援コメント

  •  こんにちは、カダフィ様。御作を読みました。

     クロウさんが生きた時代は、死生観が違いますからね。
     〝家〟の為に命を失うのは誇らしいこと。
     もっとも問題は〝家の目的〟が個々人の解釈で容易にズレることで……。

    義経「平家スレイヤーです。ハイクを読め!」
    頼朝「八幡太郎以来の悲願。武士の世を作るんだよ。穏便に終わらせようとしているのに、戦いで解決するな!」

     とすれ違ったがために、悲劇へレッツゴー。
     家の当主=家の総意じゃないから余計にややこしい。
     乱世の価値観に触れたシズ姫様はどうなることか。面白かったです。

    作者からの返信

    上野 文さま
     ご覧頂きありがとうございます😭
     時代によって死生観が違うーーありがとうございます😭
     まさにそこら辺を強調したくて創話したようなものだったので、看破してくださりとても嬉しいです☺️

     それにしても源頼朝が穏便に武家社会へ移行したかったとのご考察。
     浅学な私には目から鱗でした。なぜああまで苛烈に義経を追い詰めたのか? いろんな説がある中で一番しっくりきました。
     考えてみれば安徳天皇が入水自殺しちゃうわけですもんね。
     頼朝からすれば『朝敵認定間違いなしじゃねぇか! 馬鹿野郎っ』
     義経『勝ったよ! 兄ちゃん(褒めて褒めて)』
     となったわけで。
     そりゃ怒りますよねぇ(T ^ T)

     そんな義経さんに惚れちゃってシズ姫どうなるでしょう☺️
     そこら辺はラストあたりで。
     宜しければ引き継ぎお付き合いください(*>人<)
     とても嬉しいご感想ありがとうございました😭😭

    編集済
  • ポールさん、死んじゃったのですね……。
    乙姫様たちを確実に逃がすため、己の出来ることをやったということでしょうか。
    乙姫たちがなく気持ちもわかりますし、クロウの泣かれては死ぬに死ねないという言い分も理解出来ます。乙姫が「見事であった」と言い、ポールさんも安心したかもしれませんね。

    作者からの返信

    長月 そら葉さま
     ご覧いただきありがとうございます😭
     仰る通りポールさんは乙姫たちを生かす時間を稼ぐために犠牲になりました。
     見方によれば、クロウさんたちの言葉は冷たく、異常にも思えます。
     ですがきっと死が身近な世界であれば、こんな強がりを吐かずにはやっていられなかったんだろうな、と今話に盛り込みました。

     世界観の違いをイメージして欲しかった意図もあります。
     願わくば安らかに。
     そんな世界観をご理解いただいたようでとても嬉しいです。
     ありがとうございます😭

     さて、このまま無事脱出か? とならないのが、この先のストーリーです。
     宜しければ引き継ぎお付き合いください(*>人<)
     嬉しいご感想ありがとうございました😭😭

  •  乙姫様も無事で良かったですが、ポールさん逝ってしまわれましたか……。

     女王様たちからにすれば親しき家臣(仲間)の死、だけどクロウさん達から見れば主君を守った立派な殉職。
     見事に育ちと志の違いで、見方が変わって来てますね。

     弁慶さんは最後まで仁王立ちしていたそうですから、まさに忠臣として望ましい最後と思えるのでしょう。
     そこはクロウさんも一緒のようですね。

     確かに悲しんでくれるのは嬉しいけれど、いつまでも嘆かれていても心配なもの。
     女王様の最後の餞にポールさん、きっと感無量の思いで逝かれたことでしょう。

    作者からの返信

    青田 空ノ子さま
     ご覧頂きありがとうございます😭
     ポールさんへの餞の言葉ありがとうございます😭😭

     見事に殿の役目を果たして乙姫とシズ姫を逃してくれました。 
     このパートでは、ラストに持ってくるパートの関係で『名こそ惜しめど命厭わず』と育てられたサムライの生き方が我々現代人とは大きく違う、というところを少しだけ触れたかったのです。

     だから『志と育ち方の違いでーー』と看破してくださりとても嬉しいです☺️☺️

     ありがとうございます😭😭

     彼の死を乗り越えて、乙姫やシズ姫、クロウさんたちはある思いを共有するようになります。

     宜しければ引き継ぎお付き合いください(*>人<)
     いつもコメントに力をいただいております。ご感想ありがとうございました😭😭