第8話 私のあるべき姿

結局あの後二人とも熟睡してしまって、気がついたときにはもう夜の21時だった。

せっかくいい部屋に泊まっているというのに、なんだかもったいないことをした気がする。

でもルームサービスで頼んだディナーはとても美味しかったし、その後少し外に出て、ライトアップされたホテルの庭を楽しむことも出来た。

とはいえ強化合宿の疲労が数時間寝た程度で回復するわけもなく、入念にストレッチとマッサージをして、二時には再度寝てしまったけれど。


次の日起きたのは11時で、昨日から随分寝たような気がする。ベッドと枕がとても良くて、弓月はこれ欲しいな、と思う。

筋肉痛も、無いわけでは無いがマッサージのおかげか少しマシだ。疲労は抜け切ってはいないが、まあ厳しい練習のあとは仕方ないだろう。許容範囲だ。


ブランチのサンドイッチを楽しんだあと、シャワーをあびてまったりストレッチしていると、部屋に荷物が届いたようだった。

「弓月、こっちに来て」

オリバーに呼ばれて隣の部屋に顔を出すと、そこにはいくつかの大きな箱と、きっちりしたスーツを着た女性。

「今日の衣装。そっちが弓月のだからあけてみて」

言われるがままに、紺色の紙箱をあける。

中には、美しい夜色のスーツが一式、綺麗に畳まれて収まっていた。

「……これ、俺が着るの?」

「そうだよ。弓月のイメージで作らせたんだ」

「はあ?!まさかオーダーしたの?!」

「こっちで用意するって言ったじゃないか」

「そ、そうだけど……!」

ほら、と広げられたスーツは、向きによっては綺麗なラメが輝く。しかし派手にはならず、非常に品のいい仕上がりになっていた。

「この生地の光沢、君のイメージにぴったりだったんだ!絶対弓月の美しさを引き立ててくれると思って……」

「だからって……」

「俺の自己満足だよ、弓月はそれに付き合ってくれてるだけ」

「……」

それにしても、オーダーメイドするには身体を計らなければいけないはずだけど、そんなのどこで知ったんだろうか。

まあ、舞台の衣装を作ることも多くあるから、知ろうと思えば知れるのだろうけれど。

と、いうか。オリバーが用意してくれた衣装がドレスではなくスーツだったことが、弓月としてはなんだか嬉しくもあって。

「まあ、着てみてよ。多少調整が必要かもしれないし」

言われるがままに着たスーツは驚くほど身体にフィットしていて、本当に自分のためにあつらわれた物なのだなと実感する。

「弓月はやっぱり手足が長いね。とても見栄えがする。直しも要らなそうだ」

側に控えていた女性はどうやらスタイリストだったらしい。弓月がスーツを着た状態で細かくチェックを行い、そのスーツに合わせたネクタイを何種類か出してきた。

「弓月様には、アスコットタイを合わせていただいた方が華やかさが引き立ってでよろしいですね。お顔立ちも整っていらっしゃいますから、どんなジュエリーをつけても迫力負けしないかと」

どんどん華やかに飾られていく自分に、弓月は戸惑う。

今日は、オリバーの友人としておじゃまするつもりだった。なのに、これは。

「……あのね、弓月。俺はちょっと考えたんだよ」

「何を……?」

「推し活は全力でするべきだってね!」

「…は?」

推し活。推し活とはあれか。よく女の子達が自分の推しアイドルのためにライブ毎日参戦したり、グッズ買い漁ったりうちわ振ったりする。

というかその言葉どこで知ったの。

ええ~!?という気持ちでオリバーを見ると、オリバーは至極真面目な顔で弓月に向き合う。

「……弓月、今日はね、君を舞台役者の香井弓月としてみんなに紹介するつもりなんだ」

「!」

「勝手なことかもしれない。でも俺は、弓月がすること、したいことを全力で応援したい。君は将来、役者としてやっていきたいんだろう?だったら、コネクションは早いうちから多く作っておいた方がいい」

「それは、そうだけど……」

オリバーの言葉は、まったくもって正論そのものだった。

弓月はいずれ、役者として舞台だけに拘らず様々なメディアに挑戦したいと考えている。今はまだ学業もあるため本格的には動けないけれど、大学進学とともに、活動の幅を広げようと思っていた。

「なら、得られるチャンスは最大限に活かすべきだ。俺は弓月にきっかけを与えることは出来るけど、それを掴んで引き寄せられるかは弓月次第。……今回もそう。招待客の中には各界の著名人もいる。顔を売っておくのは悪いことじゃない」

それにね、と、オリバーは続けた。

「芸術家にはパトロンの1人や2人いて当然なのさ」

「……オリバーが俺のパトロン第1号ってこと?」

「永遠に俺一人でもいいけど?」

「……もう」

頬に添えられた優しい手の温度に、心が暖かくなる。

そうだ。自分は、自分の将来の事も考えていかなければならない。

来年にはもう受験だってある。部活だってきっと、主将を任せられるだろうし、そう考えるとのんびりしていられる時間はあまりない。

それに。

多分オリバーは、誰よりも弓月のことを信じてくれている。ひょっとしたら、弓月の身内よりも。

「……わかった。じゃあ今日の俺は、オリバーの推しの役者として隣に立たせてもらうから」

「そうこなくっちゃ!」


弓月の容姿を最大限引き出すドレッシーなスーツに、性別をぼかし、男性にも女性にも見せるメイク。そこに舞台役者ならではの華やかさを引き立てるアクセサリーを添えて。

そのためにわざわざ、プロのメイクアップアーティストを呼んだ。

美しいものを美しく見せる。そのための投資は惜しまないのだと彼は言っていた。


「準備できたよ」

メイクも終わり、オリバーに声をかける。隣の部屋をのぞきこんで、弓月は思わず息を飲んでいた。

「……流石、様になってる」

「そう?弓月の隣に立つんだから、俺もちゃんとしないとね」

ブリティッシュスタイルのかっちりしたシルエットに高級感を添える、重厚感のあるグレンチェックの生地。

立体的な構造の仕立てがオリバーのスタイルの良さを際立たせて、誰が見ても見惚れてしまうだろう。

軽くウェーブのかかった金髪も綺麗にセットされ、そこには見事な英国紳士がいた。

(やばい、かっこいい……)

心臓が、早鐘を打つ。業界的に顔のいい人間を見慣れていた弓月だったが、オリバーの容姿の良さは折り紙つきだ。それに、弓月は彼の中身もよく知っている。

頭が良くて、優しくて、実力もある上にかっこいい。こんなに完成された男が他にいるだろうか。


「さ、行こうか」

「ん」

女性ではないから、エスコートはしない。けれど、タイプの違う美青年二人の姿は、どこから見ても際立って華やかだった。


「やあオリバー、来てくれて嬉しいよ!」

「クリス、久しぶり。元気そうでなによりだ。新館の開館おめでとう」

ホールに入って一番に、今回の主催の息子、オリバーの友人であるクリストフ・アーサー・パターソンが話しかけてきた。友人とはいっても、遠い親戚らしいけれど。

オリバーと違って青い瞳に、流れるような金髪。こちらもオリバー同様、なかなかの美丈夫だ。

「こちらの美人さんは?君の恋人かな?」

英語での会話だったが、聞き取りくらいは出来る。

オリバーはおかしそうに笑うと、

「美しいだろ?でも男性だよ。素晴らしい舞台役者で、彼の舞台に惚れ込んでね。クリスにも今度見せるよ」

と答えた。

「本当に?!これは失礼した。僕はクリストフ。オリバーの親友さ。クリスって呼んで」

ぱちん、とウインクをする彼もまた、きっとものすごくモテるのだろう。実際彼の後ろには、綺麗な日本人女性が二人、楽しそうに笑っている。

こちらを興味津々といったふうに見てくる女性達。弓月はゆるりと口の端を持ち上げると、クリスとその女性達ににっこりと笑いかけた。

「おいクリス、弓月に惚れるのだけはやめてくれよ?」

「だ、大丈夫だって!いや……でも本当に美しくて……本当に男性かい?」

まだ疑っているクリスにおかしくなって、弓月は口を開く。

「間違いなく男性ですよ。舞台役者をしています、香井弓月です。今日はお招きいただきありがとうございます」

つとめて、声音はやわらかく。日本人特有の黒い瞳で、クリスをまっすぐ見つめた。

あきらかに、クリスが動揺した。頬がさっと赤らみ、心拍数の上昇が傍から見ていてもわかる。

「ところでクリス、今日は他にどなたが来ているのかな」

「え、あ、ああ……」

これは完全に落ちたなと思ったオリバーは、これ以上どうにもならないように間に割って入った。


徐々に増えていく招待客。オリバーは弓月を連れて、あちこちに挨拶をしてまわった。

みな一様に弓月の美しさに見惚れ、笑顔に心奪われ、かと思えば少女のように純粋な雰囲気に和み、その隙間に覗き見える男性性にどきりとする。

まるで目の前でショーを見ているかのよう。


弓月は上手い。話す相手の空気を読んで、それに合わせた人物を見事に演じてみせる。

千変万化とはまさにこのこと。人を惹きつける魔性。沼底に引き込むセイレーン。そんな人を側で見ていられること、信頼を寄せてもらえることに、オリバーは強い歓喜を覚えていた。

そうして充実した時間を過ごしていた時だった。

「弓月。お前なんでここにいるんだよ」

「……慧介……なんでここに」

少し疲れたからと、ドリンクを飲みながら壁際で一息ついていたところに声をかけられ、弓月は固まる。

目の前にいる慧介は、片手に料理の乗った皿を持って、不愉快そうに眉をしかめていた。

「お前、合宿で来れないって言ってたくせに」

「……慧介の言ってたパーティってここだったの。……ていうかほんとに合宿だったけど?総合体育館で。オリバーに誘われたからその足でこのパーティに参加しただけ」

明らかに面白くなさそうな慧介は、弓月を頭の先からつま先まで舐めるように見回した。

「なんだよ、今日は女装じゃないのか」

その言葉に、弓月はやや景色ばむ。

「……あんたが毎回女物のドレス用意してくるから、女性役してたってだけでしょ。別に好きでドレス着てパーティに同行してた訳じゃなかったし」

あまり、目立ったことはしたくない。弓月はなるべく小さな声で反論し、その場を離れようとした。しかし。

「今更男としてどうにかしようって?無理だろ。お前、俺の誘いよりあの新入りの誘いに乗ったってことは、あの事ばらして良いってことだな?」

「!」

慧介の言葉に、今度は弓月が眉間に皺を寄せる番だった。


あのこと。

弓月が、本来男であるということを、弓月の母にばらすと。

そして、弓月が女性として過ごしていることを、周りに言いふらすぞと。

弓月は何も言えず、俯いた。

本当はもう、全部ばらして楽になりたい。でもそれでは、母が傷つく。あの人はみんなに蝶よ花よと守られてきた人なのだ。病弱ゆえに世間から隔離されて、ちょっと思い込みが激しくて。父だって、弓月と母なら、母を取るような気がしている。


でもみんな、悪気はない。悪気がないから、タチが悪い。

そしてそんな周りに挟まれて身動きの取れない弓月を、こいつは都合よく利用しようとしてくる。

腹が立ってしょうがなかった。

事は荒立てたくないが、でも何も言わないのは違う。

弓月が口を開こうとした時だった。

「やあ、君も来ていたのか。ええと……近衛原君!」

「やあ、どーも新入り君。うちの親父が主催と知り合いでね」

「そうなのか!まさか同じパーティで会うとは思わなかったよ!」

重苦しい空気が、一気に抜けた。

弓月はオリバーが戻ってきてくれたことに酷く安堵した。オリバーの明るさは、いつも弓月を引き上げてくれる。

「ところで、何の話をしていたのかな?弓月にドレスを着せろって?」

「……!」

聞かれていた。弓月は急激に恥ずかしくなって顔を伏せる。

けれどオリバーはそんな事は一切、意に介していないようだった。

「ドレス着ても違和感ないなんて、弓月、君、役者を極めすぎじゃないかい?」

今にも蕩けそうな甘い笑み。碧の瞳が光を反射してとても綺麗だ。

「まあそうだろうな、なにせ弓月は俺が惚れ込んだ一流の役者だ。人を魅せることにかけて右に出るものはいないよ!」

嬉しそうに弓月の腰を抱き、自分より少し低い位置にある頭に頬を擦り寄せる。

「これからの弓月がどんな風に活躍していくのか楽しみで仕方ないよ!ああでも、弓月の良さを独り占め出来なくなるのはちょっと悔しいかな……」

自分に寄せられる、絶対的な信用。弓月はすっかり毒毛を抜かれてオリバーを見上げた。

「ところで近衛原君。せっかく声をかけてもらったところ悪いんだけどね」

瞬間、空気が切り替わったのが、その場にいた全員に伝わる。体感温度が氷点下まで一気に下がったような、そんな感覚だ。

「今日俺がパートナーとして同行を頼んだのは、役者の香井弓月なんだ。彼は俺が今一番推している役者で、これからもっと広い世界で活躍していく人なのさ。聞こえた限りだと君、俺のお気に入りを侮辱してくれてたみたいだね。それは俺の事も侮辱したということになるけど、その認識でいいのかな?」

その言葉に、弓月は自分のあるべき姿を思い出す。

そうだ、今日の自分は、オリバーお気に入りの役者。一番目をかけてもらって、一番可愛がられて大事にされている役者だ。

"女"の弓月を引き連れるしかできないような小物なんか、相手をする価値もない。

弓月は自分の腰に添えられたオリバーの手にそっと触れ、オリバーに微笑みかけた。

この人なら信頼できる。

この人なら、心から愛せる。

慧介はそんな2人の様子に、不愉快そうに眉をしかめた。

「……悪いけど、今日はあんたの相手してらんないの。忙しいんだ。じゃあね」

冷たく突き放し、オリバーとともに背を向ける。

そう、いつまでも弱みを握られている場合ではない。自分も変わっていかなければ。


その後ちらちらと慧介の視線を感じたけれど、弓月は完全に無視を決め込んだのだった。





「そろそろ出ようか。あらかた挨拶もしたしね」

オリバーの言葉に、弓月ははっと我に返る。

あまりにたくさんの人と挨拶をして、会話をして、少し頭がぼんやりしていた。

「疲れたかい?」

「さすがにね。パーティ自体だいぶ久しぶりだったし……」

弓月の耳元で揺れる宝石。

オリバーは思う。ちらちらと光を反射するそれすら、弓月の輝きには劣ってしまう。

疲れた顔すらなんだか悩ましくて、自分の理性が焼ききれないかが心配だ。

専用フロアへの直通エレベーターに乗る直前、慧介がこちらに向かってくる姿が見えた。

「……あいつしつこいんだよね」

「多分弓月の事が好きなんだろうね。気になるからちょっかいかけちゃうっていう」

「……まさかそんな、子供じゃないんだから……」

でも言われてみれば、昔からそうだった。

嫌がっている弓月に毛虫を投げたり、わざと服を汚してきたり。

男同士だからそんなこと思いもしなかったけれど、なるほど、そういうこともあるのか。

「彼にとっては弓月は都合のいい相手なんだろうね。子供の頃から関わりがあるから気安いし、当然弓月があまり人に知られたくないことだって知ってるんだろう。弓月はガードが堅いように見えるけど、なんだかんだで起きた事を受け入れてしまう。……そういうのを、ことごとく勘違いしたんだ。なのに、自分が好いた相手が同性であることは受け入れられてないってとこじゃないかな。だからマウントを取りに来るんだよ。自分の方が強い雄だって主張したくて」

「……」

思い当たる節はたくさんあった。気持ち悪いなとは思っていたけれど、「大人に対しては」態度が良かったから、誰も気が付かない、見過ごしてしまう。


フロアに到着する、ポーン、という電子音が響く。

いつのまにかずっと腰に回されていたオリバーの手が、背中を軽く押して歩みを促してくれた。

「……そうだ。クリスのお父さんがね、弓月にとても興味を持っていた。あの人はレジャーや芸術関係にも造詣が深いから。昔、クリスと一緒に色々な舞台や芸術を見せてもらった。俺が今、弓月と色々な舞台の話をできるのは、あの人のおかげと言ってもいいくらいなんだよ」

「そうなの?」

「当時はよくわからないなと思っていたこともあったけど、今になって考えると、学んでいて良かったと思う。……君と会えたからね」

カードキーを翳し、部屋のロックを解除する。

オリバーはドアをあけると、弓月を部屋に入るよう促した。

「今日は付き合ってくれてありがとう、強化合宿の後だっていうのに、来てくれて嬉しかったよ。……強くて美しい君を、皆に紹介できてよかった」

弓月の手をそっと握り、オリバーは笑う。


もう、充分じゃないか

弓月は思った。

意地を張るのは、もう充分。

こんな自分を追いかけて、オリバーはわざわざ日本まで来てくれた。弓月を想うからこそ、けして邪魔をせず、同じ目線に立って物事を見て、感じて、接して、背中を押してくれる。

もう、充分すぎるくらい、色々なものを貰ったじゃないか。今度は自分が、何かを返す番じゃないのか。


負けたくないと思っていた。でも、この人になら負けでいい。こんなにも愛を捧げられて、折れない人間がいるもんか。


「……オリバーは、俺のことが好き?」

突然の問いかけに、オリバーはぽかんとした。

整った顔立ちはそんな表情すら見栄えがするんだからずるいな、と弓月は少しおかしくなった。

「ね、好き?」

「ああ、好きだよ。……何回だって言う、俺は弓月を愛している」

優しく手を取られ、真っ直ぐに見つめて囁いてくれる愛はたまらなく甘く、あたたかい。


うん、この人がいい。

愛されるなら、愛するなら、この人しかいない。

弓月はオリバーの手をそっと握り返した。


「俺も好き」


誰かに、自分の気持ちを伝えるのは初めてだった。

愛されていると分かっているのに、心臓がうるさい。頬が熱くてたまらなくて、胸も詰まって視界が揺れた。

オリバーの双眸が、ゆっくりと見開かれる。

透明感のある翡翠の瞳がきらきらと輝いて、本物の宝石みたいだなと思った。

「……弓月、それは、本当に……?」

「……ほんと」

「俺の事を、好きになってくれたの?」

「ん」


次の瞬間、弓月はオリバーの腕の中にいた。

痛いくらいに抱きしめられて、今までオリバーがどれだけ弓月を思って耐えてきたのかを思い知る。

「……キス、してもいいかな」

「……初めてだから、加減してね」

「……がんばるよ」


優しくすり寄せられる額。見つめ合う瞳。

ファーストキスは、はちみつよりもずっとずっと甘かった。


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リリスな誘惑 ひお @hio_osakana

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