第2話 学校に期待します!

それから一か月。学校に登校できる日になった。

神宮寺先生が家まで迎えに来てくださった。

ご丁寧にありがとうございますと私が言うと先生は

「大丈夫。それより体の調子は?勉強はできたか?」と気遣ってくれた。

「大丈夫です。しっかり予習もしましたし、教科書も一通り目を通しました。」と答えると、「そうか、よかった」と言ってくれた。

 学校までは10分くらい。本当は8時10分までに登校だけど、7時についた。先生は6時に迎えに来てくれた。なぜかというと、途中から入っている分、いろいろ知らないことが多いと思って先生が早めに来るように言ってくれていたからだ。髪の毛はしっかりセットしたし、準備はばっちり。

校門をくぐると校長先生が温かく迎えてくれた。そのほかの先生も優しかった。

先生が学校の説明をしてくれた。この学校は新校舎と旧校舎に分かれていて(旧といってもそんなに古くない)結構広かった。1年生の教室は旧校舎の五階。旧校舎は5階まであるので最上階。階段は大変だからと言ってエレベーターを使わしてくれた。

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友達が陽キャ過ぎて嫌だ! 海風 廉 @misakiusagi

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