第12話 日本産のコーヒー豆

 世界中でコーヒー豆が作られているのならば、日本でも作られていないのか。

 その問いの答えは、日本でも作られているという答えになる。


 だが、大規模に作られてはいない。

 コーヒーが生産できる場所は、条件が限られているからだ。


 高温多湿でコーヒーに適した土壌。

 その条件を適した地域が、赤道を挟んで北緯二十五度、南緯二十五度。

 ぐるっと地球を巻いたこの地域に、エチオピアもイエメンもブラジルもベトナムもインドネシアも入っているのだ。


 細長い日本の地形。そのコーヒーベルトにかすっているのは、徳之島などの限られた地域。そして、そこが、日本のコーヒーの産地となっている。


 なんだ。それでも、日本産のコーヒーを飲みたいって言う人は多いでしょ? 需要があるなら、作れば良いのに。

 そう思う方も多いのでは?


 ええ。私もそう思ったので、調べてみました。

 気になったならば、それは、知識を広げるチャンスに他ならない。調べなければ、もったいない。


 ということで、調べた結果。


 日本産のコーヒーを作ろうと、努力して下さっている人たちがいるようだ。

 ただ、日本でコーヒーベルトに当たる地域は、台風が多い。

 それに、元々コーヒーを生産してきた経験がないので、コーヒーを生産するために必要な知識がない。

 そう言った山積みの問題が、まだまだあることから、大規模に生産するというレベルにはまだ達していないようだ。


 陰ながら応援し見守りたい。


 

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