学院では宗教の話は禁止。日本は宗教に対して大らかな国ですが、場所にとってはデリケートな問題になるところもありますからね。
ここでもそうなのでしょうか。
ハッピーエンドと心中エンド。自分も基本的にはハッピーエンドの方が好きかなと思うのですが、作品の流れとしては、心中の方が合ってることもある。
議論すると盛り上がりそうな案件ですね。
作者からの返信
共和国の宗教に対する考え方はマルクス主義に近いでしょう。担任のヴィヴィエ先生は寛容ですが、厳しい教員ならかなり叱られる案件です。
この授業では神話等が脚色されてエンタメ(戯曲)になっている事と、その恋愛物語を読んで楽しもう、どんな恋愛が好きか、みんなで話しましょう……という意図があるようです。まあ、中学生ですから。
シルヴェーヌとアリソンは突っ込む場所が違っていて、普通の中学生じゃねえよって感じですね。
物語って全ては描かれない事もありますよね。
黒猫とお姫様どうなったのか、人によって意見が分かれそうですね。
黒猫になって尚、お姫様のことを思い続けた少年。ハッピーエンドだったと思いたいです。
作者からの返信
ここは意図的に宗教色が削除されている事にシルヴェーヌが気づいてしまった……ところがポイントでしょう。
例えば、「フランダースの犬」はバッドエンドなのかハッピーエンドなのかと考えた場合、多くの人は悲劇、バッドエンドだと認識すると思いますが、実はネロとパトラッシュが天国へ召されるような表現がされています。
これは、宗教的にはめちゃハッピーエンドなのだとも言われているのです。犬が天国?そりゃめでたい!みたいな。
本来はそういった宗教的なハッピーエンドが書かれていたという話です。