第二話 短歌3分クッキング〈BingAI篇〉

最後に、BingAIに短歌を生成させてみよう。

──────────

筆者

「こんにちは。あなたは、短歌を生成することはできますでしょうか?」

BingAI

「こんにちは、これはBingです。はい、短歌を生成することができます。どんなテーマやイメージで短歌を作りたいですか?😊」


筆者

「それでは試しに、夏の海がテーマの短歌を生成してみてください。」

BingAI

「夏の海 波に揺れる船 君と二人 遠くに見える島 夢のような旅」


一般的な短歌の定型である「5・7・5・7・7」からは外れているが、俳句でないだけ改善のしようはあるだろう。


筆者

「すみませんが、短歌は「5・7・5・7・7」の31文字で形作られる和歌です。」

BingAI

「申し訳ありません、短歌と俳句を混同してしまいました。では、短歌の形式で夏の海をテーマにした作品をお届けします」

「夏の海 波間に浮かぶ船 君とふたり 遠くに見える島 夢のような旅よ」


んーChatGPTと一緒だなぁ。これでは「オチが同じじゃないか!」と読者の方からクレームが来てしまう。息抜きに、エセ中国語で会話してみるか。どうせ無理だろうし。


筆者

「『短歌』生成求。

『五音節、七音節、五音節、七音節、七音節』的短歌。

字余無、二十世紀、戦争、日本的雰囲気。了解?」

BingAI

「了解です。字余無の、二十世紀、戦争、日本の雰囲気の短歌を生成してみます。

どうぞ:

昭和の日 戦火に揺れる 国の運 神風に祈り 死を覚悟す

この短歌はいかがでしょうか?」


おお、カッコイイ!


...あれ?


なんでエセ中国語だと成功するんだ...

──────────

結果、BingAIにエセ中国語でお願いすると、なぜか短歌を生成できた。

いや、ほんまになんで?


次は、物語をAIに書かせてみるとしよう。

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