⑭ 書籍化の野望ーカクヨム編ー#3 愚痴を書かずに手間を掛けろ
どうやら、私は《日常》とか《スローライフ》みたいな平坦な話の方が向いてるようです。
クライマックスに向けて物語を動かし始めた途端、読み手さんがガンと減った今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?笑
単純に私が扱える話数かな。
50話10万字強ぐらいでまとめる辺りが、器なのかもしれません。
試行錯誤ですね。
はあ……。
PV増えないかなあって 笑
それでも読んでくださってる方がおられるのはありがたいことです。
☆☆☆
なんかすごいのが出てますね。↓↓
https://kakuyomu.jp/works/16817330661650374993
いつもながら勝手に引用でごめんなさい。
カクヨムを通じて書籍化とかプロ作家を目指してる方には嬉しい話かな?
☆☆☆
さて、今回の話です。
出だしからタイトルと真逆な感じでしたが、今回の話です。
前回は投稿サイトには需要があって、その需要に応えられる書き手さんが求められてるよ!という話をしました。
こう書くと、びっくりするぐらい普通のことしか言ってない 笑
なので、この需要を無視していると、いわゆる「バズる」ことは難しいでしょう。
考え方は難しくない。
『全国ご当地ラーメン大会』に『本格手打ちそば』を持ち込んでも思うような人気は得られないと言うことです。
ただし。
ただし、です。
これは可能性の否定ではないんです。
実は、可能性の肯定を示唆しています。
この時、考えるべきは「カクヨムでバズるってどういうことか?」なんです。
バズるの基準ではなく、バズる仕組みです。
これはつまり「運営の後押しを受ける」ってことなんですね。
例えばPV。
例えば星の数。
例えばフォロワーの数。
どれも全部、カクヨムが用意した方法です。
手っ取り早いし、視覚化されていて分かりやすい。
だからここに引きずられるんだけども、これはあくまで「カクヨムとして」なんです。
つまり、「カクヨム」を外してしまえば、可能性は大きく広がる。
話が散らかってますか?
伝わってます?
そしてカクヨムというのは同時にこの可能性を探してる。
ますます散らかってますね。
伝わりますか?
例えましょう。
普通のラーメン大会であれば、ラーメン以外は置けません。
せいぜい、付け合わせの唐揚げ、餃子、キムチぐらい。
『本格手打ちそば』は
『ドレスコードが必要なフレンチコース』なんてもってのほかです。
しかし、カクヨムは入れる。
この話もそうですし、童話だって、純文学だって入れる。
並べられる。
扱いは悪いですよ 笑
いや、創作論系は星やハートつけてくれる読み手さんが多いので、意外と悪くないんですけども。
バックアップは少ない。
そりゃあそうさ。
マイノリティだもの。
マスにリソースは割かれるので、マイノリティの扱いは悪くなります。
でも悪くはなるが拒否はされない。
それゆえに、フレンチのコースを探してる人がいる。
これは、カクヨムとしてもこのマッチングを切り捨ててないってことなんです。
『あわよくば』って。
だから可能性が残る。
ただし、バックアップは期待できない。
ならば、自分でするしかない。
そして、その方法はカクヨムに即する必要はない。
例えばインス●グラム。
一応伏せときます。
インスタグラ●ーってどういう人を指すのかはっきりしませんが、まあ発信力持ってて企業から案件が来る人としときましょうか。
何人います?
ほとんどいませんよね。
でも、イ●スタグラムを利用して成立してる人は山ほどいる。
Y●UTUBEもそう。
いいねの数とか、フォロワー数とかはそこまででもないのに、成立してる人はいる。
この図式はカクヨムでも成立する。
同じ(?)SNSだから。
カクヨムでバズる手順が踏めないならば、カクヨムでバズる必要はない。
バズらなくてもいい。
つまり『ファンが出来ればいい』。
カクヨムの仕組みって絶対値です。ここを忘れると辛い。
極端な話をすれば、
1万人が読んで、50人がブクマして、20人が☆1つ付けた作品と、
20人が読んで、15人がブクマして、6人が☆3つ付けた作品。
カクヨム的に成功してるのは前者です。
じゃあ、相対値、もしくは内実として、でもいい。
中身が伴ってるのは?っていう話です。
毎日投稿は無理。
出オチみたいな軽い話も無理。
構成も練りたいし、一文字一文字しっかり読んで欲しい。
そういう人が目指すのは後者です。
そして、しっかりしたファンが付きやすのもこういう人。
カクヨムというインスタントなサイトで、敢えてどっしりとした作品を探す方ですから。
更に、何度か言ってますが、SNSは人探し。
作品のファンになってくれた人は、作者のファンになってくれる、もしくは、同じ作者の話を気に入ってくれる可能性が高い。
だから、そういう人は、ここで出来たファンを、自分のフィールドに連れて行けばいい。
ブログかホームページか、もしくはオンラインサロン的な場所でもいい。
自分の実力が発揮できる環境。
変な仕組みに左右されない場所。
自分がしっかり書き上げたものを、どっしりと読んで貰える場所へとご案内すればいい。
なんなら1冊100円ぐらいでダウンロードできるようにしてもいい。
印税を1割とするなら、1000円の本が売れたのと同じですね。
有料オンラインサロンの会員さんができれば、カクヨムでのバズりなんてどうでもよくなりますよね、たぶん 笑
ちょっと生々しいけど、月額300円で200人集まったら月6万円。
こうなると、書籍化作家さんより稼いでる可能性は高くなる。
もうプロですね。
つまりこれが①。
一番最初に言った、『目的を定めてね』ってところに繋がる。
――繋がった!!
凄い!!
びっくりですね。
伏線みたいになった!
まあ、それはいいんですが 笑
『投稿サイトでバズりたい』という目標があるなら、需要を把握して、そこに供給する必要がある。
カクヨムのバックアップを受けられないから。
バズり方!みたいな創作論がたくさんありますね。
それを読んで、その手順を順守してみる。
するとたぶん、それなりに結果は出る。
『書籍化』が目標なら、もっと簡単で、カクヨムに上げる必要すらなくて、バイトでも節約でもして自費出版にかかる費用を捻出すればいい。
それは違う!って場合は――たぶん、違う人の方が多いと思うけど 笑――目標が違う。書籍化が目標じゃない。
目標設定を見直しましょう。
そして、自分の書いたものを好きだと言う人に出会いたいのであれば、自分の好きなモノを書く必要がある。
カクヨムのバックアップは欲しいけど、カクヨムの意図に沿うのは嫌だ!って言うのは難しい 笑
バスケ部に入部して、吹奏楽の練習をさせろって言ってるのと同じぐらい難しい 笑
話逸れますけど、ゲームアプリのレビュー見てると面白いこと書く人がいますね。
『重課金、廃課金してる人が優遇されてて、無課金の扱いが悪いから☆1つ』
本気で言ってるのかな?この人?って思うんだけど 笑
恐ろしいことに似たような意見をよく見かけるので、本気なのかもしれない。
……時代は多様性ですね!
さて、今回の結論。
『小説投稿サイトで得た評価は、そのサイト内の評価であって、作品の価値ではない。投稿サイトはあくまで、《ツールの一つ》なので自分に合った有効な使い方を試行錯誤して楽しく使いましょう』
私の目的は『読んで貰うこと』で、
目標は『1日10,000PV』です。
遠いぜ!
次回、最終回。
『雑感』かなんか書く予定。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます