第一章 短歌3分クッキング

第一話 短歌3分クッキング〈ChatGPT・Google Bard篇〉

先ずは、ChatGPTに短歌を生成させてみようか。

どうやって生成したかも、併せて記述する。

──────────

筆者

「こんにちは。あなたは、短歌を生成することはできますでしょうか?」

GPT 3.5

「はい、短歌を生成することができます!短歌は日本の伝統的な詩形で、5-7-5-の音数で構成される短い詩です。何か特定のテーマや要望があれば、それを教えていただけると、より具体的な短歌を生成することができます。それでは、どんなテーマで短歌を作成したいですか?」


もうこの時点で、川柳と短歌を間違っている。まあ、一度生成してみよう。


筆者

「それでは試しに、夏の海がテーマの短歌を生成してみてください。」

GPT 3.5

「夏波舞う 砂浜に足跡 躍る心 (以降省略)」


う~ん、字余りが過ぎる。まあここは本題ではないので、早く短歌を生成してしまおう。


筆者

「すみませんが、これは俳句です。短歌は、「5・7・5・7・7」の31文字で形作られる和歌です。」

GPT 3.5

「申し訳ありません、短歌と俳句を混同してしまいました。では、短歌の形式で夏の海をテーマにした作品をお届けします」

「夏の海 煌めく波に 思い馳せ (以降省略)」


ん?川柳からどこが変わったんだ、一体。仕方ない、もう一度生成するか。


(以下無限ループ)


──────────

結果、ChatGPTに短歌は生成できないことが判明した。

パブリックドメインの短歌や百人一首を例に出しても、俳句しか生成してこない。これには、夏休みの短歌の課題で忙しい学生諸君もがっかりだろう...

だが、ここで終わる訳にもいかん。次はBingAIで試してみよう。

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