貴方と共に

誰かが喜び笑ってる

誰かが怒り叫んでる。

誰かが傷付き泣いている

誰かが楽しみはしゃいでる

それを横目に貴方は止まらず進んでる

貴方は何があっても変われない。

きっとどれだけ私が嘆こうと

どれだけ苦しみ喚こうと

どれだけ歩みを止めようと、

貴方は。

貴方だけは止まれない。

象る造形の奏でる音色と共に

絶対に止まる事はないでしょう。

それなら私も進みます。

どんなに気持ちが沈んでも。

どんなに心が蝕まれても。

どんなに先が暗くても。

私の音が終わりを告げるまで。

貴方と共に歩みましょう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

短編置き場 @haruka_sinatu

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ