#24 涙
ホワイトがラミーを連れ帰った翌日。
その後の展開はなんの意外性もなく、キミヒコの想定したとおりになった。
ラミーは軍事裁判にかけられ、あっさりと処刑が決まり、そのまますんなり執行されて、それで終わり。
キミヒコはその間、特にラミーとやり取りをすることもなく、事後報告を受けただけだ。そしてその結末を聞いても「ああそうなんだ」くらいにしか感じなかった。
「はぁ……やれやれ。あの馬鹿には参ったな。まさか、あんなに馬鹿とは思わなかった」
「……そうだね」
かつて、ラミーのために軍からあてがわれた家屋。使う人間がいなくなったその建物に、三つの人影があった。
キミヒコとミルヒが部屋中央のダイニングテーブルにつき、そこから離れた場所でホワイトがぼんやりと佇んでいる。
テーブルの上とその周辺の床には、空になった酒瓶が散乱していた。
「……飲みすぎじゃね?」
「そうだね」
「そんなんで明日大丈夫か? 仕事だろ? てか禁酒令はどうした?」
「そうだね」
キミヒコがあれこれ話を振るが、ミルヒは心あらずといった感じで碌な返事をしない。
その様子にキミヒコはため息をついてから、懐から葉巻を取り出し、咥える。それを察知するなり、すぐさま人形が傍へ寄ってきてマッチを使って火をつけた。
煙がキミヒコの肺腑を満たしてから吐き出され、テーブルの上で舞った。
ぼんやりと葉巻をふかしながら思うのは、ラミーと交わした最後の会話だった。
あの後、ビルケナウ市へ向かう道すがら、キミヒコはラミーから忠告とも警告とも取れる内容の話を聞いていた。
――キミヒコ。気を付けてくれ。もう察してると思うけど、今、帝国軍は危うい状況なんだ。
――いや……俺が話すよりも、多分、将軍の方が適切な説明をしてくれる。そう遠くないうち、時期がくればね。……中途半端な話を聞いて判断すると、命取りになりかねない。
――君は王国ではちょっとした有名人だ。悪い意味で。だから、もう、帝国軍とは一蓮托生と思った方がいい。反逆した俺が言うのもなんだけどさ……。
ラミーの言葉を脳内で反芻する。
もし万が一、帝国軍が危機に陥った場合。キミヒコは帝国軍を見捨てて逃げることに躊躇はしない。ラミーはそれを理解していたはずである。
そのうえで彼は、キミヒコと帝国軍はすでに一蓮托生と言った。
一蓮托生ってなんだ……? 帝国軍がピンチになっても、見捨てると俺にはまずい状況ってことか? 俺とホワイトはきっと、王国の連中に恨まれてるんだろうが……。
ホワイトは目立つ存在であるし、すでに王国騎士二名を殺害、一名を再起不能にしている。人形遣いとその自動人形は、凶悪な敵として、王国内でそれなりに名がとおっていた。
「……ねえ」
「うん?」
煙をふかし思案にくれているキミヒコに、ミルヒが語りかけてきた。
常であれば鬱陶しいほど絡んでくる彼女だったが、今晩はいやにおとなしい。キミヒコに話題を振るのも、今日はこれが初めてだ。
「ラミーさんも、メリーちゃんも、いなくなっちゃったね……」
「そうだな。まあ、あの小娘は生きてはいるだろうけど」
「どうして……ラミーさんを助けなかったの?」
そう言って、ミルヒはキミヒコを見つめる。
口ではそう言っているが、彼女も無茶なことだと理解はしているのだろう。その視線に、非難の色は感じられない。
「俺にそんなこと言うなよ。あいつが馬鹿だっただけだ」
「そうだね。でも、キミヒコさんなら、どうとでもできたでしょ。無理やりにでもさ」
「そこまでの義理はない。死にたがりを助けるなんて、不毛すぎる」
そう言いながらも、キミヒコとしても自分の行動に腑が落ちない気分だった。
ミルヒの言うように、ラミーの意思を無視して、無理やり助けてやらなかったことではない。ラミーの頼みのとおりに、オルレアとメリエスを見逃してしまったことだ。
あーあ。なんで見逃しちまったのかな、俺。せっかくのチャンスだったのに、もったいないことしちまった……。
あの時、オルレアを見逃すべきではなかったと、キミヒコは今になって後悔している。
ラミーもメリエスも、将軍からの依頼すら無視して、オルレアを始末するべきだった。それが、最もスマートなやり方だった。
つくづく、人の心とは御し難いものだ。自分の心でさえそうなのだから、他人の心など言わずもがなである。
煙を吸いながらそんな思考にふけっているキミヒコに、ミルヒがさらに言い募ってくる。
「キミヒコさんってさ、誰かを助けようとか、守ってやろうとか、そういうふうに思ったこと、ないの?」
「俺が、他人のために、そんなことをする奴に見えるのか?」
キミヒコのその言葉を、ミルヒは肯定も否定もしない。ただ黙って、キミヒコを見つめ続ける。
彼女のそんな様子に、キミヒコはため息をつくようにして葉巻の煙を吐き出した。
「……昔、損得抜きで助けてやろうと思った奴がいた」
根負けしたように、キミヒコが語り出す。
「そいつは地獄に落ちて当然みたいな女だったが、死んでほしくないと俺は思った」
「その人、どうなったの?」
「死んだよ、結局な」
それきり話は終わりとばかりに、キミヒコは口を閉ざす。
ミルヒもそれ以上は聞こうとはしなかった。
「なんかさ、息苦しいね」
「そうだな。勝ってるはずなのに、なんでだろうな。なんか、楽しいことでもあればな……」
「楽しいこと……ね。パーカーみたいなムカつく奴の死に様を想像するとか、結構楽しいよ」
ミルヒが陰湿なことを言う。
ラミーの死の原因の一つであり、帝国軍の裏切り者。パーカーに対する殺意を、ミルヒは持て余しているようだ。
「……想像だけでいいのか?」
そんなミルヒに、キミヒコはそんな問いかけをする。
ミルヒがそれに反応できないでいるうちに、キミヒコは続けて口を開いた。
「ああいう裏切り者には、それに相応しい末路ってものがある」
いつになく、ドスの利いた声を発するキミヒコにミルヒは目を瞬かせる。
気に入らないんだよ。味方のふりして、同僚を平然と嵌めるような野郎は……。
キミヒコの右目が殺意で歪む。
心のうちにあるのは、かつて、この世界に来る前の自身の末路だ。
あの時もそうだった。もはや誰だったか確かめようもないが、キミヒコを嵌め、犯人に仕立てた人間がいた。結局、それが誰だったのか、最後までわからなかった。
だが今回、同僚を嵌めて、牢屋に入れて、最後まで体よく使って死なせた人間。それがどこの誰で、今どこにいるのか、キミヒコは知っている。
「へぇ……そう言うってことは、キミヒコさん、期待していいのかな?」
「……今は殺意を楽しむだけにしておけよ。今は、な」
「りょーかい。ふふ……く、ひひひ……」
先程までの陰気な顔から一転、抑えられないとばかりにミルヒは狂笑した。
◇
「クーデターだと……!?」
メリエスを連れて、王国の勢力圏まで逃れたオルレアを待っていたのは、衝撃の情報だった。
「確かなのか?」
「情報が錯綜していて詳細はまだ不明です。ですが、王都で政変が起きたのは確かです」
「アルブレヒト陛下は?」
「安否は不明です。退位されたとも、崩御されたとも聞きますが……」
従騎士レナードが、事件についての報告を淡々と上げてくる。
「……下手人は、レオーネ殿下か」
オルレアのその呟きは、彼女の従騎士へ向けられたものではない。
ビルケナウ市滞在中の頃より、王都からオルレアの下へと派遣されていた近衛武官を睨みつける。彼は以前、レオーネ王子が権力掌握のために動いていることを伝えてくれていた。
「私どもではなんとも……。しかし、状況を見るに、レオーネ殿下が動いた可能性は大きいかと」
騎士の視線を受けて、近衛武官がとつとつと話し出した。
今回の件は近衛兵たちにとっても、寝耳に水だったらしく、困惑している様子が見てとれた。
「正規軍と近衛軍団が、殿下に与したと言っていたな。これは軍主導によるクーデターなのか?」
「申し訳ありませんが、存じません。上層部でどのような計画があったかは、我々には知り得ないことです」
近衛武官の言葉にオルレアはしばし黙考したのち、「そうか」とだけ呟いて追及をやめた。
「姫様を、王都へお連れできると思うか?」
「それは……状況が落ち着くまで、避けたほうがよいかと愚考いたします。レオーネ殿下はその性格上、親類縁者の排斥に躊躇しないでしょう。王都の現状は不明ですが、強硬策を取っていた場合、姫様にも累が及ぶやもしれません」
「腹違いとはいえ、妹だぞ……?」
「オルレア卿との関係を考えれば、姫様を放置するとは考えにくいかと……」
近衛武官の意見に、オルレアは眩暈がする思いだった。
オルレアはレオーネとは近しくない。その人となりは、近衛兵たちの方が熟知しているはずである。その彼らが危険と言うのであれば、オルレアはそれを否定できない。
メリエス自身に野心などありはしない。だが、彼女の立場を利用しようとする人間は、王都では事欠かない。まして、メリエスを押さえることができれば、筆頭騎士であるオルレアがついてくるのだ。
オルレアの力を得たいのはレオーネも同様であろうから、彼もメリエスを手中に収めようとするだろう。彼はクーデターを強行するような人物である。強引な手を打ってくる可能性は大いにある。
「アンビエント卿を呼んでくれ。今後の方針を定める必要がある」
オルレアの言葉に、従騎士レナードが頷き部屋を退室する。
現在アンビエントは、メリエスとともに別室で待機している。
この王国軍の拠点にオルレア一行が到着した際、メリエスは憔悴しきっていた。身体的に疲労していたのもあるが、精神的な負担が大きい。
どうにか一息ついて、メリエスのメンタルケアを行なおうとした矢先に、この急報である。聞かないわけにもいかず、メリエスをアンビエントに預けていた。
しかし、この事態はオルレア一人で諸々の判断を下すには重すぎる。
今この場でオルレアが最も信頼する人物、アンビエントの意見が必要だ。
そんな次第で彼女を呼び、会議室で今後の方針について武官たちと話をしていると、扉が開かれた。
入ってきたのは、アンビエントではない。
「オルレア、どういうことなの……? こんな大変な時に、政変が起きたって……。お父様は……?」
入室してきたのはメリエスだ。
彼女を逃がしてくれた青年のことで、散々に泣き腫らしたのだろう。その目は真っ赤に充血していた。
「そ、その……途中で、アンビエント卿が体調を崩されまして……。内密の話のはずが、姫様の耳にも……」
オルレアの怒気を孕んだ視線に晒されて、従騎士レナードがしどろもどろに弁解する。
陥った狂気から復調したアンビエントではあったが、完全ではない。精神安定のための魔術が時折切れて、発狂状態に陥ることがままあった。
タイミングが悪かったのだろう。発狂状態となったアンビエントから、クーデターの話がメリエスに伝わってしまったらしい。
「オルレア、答えてよ。王都はどうなってるの……?」
メリエスの声が動揺に震えている。
オルレアはそれに答えられなかった。かける言葉が見つからないということもあったが、それ以上の問題もあった。警戒すべき相手が、近づいてきている。
メリエスをその胸に抱きとめ、剣の柄に手を伸ばす。
「もう、イヤ……どうしてこうなるの……? ずっとビルケナウ市にいればよかった。ラミーさんたちと……。こんな国、滅ぶべくして滅びるのよ……」
「いやはや、ひどい仰りようですな、姫様」
開かれた扉の方から、軽薄な声がした。
「ストラング卿。来ていたのか」
警戒感を滲ませた声色でオルレアが言った。
そこに立っていたのは、王国騎士の一人、ストラングである。
王都に残った騎士二人は、レオーネを支持していた。つまり、騎士ストラングは今回のクーデターに関与していると考えるのが自然である。
「そう怖い顔をしないでくれ、オルレア卿。私は姫様をどうこうしようというつもりはない。……いや本当に怖いからやめてくれ」
ストラングの声は軽薄なままだが、若干顔が引き攣っている。それだけ、オルレアから発せられるプレッシャーは強いものだった。
オルレアは無言のまま、ストラングを見据える。その手は剣の柄に触れたままだ。
「……今、王都で、帝国軍を撃滅するための作戦が進行中だ」
ストラングの言葉に、オルレアは怪訝な顔だ。
帝国軍を撃滅するなど、妄言も甚だしい。仮に全軍を結集したとしても、王国軍にそれができるような力はない。
そう思っているのはオルレアだけではなく、部屋にいる従騎士や近衛武官たちも同様らしい。全員が困惑の表情を浮かべている。
「諸君の考えていることはわかるよ。帝国軍は強大だ。まともに戦って勝てるわけがない。……だが、かつての奇跡。あの流星の奇跡を起こせるとしたら?」
かつての奇跡。この国が侵略により滅亡の機に瀕した際、隕石の落下により敵の軍勢を壊滅したという伝説。
そんな荒唐無稽な昔話を再現すると、ストラングは言っている。
「……妄想にとりつかれたか?」
「これは妄言ではないよ。ドライス家の秘宝、戦略級アーティファクト『星の涙』を起動できれば、奇跡は起こせる」
「戦略級アーティファクトだと? そんなものが……」
「実在する。私も知らなかったが……代々の国王と近衛長官だけが、その存在を認知していた」
最初は懐疑的なオルレアだったが、ストラングの話ぶりを聞いているうちに考えを改め始めた。彼は現在の絶望的戦況により、自棄になっているわけでも狂っているわけでもなさそうだった。
だが、そんな起死回生の手段が現実として存在するならば、許せないこともある。
「そんなものがあって、なぜいまさらなんだ!? クライン卿もマイブリス卿も、多くの将兵が戦死したんだぞ!? ビルケナウ市では市民が……!」
オルレアが怒りの声を上げる。
そんな奇跡の一手があるのなら、今までの犠牲はなんだったのか。
「陛下……いや、先代国王アルブレヒト様が、それを是としなかった。レオーネ様はそれで、今回のことをご決断された」
「……そのアーティファクト、どうやって起動させる? この戦況で陛下が躊躇なさるとは、まともな方法ではあるまい」
大抵、アーティファクトの起動には条件が設定されている。強力なものほど条件は厳しいことが多い。国家間の戦争の行く末を決めるような、戦略級のアーティファクトともなればなおさらである。
国王アルブレヒトがこの一手をためらったのは、それが理由だろう。
「それは、ここでは言えない……。ともかく、オルレア卿には王都へすぐ戻ってほしい。レオーネ陛下は、あなたの力を必要としている」
そう言って、ストラングはオルレアの追及をかわした。
オルレアもこれ以上は追及しようとは思わない。そのアーティファクトを起動できるかどうかで、王国の運命は決まる。起動方法はおいそれとは話せない。
「……姫様を、国外へ逃したい。それに協力してくれるのなら、私はレオーネ様の剣となろう」
しばらく黙考したのち、オルレアの口から出たのはそんな提案だった。
その言葉にメリエスが弾かれたように顔を上げる。
「国外……わかった。亡命先に当てがある。そこに匿ってもらおう」
「どこだ?」
「この場では言えないが……例の内通情報の提供先。列強として、確かな力のある国だ」
「言え」
オルレアの気迫に屈して、渋々といった具合にストラングが耳打ちをしてくれた。
そこで伝えられた国家は、オルレアの想定外のものだった。だが、言われた後に特に疑念を覚えることもなく納得する。
「……内通者を忍ばせていたのは、かの国だったか。そうか……そう、か……」
確かにあの国ならば、そういうことはやるだろう。帝国とも仲違いをやっている。
あの国がメリエスを受け入れてくれるのなら、その身の安全は保障される。それだけの力がある。
「わかった。では姫様にはすぐに出立してもらおう。アンビエント卿も付ける」
「いや、アンビエント卿はまだ騎士位を持って……わかった、わかったよ。まあ、大勢に影響はあるまい」
オルレアに睨まれ、ストラングは手を上げた。
「かの国の人員もここから引き上げるらしい。それについていけばいい。実は先方からは王家の人間の亡命打診があったんだ。姫様を連れていってくれるはずだ」
言いながらストラングは、地図を広げた。
先方の人員との合流ポイントや、連絡手段、その他諸々について、近衛武官たちも混じえて打ち合わせを行なう。
貴人の護送任務となれば近衛武官たちも手慣れたもので、彼らは亡命先を聞いてもいないのに計画はすぐにまとまった。
「ここまで話を進めておいてなんだが、卿の権限で決めて大丈夫だったか?」
「問題ない。オルレア卿を現政権へ引き込むための全権大使として、私はここに来た。それに……」
「それに?」
「王都では血が流れすぎた。レオーネ様は、果断な君主として振る舞ってこそいるが……」
その言葉に、オルレアの顔が歪む。
王都では凄惨なる骨肉の争いが繰り広げられていたようだ。それは、レオーネにとっても負担になったのだろう。
このうえ、妹にまで手にかけさせたくはない。ストラングはそう思っているらしい。
「オ、オルレア……」
これまでおとなしく、黙って話を聞いていたメリエスが声を震わせた。
「姫様、聞いていたとおりです。すぐに御出立を。これでしばらく、お別れです」
「あなたは、どうするの……?」
「王都に戻り、決戦の準備をします。案ずることはありません。姫様の帰る場所は、私が命に代えても――」
「こ、こんな国のことなんて、もうどうでもいい!!」
メリエスが絶叫する。
「オルレア、一緒に逃げよう? 何をするつもりかわからないけど、勝てっこないよ……。相手は帝国軍なんだよ……?」
メリエスの嘆願に、オルレアは困った顔をする。
王家の人間にあるまじき発言に、周囲の人間は眉を顰めている。
「一緒に逃げて。お願い。私を独りにしないで……」
「ごめんなさい、メリー。私にはやるべきことがある。何も言わず、行かせてほしい」
そう言って、オルレアはメリエスに背を向けて歩き出した。
「い、嫌だ! ラミーさんも私を置いていってしまって、どうしてあなたまで……!」
メリエスの涙声を背後から聞きながら、オルレアは部屋を出た。
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